【2023年最新】オフロードヘルメットおすすめ15選｜超軽量も！

悪路を突き進むオフロードバイクには、オフロード専用ヘルメットがよく似合います。スポーティーなデザインだけでなく、万が一の転倒やぬかるんだ道を想定した作りが人気です。

最近ではオフロードだけでなく、公道でのツーリングにも適した超軽量モデルも注目されています。しかし、独特のデザインと作りゆえに、どのオフロードヘルメットがいいか分からない方もいるのではないでしょうか？

そこでこの記事ではかっこ良さだけでなく、安全面でも信頼できるオフロードヘルメットの選び方を紹介します。さらに記事後半では、おすすめヘルメット15選も紹介するのでぜひ参考にしてください。

オフロードヘルメットとは、林道や舗装されていない道路・オフロード専用コースを走行するときに着用するヘルメットです。オフロードヘルメットには、ハードな走行条件でも快適に運転するための工夫が凝らされています。

オンロードヘルメット（公道用）との大きな違いは、前頭部に突き出たバイザーとアゴ前のチンガードです。オフロード走行は転倒の危険が高いため、頭部・アゴ・歯を保護するパーツが付属されています。

また、オフロード競技は息が上がるかなりハードなスポーツのため、汗をかきやすく、呼吸も大きく乱れがちです。しかし、オフロードヘルメットは通気性のいい素材が使用されていたり、口周りにスペースがあったりするので、シールドやゴーグルが曇りにくく呼吸しやすい特徴があります。

初めてオフロードヘルメットを購入する方は、以下のポイントに注目しましょう。

• シールドの有無
• 機能
• サイズ
• 安全規格・認定

上記の4つのポイントに注目すると、快適でより安全なバイクライフを楽しめます。ポイントを1つずつ解説します。

オフロードヘルメットを選ぶ時は、走行環境を想定して選びましょう。特にシールドの有無は、走行時の安全性や快適さを左右する大切なポイントです。シールド有無のメリット・デメリットを紹介するのでぜひ参考にしてください。

オフロード専用コースで着用したい方には、シールドなしタイプがおすすめです。シールドなしは、シールドの代わりにゴーグルを使用して目を保護します。好みのゴーグルを使用できるので、カッコよくオフロードを楽しみたい方に人気です。

また、オフロードでのライディングは呼吸が乱れ、シールドが曇ることがあります。しかし、シールドなしならゴーグルを併用するため曇りにくく、クリアな視界を維持できます。シールドなしは、ぬかるんだ道や木の枝をかわしながら走行する、本格的なオフロードを走行する方におすすめです。

シールドありタイプは、1つのヘルメットでオフロードもオンロードも楽しみたい方におすすめです。雨や風の侵入を防いでくれるので、バイクでの移動が多い方にも適しています。また、メガネを掛けたまま着用できるのもポイントです。

さらに、シールドありタイプはヘルメットにインカムを取り付けることもできます。ツーリング仲間と会話しながらライディングを楽しめるので、多目的に使用可能です。

「オフロードヘルメットに機能差はあるの？」と思いますよね。実はオフロードヘルメットは、通常のヘルメットとは異なるさまざまな機能が搭載されています。自分に必要な機能を見極めて購入しましょう。

内装着脱タイプは本格的なオフロードを楽しみたい方におすすめです。オフロードでの運転では、汗や泥でヘルメットがすぐに汚れます。そして、使用後のヘルメットをそのまま放っておくと、ヘルメット内に雑菌が繁殖し、異臭を放つようになります。

しかし、内装着脱タイプならヘルメット内のパーツを取り外せるので、清潔な状態を維持でき衛生的です。ほとんどのオフロードヘルメットの内装は着脱可能ですが、格安モデルや古いモデルのヘルメットは、内装着脱ができない場合もあるので注意しましょう。

オフロードヘルメットのチンガードは、アゴや歯を保護するための大切なパーツです。万が一転倒した時でも、チンガードがあることで口元への衝撃をかなり軽減できます。さらにチンガードがあることで顔面を傷から守ることが可能です。

また、通気性の良さもポイント。内部に熱がこもりにくくなるだけでなく、呼吸もしやすくなります。チンガードの長さによって印象が変わるため、着用時の見た目にもこだわる方は注意しましょう。

オフロードヘルメットのバイザーは、土や雨からシールドやゴーグルを保護します。悪環境でのライディングが多い方には、長めのバイザーがおすすめです。バイザーが視界を保護するので、悪路でも安全に走行できます。

また、バイザーは日差しからも顔を保護する役割があるため、オンロードでの使用が多い方にもおすすめです。中にはバイザーの取り外しができるモデルも販売されています。使用環境によってアレンジできてとても便利です。

オフロードヘルメットはサイズや重量にも注目して購入しましょう。長距離の移動に使うなら首に負担のかからない軽量がおすすめです。バイザーやチンガードのサイズが小さいと重量も軽くなります。

本格的なオフロードで使用する場合は、ピッタリサイズのヘルメットがおすすめです。頭にフィットするヘルメットなら重心がぶれにくいため、ライディングも安定します。ヘルメットにもS・M・Lなどのサイズがあるので、ご自身の頭のサイズをしっかり測定してから、購入してください。

ヘルメットは頭部を保護する大切なアイテムです。購入時には、ヘルメットに記載されている安全規格や認定マークをしっかりチェックしましょう。一般的な安全規格・認定マークを紹介します。

• SG・JIS：国内の安全基準を満たしているマーク（落下や衝撃試験をクリアした製品）
• PSG：販売許可を表すマーク
• SNELL：海外の安全規格をクリアしたマーク（SJ・JISよりも厳しい安全規格をクリアした証）
• MFJ公認マーク：レースに出場可能（日本国内のレースに出場できる）

オフロードのレースに出場したい方は、安全性に優れたMFJ公認マークが必須です。しかし、試合に出場しない方や公道を走ることがメインの方であればSGやJISでも問題ありません。使用環境を考えて購入しましょう。

初めてオフロードヘルメットを購入する方は、どのメーカーがいいの？と悩みますよね。ここではオフロードヘルメットでも特に人気のメーカーを紹介します。メーカーごとの特徴を押さえて購入しましょう。

オニールはモトクロスやロードバイクウェアなどを販売しているスポーツメーカーです。オニールのオフロードヘルメットはシールドなしが多いため、ゴーグルを併用しなければなりません。公道でのライディングが少ない方におすすめのメーカーです。

アライは日本で初めてバイク用ヘルメットを開発した老舗メーカーです。オフロードヘルメットだけでなく、競技用ヘルメットの開発にも力を入れており、世界中のバイカーに愛されています。SNELL規格を超える「ARAI　SAFETY規格」を規準にした、高い保護力が魅力のヘルメットメーカーです。

ショウエイは1959年に設立された日本メーカーで、世界中のレーサーに愛されています。ショウエイのヘルメットは、軽量で通気性のいいモデルが多いです。プレミアムヘルメット部門では、世界60カ国でシェアNo1を誇っています。強度にも定評がある信頼性の高いメーカーです。

この記事ではオフロードヘルメットの選び方やおすすめ商品15選を紹介しました。転倒や雨泥の影響を受けやすいオフロードでは、バイザーやチンガードで頭部を守ることが大切です。お気に入りのオフロードヘルメットで快適な走行を楽しみましょう。