フェイススチーマーは逆効果？効果的な使い方は？【パックしながら使える？】

お肌をよりしっとりさせたいときには、フェイススチーマーの使用がおすすめです。また、スチームの温度を調節できるものなら、毛穴の汚れを浮かせたり肌を引き締められたりと、嬉しい効果がたくさんあります。

しっとりしたお肌を作るためには、保湿が最重要です。保湿のために使う化粧品の効果を高めるためにも、フェイススチーマでお肌が潤っている状態を作りましょう。しかし、フェイススチーマーはさまざまなメーカーから発売されており、「効果ない」という意見もあるので、どれを選んだらいいのかわからない方も多いですよね。

そこで今回の記事では、失敗しないフェイススチーマーの選び方と、ナノケアなどのおすすめのフェイススチーマー12選を紹介します。あわせて、いつ使うべきか・効果な使い方や、パックしながらスチーマーを使えるのかも解説しますので、ぜひご覧ください。

フェイススチーマーは、蒸気を直接肌に当てるためお肌をしっとりさせる効果があります。機器によって使える機能は異なりますが、温度を調節できるものならよりしっとりしたお肌が実現します。直接スチームでお肌に潤いを与えるので、その後のスキンケアの効果を高めるのもメリットです。

フェイススチーマーで温かい蒸気を顔にあてると、毛穴の汚れを浮かせられます。毛穴は温めると開くので、直接蒸気を当てるフェイススチーマーはとても効果的です。しかし、あくまで一時的に汚れを浮かせるだけなので、その後のクレンジングやスキンケアをしっかりと行う必要があります。

フェイススチーマーを使う際には、お肌の状況をチェックしながら使いましょう。少しでもお肌に違和感を感じた場合には、すぐに使用を中止してください。また、次に当てはまる方は使わないでください。

• 妊娠中の方
• アレルギー体質の方
• 皮膚に異常がある方
• 敏感肌の方

フェイススチーマーを使う状態によっては、逆効果となる可能性もあります。フェイススチーマーは、お肌の状態を確認しながら使うのが重要です。

フェイススチーマーは、適切な使用頻度と使用時間を守るのが重要です。使用頻度を高めれればいいわけではなく、使い過ぎは逆効果になる可能性があります。まずは以下の使い方をして、様子を見ましょう。

• 最初は週1-2回程度使用する
• 1回の時間は10分～20分を目安にする

この2点は必ず守りましょう。取扱説明書に最適な使い方が記載されているため、説明書は必ず目を通しましょう。

フェイススチーマーは、クレンジング＋洗顔後に使用しましょう。フェイススチーマーが汚れを浮かせるとはいえ、浮かせた汚れを取り除く力はありません。メイクを落とさず使用すると、毛穴の奥に汚れが入り込んでしまう可能性があります。もしメイク汚れを浮かすために使うのであれば、その後のクレンジング・洗顔は丁寧に行ってください。

また、朝のメイク前に使用するのもおすすめです。肌が温まって顔色がよくなり肌が柔らかくなるため、ファンデーションのノリがアップします。

しかし、フェイススチーマーは温かいスチームが出るので、あまり近づきすぎると火傷の危険性があります。効果的にフェイススチーマーを使うためには、適度な距離を保ってください。

スチームを当て終わった肌は潤いに満ちていますが、スチーマー自体に保湿効果はありません。そのまま放っておくと水分が蒸発して乾燥してしまうため、必ず化粧水・乳液などで保湿しましょう。

また、スチーム後にスキンケアを行うと毛穴が開き肌が柔らかくなっている状態のため、通常よりも化粧水などが角質まで浸透しやすくなっています。スチーマーはスキンケアではなく、スキンケア効果を高めるものとして使用してください。

フェイススチーマー本体のお手入れをサボってしまうと、本体内部の汚れがお肌についてしまいます。フェイススチーマーは水を使う美容機器なので、カビが生えるリスクがあり本体内部が汚れていては、本来の効果を感じられません。

