2weekコンタクトレンズおすすめ13選｜UVカット付き・乱視・ドライアイ向けも

コンタクトレンズはとても便利で、生活を楽しむための必需品である方も多いです。しかし、繊細な目に直接装着するだけでなく、ランニングコストもかかるため、頻繁に使う方であるほど目やお財布に優しいレンズを選ばなければなりません。

使い捨てのレンズにもたくさん種類がありますが、2weekコンタクトの優れているところはなんと言っても「コストパフォーマンス」です。目への負担軽減と安さのどちらも譲れない方には、2weekコンタクトレンズをおすすめします。

この記事では2weekコンタクトの購入を迷っている方に向けて、メリット・人気のメーカー・おすすめ商品など、必要な情報をまとめて解説します。UVカット付きのコンタクトも必見です。

使い捨てコンタクトを選ぶとき、レンズの使用期間は最初に決めやすい条件です。一見すると期間だけの違いに見えますが、実は使用頻度や生活スタイルで選べる条件もあります。まずは1dayと2weekを簡単に比較して、どちらが自分の生活スタイルに合っているか見てみましょう。

【1dayコンタクトはこんな方におすすめ】

• 週に1・2回しか使用しない
• こまめなケアは面倒くさい
• レンズの衛生面が気になる

【2weekコンタクトはこんな方におすすめ】

• 週に3・4回以上使用する
• コストをできるだけ抑えたい
• レンズのケアが苦にならない

2weekコンタクトの最大の魅力はやはりコストパフォーマンスです。商品によってはケア用品の価格を含めても1dayに勝りますし、きちんと手入れをすれば衛生面も心配いりません。日常的に長く使い続けることを考えると、2weekコンタクトの方が勝るとも言えます。

【2weekコンタクトのメリット】

• コスパがいい（週に3・4回以上使う場合、1dayの半額以下になることも）
• レンズの種類が豊富
• 購入する手間が少ない

使用後の毎回のケアや目に見えないレンズの汚れは悩みの種ですよね。確かに1dayにはないデメリットもいくつかあります。購入時に疑問に感じた時は、眼科やコンタクトレンズの販売店でしっかりと確認しましょう。購入後に後悔しないためにはデメリットにも納得するのが大切です。

【2weekコンタクトのデメリット】

• 洗浄する手間がかかる
• ケアを怠ると衛生面が心配
• 落としたり破れたりすると損失が大きい

シリコーンハイドロゲルは目に優しい新素材です。これまでソフトレンズは、目にフィットする反面、目に酸素が行き届きにくくなるのが不安要素でした。

しかし、シリコーンハイドロゲルは従来の素材と比較して数倍も高い酸素透過性（レンズにおける酸素の通しやすさ）を持ち、装用中も目に裸眼の時と同じくらいの酸素を供給するできます。また、不快感のもとになる目の乾燥も軽減できる特徴があります。

シリコーンハイドロゲルが登場するまで主に使用されていた素材です。非シリコン素材の魅力は、着け心地がいいので、初めてコンタクトを使う人にもおすすめ。堅さのあるシリコーンハイドロゲルに比べて、やわらかく快適な装用感を得られます。

改良されてきているものの、酸素透過性や乾燥のしやすさではシリコーンハイドロゲルに劣るので、ドライアイの方は長時間着用すると目の疲れや渇きが気になる場合があります。

1dayコンタクトレンズと比べると、コスパに優れてるのが2weekコンタクトレンズの魅力ですが、同じ2weekタイプでも商品により価格差があります。価格が安い商品は、ソフトレンズ59や2ウィークアキビューなどが挙げられます。

安いコンタクトレンズでも優秀な商品があるので、実際に装着してみて違和感やストレスを感じないかチェックしてみましょう。

レンズが厚いと眼球の上で安定しますし、取り扱いがしやすくなります。またレンズが厚く含水率が低いと、乾燥しづらいのでドライアイの方はレンズの厚みと含水率の相対関係に注目するといいです。

一方でレンズが薄い方が付け心地がよく、酸素透過率が高くなる利点もあります。目の健やかさを保つには酸素透過率も欠かせないので、一概にどちらがいいとは言えないのが現状です。

含水率はレンズが含む水の量を示しています。角膜側の含水率が高いほど、瞳の潤い感があり着け心地もよく感じます。しかし、レンズが薄く含水率が高いと水分が蒸発してしまい、かえって目の乾燥の原因になってしまいます。

このように目の渇きは含水率の高さとレンズの厚みの相対関係によって決まるので、「高含水」という言葉に惑わされないようにしましょう。

レンズの汚れはゴロゴロと異物感を感じさせます。不快感だけでなく角膜を傷つけてしまったり、目の衛生が保てなくなったりと、深刻な状況を引き起こしかねません。毎回の手入れを欠かさないことも大切ですが、非イオン性のレンズは汚れをつきにくくする特徴があります。

また、耐久性にも優れているメリットがありますが、酸素透過率が比較的低くなってしまうデメリットも理解しておく必要があります。

レンズの内側のカーブをベースカーブと言います。2weekコンタクトのようなソフトレンズは、素材が柔らかく眼球にフィットしやすいので、あまり神経質に気にする必要はありません。

レンズが硬いハードレンズの購入を考えている方は、ベースカーブが合わないとコンタクトのずれや不快感の原因になるのでしっかりと確認しましょう。どちらにしても自分に合ったベースカーブを知るには、眼科やコンタクト販売店で測ってもらう必要があります。

