ウェアラブル血圧計がおすすめ｜日本製のオムロンや血圧測定できるスマートウォッチも

家庭での血圧測定を習慣にしている方は多いのではないでしょうか。また、日常的に測定していなくても、健康診断での測定結果に不安を感じている方もいるかもしれません。健康管理のため、血圧を正確に把握したいですよね。

そんな方におすすめなのが、ウェアラブル血圧計です。ウェアラブル血圧計は計測機器メーカーのオムロンから発売されており、手首で測定できて正確な血圧が分かります。運動量や睡眠時間も測れるため、日常生活全般の健康管理に役立ちます。

また、血圧計を搭載したウェアラブル端末もあり、簡易的な血圧測定が可能です。今回はオムロンのウェアラブル血圧計について解説し、血圧計付きスマートウォッチおすすめ5選も紹介します。「スマートウォッチの数値はデタラメ？」という疑問にもお答えします。ぜひ参考にしてください。

HeartGuideの血圧測定方法は、オシロメトリック法を採用しています。オシロメトリック法は血管を圧迫して血流を止め、徐々に圧力を下げることにより測る手法です。家庭用の電子血圧計だけでなく医療の現場でも使われることが多く、高い測定精度を保てます。

血圧を正確に測定するには、血圧計を心臓と同じ高さにしなければいけません。間違った位置で測定しても、正確な血圧が表示されないため無意味です。HeartGuideは高さガイド機能により手首の高さが正しいかどうか分かるため、簡単に正しい位置で測定できます。

オムロン製ウェアラブル血圧計のバッテリーは、1日中使えるだけの容量があります。そのため、好きな時に測定できます。スマホアプリと連携すれば測定値をスマホに保存でき、測定値の推移を手軽にチェックできます。腕に装着して生活すれば、1日の歩数や消費カロリーなども測定可能です。

さらに、睡眠のトラッキング機能により睡眠時間が正確に分かります。血圧を把握するだけでなく、生活習慣を見直したい方・日本製のものが欲しい方にもおすすめです。

HeartGuideはあくまでウェアラブル血圧計であり、スマートウォッチではありません。形状は似ていますが、スマートウォッチよりもやや大きく重たいのが特徴です。購入する前に、スマートウォッチや腕時計とは使い勝手が違うことを理解する必要があります。また、価格が高いので予算との兼ね合いを考えて購入を決めましょう。

血圧測定機能付きスマートウォッチは、医療機器としては認められていません。スマートウォッチで測った血圧はあくまで目安ですが、大まかな血圧は把握できます。血圧計ほど正確には測れませんが、デタラメな数値ではないので1つの指標として捉えましょう。

スマートウォッチで明らかにおかしい数値が出た場合、血圧計で正確に測定するような使い方がおすすめです。

スマートウォッチには3種類のOSがあります。Watch OSはApple社が開発し、iPhoneやiPadとの連携に適しているOSです。wear OSはGoogle社が開発したOSで、Apple製端末との連携もできますが、特にAndroidスマホとの親和性に優れています。Tizenはサムスン社が開発し、特にGalaxyスマホとの連携におすすめです。

また、バッテリーの方式は充電式と電池式の2種類があります。充電式はバッテリー残量を気にする必要がありますが、数日単位で連続使用できるモデルが多いです。電池式は電池交換の手間がかかりますが、1度交換すると長く使えます。

ウェアラブル血圧計には、24時間自動測定するタイプと手動タイプがあります。自動測定タイプは24時間血圧を管理してくれるので、測り忘れがありません。また、血圧が上がるタイミングなども把握できます。ただ、24時間フルで稼働する分はバッテリーの消耗が激しく充電回数が多いのと、常に身に付けておく必要があります。

手動タイプは自分のライフスタイルに合わせて測定でき、バッテリーの減りが少ないため充電回数も少なくて済みます。こちらは常に装着しておく必要はありませんが、計測し忘れる可能性があります。

カシオの腕時計・G-SHOCK GBD-H1000シリーズは、心拍数をはじめ歩数・移動距離の計測が可能です。健康のためにウォーキングやジムでのトレーニングをしている方は、ワークアウト中に適切な心拍数でトレーニングを行えているか簡単に確認できます。

また、スマホと連携してトレーニングの状況を確認できるので、効果的にトレーニングしたい方におすすめです。

ウェアラブル血圧計は時間や場所を問わず、簡単に高精度の血圧測定ができます。また、運動や睡眠の状況を記録できるため、生活習慣を見直せます。ぜひウェアラブル血圧計で健康状態を把握し、健康的な暮らしを実現してください。