【最強】雪かきスコップおすすめ8選｜ポリカーボネートの強度は？どこに売ってる？

雪かきスコップは、大雪が降ってからだと品薄になったり売り切れたりする場合もあるので、常に1つは備えておきたい道具です。ホームセンターのほかネットでも手に入れられますが、さまざまな種類があるのでどんなものを選んだらいいか迷いますよね。

雪かきスコップは住んでいる地域の降雪量に合わせた種類を選ぶ必要があります。雪の移動には軽量なプラスチック（ポリカーボネート）製、固まった雪を砕くには金属製など、雪の質によっても使い分けるのがポイントです。また、強度にも違いがあります。

本記事では、雪かきスコップの種類ごとの特徴とおすすめの雪かきスコップ8選を紹介します。収納しやすい折りたたみ式やガーデニングでも使えるおしゃれなものまで、最強のおすすめ商品をまとめました。電動除雪スコップについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

北海道や新潟などの雪国では当然家庭に備えてある雪かきスコップ。雪があまり降らない地域では必要性を感じず、常備していない方が多いです。しかし、実際に雪が降り積もると売り切れが続出して手に入らないケースも少なくありません。

寒冷地以外の地域でも、いざ雪が降った時に困らないよう雪かきスコップは1つ持っておくと安心です。

雪はねはポリエチレンやポリカーボネートといった軽いプラスチック素材で作られたスコップで、手軽に使えるのがメリット。降ったばかりの柔らかめの雪をかくのに向いています。子どもや女性が扱いやすい小さいものから大きいサイズまで種類が豊富です。一方、耐久面は他の素材よりも劣るので、固くて重い雪をかくには不向きです。

降雪量が少ない地域ならコンパクトなスノースコップがおすすめ。柄が短いので収納しやすく、車載スコップとして車に置いていても邪魔にならないサイズです。柄の部分が折りたためるタイプなら、さらにコンパクトになります。小さいので広範囲の雪かきには向きませんが、玄関前や車庫前などの狭い範囲の雪かきに役立ちます。

スノープッシャーとは積もった雪を押しながら集めるアイテムで、スノーラッセルとも呼ばれます。降雪量が多い地域で、雪を寄せて歩く道を作りたい時におすすめです。持ち上げる必要がないため、腰へ負担をかけずに除雪作業できます。ただし、凍結し固まった雪には押し出す際にかなりの力を必要とするので不向きです。

降雪量の多い豪雪地帯で活躍するのがスノーダンプ。パイプの持ち手がついており、一度に大量の雪を押して運べるので、スノーダンプがあるだけで除雪作業がかなりラクになります。

一方、幅が広いため狭い場所には入り込みにくく、収納スペースを多く必要とするのが難点です。収納場所に困る方には折りたたみ式がおすすめです。

剣先スコップや角スコップは凍結して固くなった雪を砕いたり、掘り込んだりするのに適したスコップです。1つあると雪かき以外にも家庭園芸や土木作業などに幅広く使えます。剣先スコップは多くの雪を運ぶのには不向きなため、寒冷地では剣先スコップで切り出した雪をスノーダンプで運ぶなど雪かきスコップの使い分けが必要です。

雪かきスコップは大きく分けてプラスチック製と金属製に分けられます。それぞれのメリットとデメリットを把握した上で選びましょう。

雪かきスコップで一般的に多く使用されている素材はプラスチックです。プラスチックは軽量で扱いやすい分、強度が弱いデメリットがあります。そのため、選ぶならプラスチックの中で最高の耐衝撃性を持つポリカーボネートがおすすめ。ポリカーボネートは割れにくいだけでなく、雪がくっつきにくい素材のため、使い勝手にも優れています。

金属製スコップには主にアルミニウムやスチールが使われています。アルミニウムは軽いので持ちやすいですが、凍結して固まった積雪にはスチール素材が向いています。

スチールは重いのが難点ですが、その分強度が抜群です。重みを利用して突き刺せるので、プラスチックやアルミニウム製のスコップで太刀打ちできないような固い雪でも除去できます。

雪かきスコップの重量は必ずチェックしましょう。雪をのせて運ぶ際、スコップ自体が重いと作業負担がさらに大きくなってしまいます。特に女性や子どもが扱うなら軽量なプラスチック素材がおすすめです。

ただし、軽量なスコップは耐久性が強くないので、固くて重い雪を掘り起こそうとすると破損する恐れがあります。寒冷地で使う際は注意してください。

スコップを使いこなす方なら、機能面も重要なチェックポイントです。車に乗せておくならコンパクトになる折りたたみタイプ、長く愛用するなら取り替え可能タイプを選びましょう。

雪国に出かける機会が多い方は、折りたたみできるスコップを車に乗せておくのがおすすめです。折りたたみ式は小型で耐久性が一般のものよりは低いため、日常使いには向いていません。しかし収納スペースも取らないため、緊急用として準備しておくと役に立ちます。

コンパクトになるスコップは、折りたたみタイプのほかに短く伸縮するタイプもあります。

長く使いたいならヘッドが取り替えられるタイプがおすすめです。プラスチック製は固まった雪で欠けてしまい場合があります。ヘッドが取り替えられれば、本体を買い換えるよりも安くなり、長く愛用できます。

ヘッドを形が違うタイプに付け替えできるタイプもあるので、チェックしてください。

雪かきスコップは、どこに売ってるのか気になりますよね。雪かきスコップは取り扱いメーカーが多く、さまざまなホームセンターで販売されています。人気メーカーのアイリスオーヤマと合わせて紹介します。

アイリスオーヤマの雪かきスコップは、ヘッドが取り替えられるさまざまな素材が豊富に揃っています。扱いが簡単でコスパのいい商品です。万が一かけてしまっても気兼ねなく取り替えられます。素材の種類をご紹介します。

• スチール製：使い勝手を意識した形状
• ポリプロピレン製：強度があり耐摩耗性に優れている
• ポリカーボネート製：耐熱性・耐候性・耐衝撃性が高い

素材の特徴を確認して、求める素材のタイプを選択しましょう。

カインズなどのホームセンターではメーカー商品も取り扱っていますが、オリジナル商品も販売しているのが特徴です。オリジナル商品はコスパのいい商品が多いため、いくつがストックしておきたい方におすすめです。ぜひ、店舗で使用感などを確認して購入しましょう。

雪かきスコップは、100均ショップのダイソーでは雪スコップの商品名で販売されています。雪スコップは100円商品ではなく、500円商品です。柄の部分は収縮性があり最短76cm・最長96.5cmまで調節可能できます。金属製ではないため、重量が軽く女性や子どもが使いやすいスコップです。

ただ、硬いものや重いものには不向きなので、新雪や狭いスペースの雪寄せにおすすめです。伸縮機能はありませんが、受け口の広いワイドサイズも展開しています。雪かきスコップはダイソーで過去に販売されていましたが、現時点の状況については近くの店舗に確認してみてください。

広い範囲の除雪を効率的に行いたい場合は、家庭用の電動除雪機や電動除雪スコップもおすすめです。女性が扱いやすく、収納しやすい小型の電動除雪機もあります。サイズや除雪方式にもさまざまな種類があり、多くのメーカーから発売されています。以下の記事で電動除雪機について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

おすすめの雪かきスコップを紹介しました。通常あまり雪が降らない地域でも、急な大雪に備えてコンパクトサイズの雪かきスコップを1つ持っておくと安心です。本記事を参考に、雪の状態や地域に合わせて最適な雪かきスコップを選んでください。