【2021年最新】クロスバイスおすすめ10選|長く使うためのメンテナンス方法も紹介!

材料を固定しながら前後左右に動かせるクロスバイス。ボール盤に取り付けて、簡易的なフライス盤として使用されることが多い工具です。今回はクロスバイスの選び方やおすすめ商品10選を紹介します。また、メンテナンス方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

2021/05/04 更新

木材や金属を加工する時に材料を固定するために使われるバイス。材料を固定するバイスにX軸・Y軸に移動できる摺動部が加わったものをクロスバイスと言います。クロスバイスはボール盤に取り付けてフライス盤としても使える便利な工具です。

 

クロスバイスがあれば物作りの幅が広がりますが、サイズや精度などがピンきりで、どれを選べばいいのか分かりにくいのがネック。頻繁に買い替えるものでもないため、できることなら後悔しない商品を選びたいところです。

 

そこで当記事では、クロスバイスの特徴・選び方・おすすめ商品10選を紹介します。クロスバイスがあれば、今までできなかった・やりにくかった作業もできるようになる可能性があるので、物作りがお好きな方はぜひ参考にしてください。

今すぐ見る!クロスバイスのおすすめ商品10選

クロスバイスは材料を固定するためだけのバイスに、X軸・Y軸方向に動かせる機能を追加した工具のことを指します。単体で使うこともできますが、ボール盤に取り付けて簡易的なフライス盤として使うことも可能です。

 

本来ならフライス加工にはクロススライドテーブルという製品を使いますが、趣味のDIYで使う程度では価格が高く手が出しにくいかもしれません。その点、クロスバイスは手頃な価格のものも多いので、そちらで代用する方も多くいます。

ここからは、クロスバイスの選び方について紹介します。購入したはいいものの、使えなかった・使いにくかったということが起こらないように、しっかりと吟味してから購入しましょう。

取り付け時に重要なサイズで選ぶ

まず最初に確認しなければならないのがサイズです。本体の全体的なサイズも重要ですが、材料を挟む口の広さや深さも重要なので、大きさ以外の部分にも注目しておきましょう。

取り付け器具に適切な高さ

クロスバイスをボール盤に取り付けて簡易的なフライス盤として使おうと思っている方は、クロスバイスの高さに注目しましょう。せっかく購入したのに、取り付けられなかったり、加工しにくかったりするともったいないことになってしまいます。クロスバイスは左右前後に動かすことはできますが、上下に動かすことはできないので必ず高さを確認してください。

挟めるものが変わってくる口の広さ

加工するものによって材料の厚みはそれぞれですが、クロスバイスの口の広さも商品によって異なります。大は小を兼ねると言いますが、口の広さが大きいと小さいものが挟みにくくなって使い勝手が悪いです。

 

また、基本的に口の広さが大きいと本体サイズも大きくなってしまうため、やりたい加工ができなくなることもあるかもしれません。用途に合わせた口の広さの商品を選びましょう。

素材の厚みに関係する口の深さ

口の深さも広さと同様に重要な要素で、口の深さによって挟めるものの厚さが変わります。深い方が材料との接地面積が大きくなりしっかりと固定でき、加工もしやすくなります

 

ただし、こちらも口の広さと同じで大は小を兼ねにくく、材料に対して大きすぎると使いにくいです。そのため、どんな大きさのものを加工するか、あらかじめ把握しておきましょう。

仕上がりに関わる精度で選ぶ

精度は加工の仕上がりに影響し、商品によっては0.001mm単位で動かせるものもあります。しかし、そこまで細かく調整できるものは価格が高く手が出しにくいのがネックです。精度は価格に大きく影響してくるポイントなので、自身がどこまでの精度を求めているかで商品を選びましょう。

X軸・Y軸の移動幅で選ぶ

クロスバイスの最大の特徴は固定した材料をX軸・Y軸方向に動かせることです。しかし、どこまでも動かせるわけではなく、移動幅には限度があります。

 

移動幅が大きければ大きいほど広い範囲に渡って加工ができるので、用途の幅を広げたいなら要チェックポイントです。逆に広範囲の加工をしないなら移動幅の狭いものを選びましょう。

HFS

スライドクロスバイス

価格:5,300円 (税込)