紫外線はお肌だけでなく、目にも悪影響を及ぼすおそれがあります。コンタクトレンズにも目への有害な紫外線をカットしてくれるUVカット機能が付いた商品もあります。

長時間強い紫外線に目がさらされると、かゆみや炎症の原因にもなってしまいますが、UVカット機能によって紫外線を80％~90%カットしてくれるレンズもあります。外でスポーツをする機会の多い人や目の健康にできるだけ配慮したい方は、この機能が付いているものを選ぶと安心です。

角膜・水晶体の歪みによって乱視が発生している方は、歪みを補正できる乱視用のコンタクトレンズを選ぶ必要があります。ものが2重に見える正乱視であれば、乱視軸や乱視度数を考慮するだけで視力矯正が可能です。

しかし、物体が何重にも見える不正乱視の場合は、角膜に細かい凸凹ができるため、ソフトコンタクトレンズでは対応できません。涙液レンズと呼ばれる、不正乱視専用のハードコンタクトレンズを装着しましょう。

以下の記事では、2weekの乱視用コンタクトレンズの選び方や、おすすめ製品について詳しく紹介しています。乱視で困っている方は、ぜひ確認してみてください。

1991年に日本国内初の使い捨てコンタクトを発売したジョンソン・エンド・ジョンソンは、日本・世界共にコンタクトのトップシェアを誇ります。

「アキュビュー」シリーズが代表的で目の健康にも配慮したものからデザイン性に優れたものまで豊富な種類がそろっているので、シリーズ内で自分に合ったものを選べます。

ボシュロムのもっとも有名なブランドは「メダリスト」です。ジョンソン・エンド・ジョンソンのアキュビューシリーズと同等の品質の商品を、比較的安く購入できます。また、乱視用や遠近両用のレンズの種類が豊富なのもボシュロムの強みです。

レンズケア用品のレニューも人気なので、一式ボシュロムで揃えられます。

70年の歴史を持つアルコンは、アイケア製品市場のリーディングカンパニーです。独自のテクノロジーで管理する高品質なレンズが自慢で、1カ月連続使用可能なレンズまであるほど。

値が張る商品もありますが安く売られている場合も多いので、価格重視の方は通販サイトなどを利用してお手頃価格で手に入れてください。

日本企業でありながらグローバルに活躍するメニコンの特徴は、メルスプランという月額定額制のサービスがあることです。少々価格が高いですが、破損や紛失も月額に含まれるので2weekコンタクトのデメリットを解消してくれます。

世界に通用する品質管理やカスタマーサポートにも力を入れているメーカーです。

ケア方法の1つが洗浄液と指の物理的な力によって汚れを落とすこすり洗いです。洗浄液には研磨剤を配合しているものと、配合していないものがあります。基本的な洗い方はレンズの上に十分な量の洗浄液を垂らし、指の腹の部分で優しく30回程度こする方法です。裏面も同様に洗います。

こすり洗いはつけ置き洗いだけでは落としきれない汚れをしっかりと除去し、体の外から付着する汚れも、体の中から分泌される汚れもきれいに落とす役割があります。

もう1つの洗い方が専用ケースにレンズと洗浄液を入れたまま、規定の時間放置して汚れを落とすつけおき洗いです。つけおき洗いの優れている点は、その名の通り液に浸して置いておくだけで洗浄が完了する手軽さです。

レンズが破れてしまったり、洗っている間に紛失してしまったりする心配もないので魅力を感じる方も多いです。しかし、洗浄力ではこすり洗いに劣るので、汚れの種類によっては洗浄効果が期待できないデメリットがあります。

便利でコスパのいい2weekコンタクトですが、目に直接装着するのでやはり扱いや購入時にはいくつか注意が必要です。専門家の意見をよく聞き、安全で自分に合ったコンタクトを選びましょう。

【2weekコンタクトを使う際の注意点】

• 自分に合ったコンタクトを知っておく
• 定期的に眼科を受診する
• レンズの使用期限を守る(コンタクトを使わない日も含めて2週間)
• 使用後のケアを正しく行う
• 通販サイトは実績や口コミの豊富さを基に、種類や項目をよく確認して選ぶ

2weekコンタクトレンズは、一度開封したら使わない日も洗う必要があります。商品によって再度消毒するまでの日数が変わってくるため、まずは添付文章を確認しておきましょう。

一般的に、消毒・洗浄・すすぎ・保存ができるMPS消毒液の効果は一週間程度です。使わないからと放置せず、再度使う場合は消毒し開封から2週間経過している場合は処分しましょう。

カラーコンタクトレンズ（カラコン）を装着すれば、眼の色を手軽に変えられるので、見栄えを重視する若者に人気があります。2weekのカラコンであればランニングコストが安いので、経済的な余裕がない学生の方におすすめです。

マンスリータイプの製品に比べて交換頻度が多くなるため、衛生的なだけでなくさまざまなカラーの製品を試せます。おしゃれなカラコンですが、通常のコンタクトレンズと同様に医療機器として扱われるので、購入する前に眼科の受診が必要です。

カラコンにもさまざまな製品があり、専門店であればメンズ用の製品も取り扱っています。以下の記事で、2weekのカラコンのおすすめ製品を紹介するので、興味のある方はぜひチェックしてみましょう。

2weekコンタクトはコスパもよく種類も豊富なので選ぶのも楽しいですね。その分どのようなレンズが自分の生活スタイルや目の性質に合うのか、しっかりと見極めることも大切です。安全性に気をつけながら快適なコンタクトライフを送りましょう。