前髪ウィッグおすすめ12選｜どこで売ってる？自然に見せるバレない付け方は？

前髪ウィッグを使えば、髪型を大人っぽく演出したりかわいらしい雰囲気に仕上げたりといった、手軽なイメージチェンジが可能です。また、前髪のセルフカットでうっかり切りすぎてしまった時には、失敗を隠すのに役立ちます。

便利な前髪ウィッグですが、実際に装着したら「不自然さで周りにバレてしまうのでは」と不安になりますよね。しかし、自分の髪に適した色や素材のウィッグを選べば、周りに気付かれることなくナチュラルになじませることができます。

そこでこの記事では、前髪ウィッグの選び方・おすすめの前髪ウィッグ15選・どこで購入できるのかなどを詳しくご紹介します。さらに、前髪ウィッグをより自然に見せるコツも解説するので、使用を考えている方はぜひ参考にしてください。

バレる前髪ウィッグの特徴は、まずテカりや艶感が強くでるタイプのものです。自然な印象がある人毛の場合でも、安価なタイプは化学処理でキューティクルを取り除くため、商品によっては前髪部分だけテカり具合が増してしまいます。

次に、毛のカラーが単色であることも違和感を感じやすいポイントです。人の髪は同じ色の毛が揃っているわけではなく、真っ黒な毛や焦げ茶色のような毛が混ざっています。そのため、ウィッグが単色だと地毛との境目が不自然に見えてしまいます。

さらに気にすべきなのが前髪の幅です。普段は気付きにくいですが、地毛の前髪はそれほど幅が広くありません。もし幅が合ってない前髪ウィッグを付けていたら、特に上から見るとバレやすいです。ウィッグだとバレないためには、これらの点を自然に見せることが重要です。

幅広いジャンルの商品が揃っているドン・キホーテのようなディスカウントショップでは、前髪ウィッグやかつらなどを販売していることが多いです。ディスカウントショップでは、同じ商品でも専門店より安く購入しやすい特徴があります。

ただし、店舗によっては種類が少なかったり、取り扱っていなかったりするケースもあります。また、購入後の返品を受け付けていない場合があるので注意してください。

ウィッグ専門店であれば、豊富なバリエーションの中から選ぶことが可能です。実際に試着できるメリットもありますが、ウィッグ専門店はそれほど多くなく、コスプレ衣装を扱っている街にあることも珍しくありません。

また、前髪ウィッグを初めて購入する方は、価格帯の幅が広いネットショップを利用する方法もあります。カラーサンプルをもらえることも多く、自分に合ったタイプを見つけやすいです。

ダイソー・キャンドゥ・セリアなどの100均でも、前髪ウィッグを購入できます。価格の割にはさらさらとした髪質で、毛量もちょうどよく扱いやすいと言えます。

ダイソーには「前髪用ヘアウィッグ」という名前でダークブラウンとナチュラルブラウンの2色が販売されており、1つ200円になります。セリアではクリップ付きで簡単に装着可能な前髪ウィッグが「ヘアエクステ まえがみ」という名前で100円で売られています。

100均のものだと、カラーバリエーションが少なかったりパッチンピンが緩めなどの欠点があるので、長時間の使用には不向きです。さらに、商品によっては特有のニオイを感じるものもあります。100均の前髪ウィッグは、試しに使ったり急ぎで必要だったりする場合におすすめです。

前髪ウィッグの装着方法は、一般的なクリップタイプと初心者向けのカチューシャタイプがあります。取り付けの手間や安定性が異なるため、ここで違いを比較してください。

クリップタイプは前髪の生え際部分にクリップを付けて固定するタイプで、前髪ウィッグの主流の装着方法です。髪を直接挟み込むため多少の動きでもずれにくく、長時間装着したい時に向いています。クリップの数は商品によって異なり、数が多いほど装着に手間を要します。ウィッグを手軽に装着したい方は、ワンクリップの商品を選びましょう。

カチューシャに前髪ウィッグが付いているカチューシャタイプは、頭にさっと取り付けるだけと簡単なので、初心者におすすめの装着方法です。出かける前などにすぐセットでき、自毛との境目が分かりづらい利点もあります。ただし、クリップタイプに比べずれやすいため、長時間の装着には不向きです。ずれを防止するには、ヘアピンで固定させる必要があります。

人間の髪で作られた人毛は自毛になじみやすいため、自然な仕上がりを演出できるのが特徴です。ドライヤーやヘアアイロンでのアレンジが可能で、中には染め直しができるタイプもあります。

しかし、人毛によっては、カラーやうねり具合に差が出る側面も持っています。人毛の場合、こまめな手入れが求められますが、シャンプーが使えるタイプであればメンテナンスしやすいです。

ポリエステルやアクリル樹脂などが使われているファイバー素材は、手入れが簡単でリーズナブルに購入できます。また、カラーバリエーションが多く自毛に合った色を選びやすいのも嬉しいポイントです。

一方でファイバー特有の光沢があり、人毛に比べ光が当たるとウィッグと気付かれやすいです。最近では自然に見えるファイバー素材も増えているため、購入時にチェックしてください。

