ヘアグリースおすすめ12選｜メンズに！ソフトタイプなど【軟毛・剛毛・パーマにも】

メンズ・レディース問わず髪をセットするために用いられるグリースは、ウェットでツヤ感のあるスタイリングに欠かせないヘアアイテムのひとつです。センター分けやオールバックなどもこのグリースがあれば思いのままにアレンジが可能で、ビジネスシーンでも活用されています。

そんなグリースはハードタイプ・ソフトタイプに分けられるだけではなく、テクスチャー・セット力・キープ力・香料などもさまざま。ジェルグリースやグリースワックスなどテクスチャーの種類も多いため、自分の髪質に合ったものを選ぶのはなかなか難しいですよね。いざ購入するとなると、種類が多く迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ヘアグリースの上手な選び方や売れ筋の人気おすすめグリース12選などを紹介します。軟毛など自分の髪質・毛量・仕上げたいスタイリングを考慮しながら、ぴったりな商品を見つけられるようぜひ参考にしてください。

整髪料だけでもさまざまな種類がありますが、中でも「ワックスとグリースの違いをよく知らない」とかいう方も多いのではないですか。以下の解説を参考に、2つの特徴を理解して自分に適したものを選んでください。

使用成分こそ同じですが、グリースとワックスでは水分量が大きく異なります。グリースは水分量が多いため、ベタベタ感が少なく手で伸ばしやすいのが特徴。自然なツヤ感を出すのにも優れており、七三分けやオールバックなどフォーマルなスタイリングにぴったりです。

また、セットが崩れても少量の水を手につければ再度スタイリングが可能なのもグリースの魅力。ガッチリと固めすぎないのでシャンプーで2度洗いする必要もなく、非常に落としやすい点もおすすめです。

ワックスはグリースより水分量が少なく、油分が多い固めのクリームのような形状が特徴です。ハードタイプやソフトタイプなどキープ力にはさまざまなタイプがあり、マットな仕上がりになります。ボリュームを出したり毛束感を出したりなど、毛先の動きを楽しみたい方におすすめですが、ベタつきもありシャンプーで落としにくいのがデメリットです。

まずはなりたいスタイリングや仕上がりをイメージして選びましょう。ツヤ感が欲しい方はウェットタイプ、ボリュームや毛束感を出したい方はマットタイプがおすすめです。以下では、2つのタイプの特徴を紹介します。

スタイリング時にしっかりめのツヤ感が欲しい方は、水分量が多いウェットタイプで仕上げるのがおすすめです。髪を固めすぎず自然な髪の流れを表現できるので、スマートな印象のスタイリングになります。また、水分量が多いので髪型が崩れても水で濡らせば再度スタイリングが可能です。1日中スタイリングをキープできるので、ビジネスシーンでも活躍します。

ペッタリとしがちな軟毛の方や毛束感を出したいとかいう方には、ボリュームのあるヘアスタイルが可能なマットタイプのグリースがおすすめです。マットタイプのグリースは種類も多く、好みの商品を見つけやすいのが魅力。また、テクスチャーは固いクリーム状のため、慣れるまでは扱いにくさを感じる場合もあるので、一箇所にまとめてつけすぎないよう注意しましょう。

髪質や日頃セットするヘアスタイルに合わせて、キープ力のチェックも大切です。ここからは髪質や普段のヘアスタイルに適したタイプの特徴を解説するので、上手にスタイリングを行うためにも参考にしてください。

髪質が硬い剛毛の方・七三分け・オールバックにはハードタイプのグリースがおすすめです。セット力が高いため髪がしっかりとまとまり、スタイリングをキープできます。また、スタイリング方法はとても簡単。

手ぐしなら自然に、コームで整えながらならスマートなスタイリングに仕上がるので、希望のスタイルに合わせて適当なものを選びましょう。

軟毛の方や髪の細い方、パーマヘアにはソフトタイプのグリースがおすすめ。適度なツヤ感を与えるだけでなく、水分量が多いためベタつきすぎずに髪のボリューム感を活かしたスタイリングが可能です。

また、サラサラとした手触りなので、グリースを初めて使う方でも扱いやすいのが特徴です。パーマヘアのスタイリング時には、髪を濡れた状態でグリースを使うときれいにウェーブ感が出ます。

水分量が多いグリースはシャンプーで落としやすいのが特徴です。グリースの主流は水溶性タイプになりますが商品の中には油性タイプもあるので、より落としやすい商品を選ぶのであれば成分をしっかりチェックしましょう。

また、油性タイプはシャンプーで洗い流す際に2度洗いが必要になるので、手間や時間がかかってしまいます。水溶性タイプであれば時短にも繋がるので、セットから洗い流しまでの一連の流れを考慮して適当なものを選んください。

ワックスと同様にグリースも、シトラスの爽やかな香りやフルーティーな香り、バニラのような甘い香りなど、さまざまな商品が販売されています。

いい匂いの商品を選ぶのも一つの手ですが、日頃から香水やコロンをつける方は、グリースと二重で香ってしまうので無香料がおすすめです。また、ビジネスシーンでの使用の場合は匂い控えめのタイプを選びましょう。

ヘアグリースのメーカーごとの特徴を把握して、自分に合ったものを見つけるのもおすすめです。ここでは、ヘアグリースの主要メーカーの阪本高生堂・柳屋について解説するので、ぜひ参考にしてください。

短時間でセットできる使い勝手がいいグリースがほしい人は、阪本高生堂がおすすめです。そのなかでも「クールグリースGライムの香り」が人気があります。水溶性でシャワーで洗い流しやすいのが魅力です。メンズだけでなく髪が細い女性にも人気があります。

ツヤ感があるワックスとジェルを合わせたようなグリースがほしい人は、柳屋のグリースをチョイスしましょう。柳屋は1615年に創業した老舗の整髪料メーカーです。つややかにセットできるタイプが多く、オールバックや七三分けをビシッと決めたい人に人気があります。

ここでは、グリースを利用したスタイリング方法についてご紹介します。

1. 髪をドライヤーやタオルで乾かす
2. グリースを手につけて、髪全体に馴染ませる
3. コームを使い、スタイリングする

スタイリングの際は素手でも構いませんが、コームを利用すれば、七三分けやツーブロックなどの特殊なヘアスタイルでもやりやすくなります。また、毛先にアレンジ次第で、濡れ感のあるパーマにもできますので、ぜひチャレンジしてみてください。

グリースの購入に迷った時は、行きつけの美容師さんに相談するのがおすすめです。自分の髪質をよく知っているなので、本当に自分に合っているものなのか知るのができます。その際は、購入したいグリースの候補をいくつか提案してどれがいいのか聞いてみましょう。自分の髪質に合ったグリースを見つけられるよう、美容師さんの意見もぜひ参考にしてください。

本記事ではおすすめのグリースや選び方のポイントなどを紹介しました。商品によって仕上がりやキープ力などはそれぞれ異なります。自分の髪質や仕上がりに合ったグリースを選び、おしゃれにヘアスタイルを決めましょう。