【口コミも】搾乳器のおすすめ10選｜ピジョンやメデラなど【手動・電動】

母乳育児をしている方におすすめなのが搾乳器です。搾乳器で母乳をとっておけば、ママが不在の時やちょっとした病気の時に大活躍してくれます。それだけでなく、乳腺炎のリスク回避にも役立つと言われている便利なアイテムです。

搾乳器は手動タイプと電動タイプの2種類に分かれており、それぞれメリット・デメリットがあります。また、赤ちゃんグッズで人気のメデラやピジョンなど多くのメーカーから発売されているため、自分に最適な商品の選び方がわからない方も多いですよね。

この記事では、搾乳器の選び方について詳しく解説します。また、厳選したおすすめの商品もご紹介するので、あわせてチェックしてください。

搾乳頻度が週2回以上であれば、電動タイプがおすすめです。電動タイプは胸に機械をセットするだけで自動的に搾乳してくれるので時間短縮になります。中には両胸を同時に搾乳できる商品もあり便利です。メリット・デメリットは以下の通りです。

使用頻度が週1回程度であれば、手動タイプがおすすめです。手動タイプはハンドルを握って搾乳するので、吸引圧の強さや搾乳ペースを自分で調節できます。メリット・デメリットは以下の通りです。

多くの搾乳器には容器が付属していますが、メーカーによって大きさは異なります。新生児用のほ乳瓶の場合には、120～160mlくらいの容量が多いです。搾乳頻度が高い方や母乳の量が多い方は、大きめの容器をおすすめします。中には容量が100mlに満たない小さい容器が付属しているものもあるので、かならず事前にチェックしておきましょう。

乳頭はデリケートな部分なので、肌に直接あたる部分がソフトな素材になっているかチェックしておきましょう。プラスチックなどの比較的硬めの素材もあるので、肌質が弱い方は特に事前の確認が大切です。シリコン素材は肌を優しく包み込んでくれるので、搾乳時に傷もつきにくくおすすめです。

搾乳器は清潔にいつも保つことが大切なので、いかにお手入れがしやすいかは重要なポイントです。部品が取り外しできて洗いやすいかは、事前に確認しておきましょう。部品数が少なく細かい部品がないものを選んでおくのがおすすめです。

また、部品を紛失しまったり壊れてしまったときに予備の部品を販売しているメーカーであれば、より長く使用できます。

清潔に保つ上で、消毒のしやすさも大切なポイントです。消毒には「煮沸消毒」・「電子レンジ消毒」・「薬液消毒」といった3つの方法があります。どの消毒方法に対応しているかは必ずチェックしておきましょう。手間を少しでも少なくしたいのであれば、電子レンジ消毒がおすすめです。

使用後に毎回洗浄する搾乳器ですが、赤ちゃんのお世話をしながら手洗いするのは大変ですよね。食洗器に対応していれば、洗う手間が省けるので非常におすすめです。食洗器に対応していないものを食洗器に入れて洗ってしまうと、破損や事故の原因になります。

母乳が出にくい方には、母乳が出やすくなる機能があると便利です。はじめから搾乳器で強い吸引を行い刺激を与えてしまうと、うまく搾乳できないことがあります。そのため、実際の赤ちゃんの吸い方を再現している商品を選ぶのがおすすめです。母乳の出が良くなることでママのストレスも軽減します。

購入した後で「自分の求めていた搾乳器じゃない」と思わないためにも、実際に使用した人の口コミ・評価も確認しておきましょう。ただし、あくまでも1つの指標のとして参考にしてください。口コミ・評価は商品のホームページや口コミサイトで簡単に確認できます。

1967年に設立されたピジョンは、多くのベビー用品を取り扱っている日本メーカーです。消費者であるママの声を聞いた上で商品開発に取り組んでおり、中でも母乳アシストがある搾乳器の人気が高いです。サポートが充実しているのも魅力で、プレママへのセミナーも開催しています。

カネソンは母乳用品を多く取りそろえている大手メーカーです。独自の搾乳器を販売しているのが特徴で、母乳バッグに直接搾乳できる商品や注射タイプの搾乳器などがあります。中でも「さく乳ポンプ etoca」は、バッグに入れて持ち運びやすいサイズなので非常に人気が高いです。

メデラは世界100ヵ国を越える国で愛されているスイス発の老舗ブランドです。母乳育児を推奨しており、搾乳器・乳頭ケアクリームなどの商品を販売しています。中でも赤ちゃんの吸い方を再現した手動搾乳器は人気が高いです。日本でも多くの産院で使用されている、おなじみのメーカーになっています。

チュチュベビーは「育児を通してみんなが幸せになること」をコンセプトとした育児用品ブランドです。コスパの高さが最大の特徴として挙げられます。値段が高い電動搾乳器でも5000円以下で購入可能なので、なるべくコストを抑えたい方に適しています。また、同様にコスパで選ぶのであればリスネコもおすすめです。

搾乳器の使用方法は簡単ですが、ちょっとしたコツでさらに快適に搾乳が行えます。手動タイプの搾乳器の場合には、少しずつゆっくりとハンドルを動かすのがコツです。

また、なかなか出ない場合には先に手絞りで母乳を出しやすくしてから搾乳器を使うとうまくいきます。何よりも搾乳はリラックスして行うのが大切なので、無理せずストレスを感じないようにしましょう。

搾乳した母乳は冷蔵・冷凍保存も可能です。冷蔵・冷凍保存しておけば、ママの不在時や具合の悪い時に大活躍してくれます。

• 冷蔵・・・ほ乳瓶にフタをして冷蔵庫へ
• 冷凍・・・母乳冷凍パックに入れて冷凍庫へ

母乳は赤ちゃんの安全のために衛生状態が非常に重要です。冷蔵であれば24時間以内、冷凍であれば1ヵ月以内に使い切りましょう。

授乳（搾乳）は1日の間に何回も行うので、いかに快適な時間を過ごすかが大切です。少しでも楽に授乳するためのグッズが、搾乳器以外にもたくさんあります。以下を参考にしてリラックスした授乳タイムを過ごしてください。

＜便利な授乳グッズ＞

• 母乳パッド
• 授乳ケープ
• 授乳まくら
• 授乳服　　

赤ちゃん用のグッズで人気があるリッチェルでは、以前手動の搾乳器を販売しており人気がありました。しかし、現在は販売を終了しています。ネットでは一部販売していることもありますが、保証がなかったり中古品だったりするので注意が必要です。他メーカーでも優れた商品はたくさんあるので、そちらもあわせてチェックしてください。

搾乳器の選び方に触れながら、おすすめの商品を厳選してご紹介しました。搾乳器には「手動タイプ」と「電動タイプ」があり、特徴がまったく異なります。自分に最適な搾乳器を探して、いつでも赤ちゃんに母乳を与えられるサポートグッズとしてぜひ活用してください。