ファイバー素材の中には、熱を利用してヘアスタイルを自在にアレンジできる、耐熱性能に優れたタイプがあります。日によって前髪を丸めたりストレートにしたりと変えたい場合は、耐熱性があるかどうかを確認しましょう。また、異なる太さの髪が混ざったものであれば、より人毛になじませてアレンジできます。

前髪ウィッグとバレないようにするには、より自分の髪に近い色を選ぶ必要があります。黒髪の場合は比較的同じ髪色のウィッグを見つけやすいですが、髪色が明るい方は慎重に決めることをおすすめします。

茶髪の場合は光加減によって明るさが変わりやすいため、ネットショップの画像で選ぶ時はレビューを参考にしてください。また、店舗によっては、カラーサンプルを取り寄せることもできます。

前髪部分だけのウィッグでも、デザインの種類はさまざまです。パッツン前髪・斜め分けなどの定番タイプから、シースルーバング(額が透けるほど薄めの前髪)のような人気のトレンドタイプもあります。

また、丸顔や面長など、それぞれの顔の形によって適したデザインは変わります。どのスタイルが自分に合うのか、口コミや商品画像を比較しながら決めるのがおすすめです。

まとめ髪につけたいときは、サイドバング付きにすると境目がぼかされるので自然な装着になります。サイドバングは長めのものを選ぶと、自由にカットして自分好みの形にできます。

薄毛や白髪などを隠すのに使用したい場合は、つむじ付きのものを選ぶと頭全体を隠せるので使いやすいです。より自然に見せたいときは、つむじの部分に人口スキンがついているものがおすすめです。

前髪ウィッグを選ぶ時には、額の広さと前髪の長さを確認しておきましょう。たとえば広めの額に長い前髪ウィッグを選ぶと、かなり後方からウィッグを装着することになってしまい不自然です。

逆に額が狭いと、前髪が長い状態に仕上がりになります。またクリップの位置も確かめておかないと、額の広さ次第ではうまく装着できないケースもあります。

前髪ウィッグのバレない付け方を紹介します。前髪ウィッグを装着する時は、コームを用意しましょう。カチューシャタイプはそのまま取り付けることも可能ですが、コームとヘアピンを使えばよりしっかりと固定できるのできれいに仕上げられます。商品によって装着方法は多少異なりますが、基本的な手順は以下のとおりです。

1. ウィッグの形をきれいに整える。
2. 好みの位置を決めクリップで留める(パチンという手ごたえを感じるまで、上からクリップを押さえる)。
3. コームでウィッグを整えて自毛となじませる。

クリップの個数や形状によって付け方は変わるので、取扱説明書がある場合はよく確認してください。

多くの前髪ウィッグは、セルフカットで好みの形状に調整できます。すきバサミを使えば初心者でもスムーズにカットできるので、仕上がりに満足がいかない時はぜひ試してください。カットする時は初めに中央の長さを設定し、少しずつ左右へ切っていくと効率的です。また、すきバサミを縦にすれば、少しずつ微調整を行えます。

前髪ウィッグをなじませる最も簡単なテクニックが、帽子やカチューシャなどの小物を使う方法です。前髪ウィッグと自毛の境目を隠すことで、違和感のない自然な仕上がりになります。また、帽子やカチューシャでウィッグを押さえることにより、外れたりずれたりといったトラブルを防ぐことにもつながります。

ヘアアイロンで髪を巻いたりストレートに伸ばしたりすると、髪に艶を出すことができます。これを利用して、前髪ウィッグと自毛をなじませることが可能です。人毛素材もしくは耐熱ファイバーの前髪ウィッグを取り付けたら、自毛とウィッグを一緒にヘアアイロンでプレスします。両方を同時にプレスし巻いたり伸ばしたりすることで、きれいになじみます。

ファイバー素材の場合、中には自毛になじみにくいギラギラしたタイプがあります。その場合は、フェイスパウダーで艶消しを行うのがおすすめです。ギラギラしたタイプの前髪ウィッグに、マット系フェイスパウダーを少量はたいて粉を落とします。たったこれだけでギラギラ感がなくなり、自毛になじみやすいウィッグへ変えることができます。

大きな汚れがない場合は、ウィッグ専用のデオドラントスプレーでニオイ対策を行います。洗う回数を最小限に抑えることで、より長持ちさせることができます。汚れが目立つ時や長期間保管する前であれば、水洗いで汚れをしっかり落としてください。

ウィッグ専用のシャンプーもありますが、素材によっては日常的に使用しているシャンプーでも洗えます。質感をよりきれいに仕上げるなら、リンス・柔軟剤・オイルスプレーを使うのが効果的です。また長く使わないのであれば、ポーチに入れて保管しましょう。

ヘアスタイルを簡単にアレンジできる前髪ウィッグ。商品によって特徴はさまざまなので、用途に合ったものをうまく選ぶ必要があります。ぜひこの記事でご紹介した選び方を参考にして、自分に合った前髪ウィッグを見つけてください。