鋳鉄製で頑丈!長く使えるクロスバイス

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

耐久性に優れた鋳鉄製のクロスバイス。丈夫なので力をかける作業でも難なくこなせます。口幅75mm・最大開口75mm・口の深さ30mmとコンパクトサイズなので、使わない時の収納が苦になりません。商品到着時の状態ではガタつきが大きいので、使用前にしっかりと調整しておきましょう。

メーカー HFS 商品名 スライドクロスバイス
本体サイズ 最大口開 75mm
開口幅 75mm 口の深さ 30mm
移動幅:X方向 85mm 移動幅:Y方向 90mm
ZIVI

クロスバイス 最大口開200mm

価格:90,165円 (税込)

大きな物を加工したい方におすすめな商品

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

最大開口200mmと大型タイプのクロスバイス。X軸・Y軸の移動幅が大きく、広範囲に渡っての加工ができます。重量が36kgとかなり重いので、持ち運んで使うといった使い方には適していません。また、ボール盤もそれなりの大きさが要求されます。大きなものの加工がしたい方におすすめの商品です。

メーカー ZIVI 商品名 クロスバイス 最大口開200mm
本体サイズ W355×H192mm 最大口開 200mm
開口幅 200mm 口の深さ 53mm
移動幅:X方向 198mm 移動幅:Y方向 190mm
トラスコ中山(TRUSCO)

クロスバイス CR-125N

価格:16,550円 (税込)

X・Yの移動幅が大きいクロスバイス

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

しっかりとしたつくりで、同価格帯の商品の中では使いやすいと評価されているクロスバイス。X軸・Y軸の移動幅が大きく、広範囲に渡る加工にも対応できます。本体のサイズがそこそこ大きいので、大きめのボール盤でないとフライス盤としては使いにくいかもしれません。なるべく価格を抑えてガタつきの少ないクロスバイスを探している方は検討してください。

メーカー トラスコ中山(TRUSCO) 商品名 クロスバイス CR-125N
本体サイズ W255×D157×H146mm 最大口開 125mm
開口幅 123mm 口の深さ 32mm
移動幅:X方向 173mm 移動幅:Y方向 180mm
トラスコ中山(TRUSCO)

クロスバイス CR-100N

価格:13,237円 (税込)

広範囲の加工をする時におすすめ

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

最大開口94mm・口幅104mmと比較的大きめの材料でもしっかりと固定できるクロスバイス。同サイズのクロスバイスの中ではリーズナブルなので手が出しやすいのが魅力です。X軸160mm・Y軸123mmと移動幅がそこそこ大きいので、広範囲に渡る加工ができます。こちらのシリーズは全4種類あるので、加工するものに合わせて選びましょう。

メーカー トラスコ中山(TRUSCO) 商品名 クロスバイス CR-100N
本体サイズ W240×D142×H138mm 最大口開 94mm
開口幅 104mm 口の深さ 25mm
移動幅:X方向 160mm 移動幅:Y方向 123mm
エスコ

クロススライドバイス EA525DK-11

価格:22,517円 (税込)

価格は高いが正確な位置調整ができる

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

X軸・Y軸共に0.1mm単位でスライドさせられるクロスバイス。それぞれメモリが付いているので調整しやすいのが特徴です。口の開き幅は81mmとそこまで大きくないため、あまり大きくないサイズの加工に向いています。やや価格は高いですが、細かく正確に調整したい方におすすめの商品です。

 

スペック詳細はこちら

取扱説明書はこちら

メーカー エスコ 商品名 クロススライドバイス EA525DK-11
本体サイズ 最大口開 81mm
開口幅 80mm 口の深さ 29mm
移動幅:X方向 127mm 移動幅:Y方向 127mm
エスコ

クロススライド精密バイス EA525DK-1

価格:100,235円 (税込)

精密な加工がしたい時におすすめの商品

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

ハンドルダイヤルのメモリが0.001mm単位で動かせる商品。つくりがしっかりしているので衝撃や振動に強く、加工時にズレることがほぼありません。価格が高いため気軽に買えるものではありませんが、精密な加工が必要な時には重宝します。最大開口が76mmとそれほど大きくないので、大きいサイズの加工には向いていません。

 

スペック詳細はこちら

取扱説明書はこちら

メーカー エスコ 商品名 クロススライド精密バイス EA525DK-1
本体サイズ 最大口開 76mm
開口幅 75mm 口の深さ 40mm
移動幅:X方向 移動幅:Y方向
LXB

X-Yコンパウンドバイス クロススライドミル

価格:12,256円 (税込)

すっきりした設計で邪魔になりにくい

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

耐久性の高い鋳鉄製で、木材や金属加工向けに設計されたクロスバイス。バイスを前後左右に調整する2つのスイベルクランクハンドル、ボール盤などに固定する時に使用するボルトダウンスロットを搭載しています。口幅80mm・最大開口は約89mmと趣味で利用するにはちょうどいいサイズ感の商品です。

メーカー LXB 商品名 X-Yコンパウンドバイス クロススライドミル
本体サイズ W260×D285mm 最大口開 約89mm
開口幅 80mm 口の深さ 30mm
移動幅:X方向 114mm 移動幅:Y方向 127mm
F-BOX001

スライドクロスバイス

価格:5,400円 (税込)

価格は安いが使用にやや難有りの商品

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

微調整がしやすいダイヤルハンドル付きのクロスバイス。価格が安く手が出しやすいのが魅力ですが、ガタつきが大きく、そのままではやや使いにくいのがデメリットです。しかし、ある程度自分で改造すると使い勝手が増すので、改造できる人にはおすすめ。こちらの商品を購入する際は改造が必要と覚えておきましょう。

メーカー F-BOX001 商品名 スライドクロスバイス
本体サイズ W230×D140×H130mm 最大口開 88mm
開口幅 72mm 口の深さ 40mm
移動幅:X方向 移動幅:Y方向
パオック(PAOCK)

二次元バイス GS-S107

価格:5,250円 (税込)

クロスバイスとしては比較的軽量な商品

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

価格が安く趣味のDIYや日曜大工におすすめなクロスバイス。最大開口75mm・X軸75~85mm・Y軸95~105mmと範囲がやや狭めなので、大きな素材の加工には不向きです。ガタつきがあるため、精密な作業は苦手。重量は約4.5kgと軽量なので、持ち運びに苦労しません。

 

スペック詳細はこちら

メーカー パオック(PAOCK) 商品名 二次元バイス GS-S107
本体サイズ W250×D280×H140mm 最大口開 75mm
開口幅 78mm 口の深さ 25mm
移動幅:X方向 75~85mm 移動幅:Y方向 95~105mm
Brocan

クロススライドバイス

価格:8,954円 (税込)

器具に固定しやすい複数の取り付け穴付き

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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。

高硬度と耐久性を高めるためヘビーデューティ鋳鉄から作られているクロスバイス。単体でも使用しやすいですが、取り付け穴が複数付いているため、ボール盤などにもしっかり固定できるのが魅力です。最大開口90mmとそこそこ大きめのものでも挟めます。耐久料の高いクロスバイスを求めている方におすすめです。

メーカー Brocan 商品名 クロススライドバイス
本体サイズ 最大口開 90mm
開口幅 100mm 口の深さ
移動幅:X方向 100mm 移動幅:Y方向 125mm

クロスバイスは頻繁に買い替える工具ではないため、できる限り長く使いたいですよね。ここでは、長く使うための調整やメンテナンス方法を紹介します。

定期的な微調整

クロスバイスには基本的に調整用のネジが付いています。このネジを調整することでクロスバイスのガタつきを抑えられるので、使用前にチェックしておくのがおすすめです。

 

また、しっかりと調整を行っていても、使っているうちに緩んできてガタつくことがあるため、定期的に微調整をするクセをつけておくといいでしょう

動きをスムーズにするならグリスを使う

クロスバイスの特徴でもあるX軸・Y軸の摺動部は長く使っていると動きが悪くなってきます。動きが悪いと加工もしづらくなるので、そんな時には粘性の高いグリスを使いましょう。グリスを使えばガタつきの軽減にも繋がります

 

動きが悪いとオイルスプレーを使う方がいますが、こちらはサビや腐食で動きが悪い時に使うもので、元々付いていたオイルも落としてしまうため避けた方が無難です。

クロスバイスをボール盤に取り付けて使いたい方もいると思います。そんな方は、ボール盤について詳しく紹介した下記のリンクをぜひチェックしてください。

クロスバイスについて紹介しました。クロスバイスがあればDIYや日曜大工の幅が大きく広がります。物作りがお好きな方は、今回の記事を参考にして最適な1台を見つけてください。