フェイススチーマーのケアとしては、タンクの水は毎回捨て、本体をしっかり乾かしてください。内部にカビが生えないようにすると、清潔な状態でフェイススチーマーを使えます。

普段からフェイスパックを使ってスキンケアをしている方の中で、「パックしながらスチーマーは使えるの？」と思う方いますよね。結論からいうと、パックとフェイススチーマーの併用はおすすめの使い方です。

スチームにより毛穴が開いた肌にパックの保湿・美容成分が通り、パック自体の乾燥を防ぐ効果もあります。

フェイススチーマーは商品によりさまざまな機能の違いがありますが、スチームの噴射口は1口と2口の商品があります。どちらか迷った際は、噴射口が2口の商品がおすすめです。2口のほうが顔の広範囲にムラなく当てられて、1口より高い効果が期待できます。

さらに、噴射口の角度が変えられる商品がより便利に使えるためおすすめです。角度が固定されているとスチームが的確に顔にあたらず、スチームが当たる位置に顔を合わせる必要があります。しかし、自在に角度を変えられる商品であれば、そういった手間が不要でしっかりとスチームを顔に当てられます。

フェイススチーマーには置き型と携帯型があります。それぞれの特徴をご紹介します。

置き型は、家庭でじっくりとケアしたい時に向いています。タンク容量が大きくパワフルなスチーム量が特徴です。スチームの温度を調節できるものや、さまざまなモードを搭載しているものなど多機能なものが多いです。

携帯型は外出先でもフェイススチ―マーを使いたい方に向いています。本体サイズが小さいので、化粧ポーチに入れて持ち歩いてもかさばらないのが特徴です。手軽に持ち運べるので、仕事終わりのメイク直しや、旅行先でも活躍します。

さらに、化粧水を入れて使えるタイプのものなら、外出先で乾燥が気になる時にも使えます。リーズナブルな価格のものも多く販売されているので、気軽に試しやすいアイテムです。

フェイススチーマーを継続的に使いたいなら、給水しやすいものがおすすめです。給水が難しいと、水を入れるのが手間で使用頻度が減ってしまう可能性があります。給水タンクが取り外せるタイプがおすすめです。

タンクが本体から取り外せると、給水が楽になるため手間が減らせます。また、タンクが外れるため、お手入れしすくなり清潔に使用できます。

フェイススチーマーは、機器によって使える水の種類が異なります。精製水しか使えないものに水道水を入れると故障の原因となるので、あらかじめ使える水の種類を確認しておきましょう。

精製水はそんなに高いものではありませんが、都度購入するのはランニングコストがかかるので、よく考慮して選びましょう。また、手軽に使えるか確認しないと、面倒で使わなくなる可能性があります。

アロマタンクがついているフェイススチーマーなら、お気に入りの香りを楽しみながらお肌のケアができます。アロマはアロマタンクに入れて使うもので、直接水を入れるタンクの中に入れてはいけません。

アロマオイルをスチーム用のタンクの中に入れると故障や肌のかぶれの原因となります。また、機器によっては一部のアロマしか使えない場合もあるため、事前に使えるアロマを確認しましょう。

フェイススチーマーに冷ミストモードがついていると、お肌の引き締めに役立ちます。毛穴の汚れを落とす際には温めが必要ですが、肌を引き締める際には冷やす必要があります。

ただし、一度引き締めた状態がずっと続くわけではありません。引き締まったお肌を維持するためには、スキンケアをしっかりと行う必要があります。

寝ている間にフェイススチーマーで保湿をしたい方には、ナイトモード搭載モデルがおすすめです。ナイトモードは寝ている間にお肌が乾燥するのを防いでくれる機能です。

夏や冬など、寝室でエアコンを使う季節におすすめの機能です。寝ている間に顔の近くに置いておくだけでスチームでケアができるのでスキンケアを少しでも楽にしたい方におすすめです。

パナソニックのナノケアシリーズは、フェイススチーマーの中でも特に人気です。ナノケアシリーズの特徴は、ナノイーといったイオンを搭載している点です。選べるコースも多彩で、デザイン性が高いのも多くの方に支持されているポイントです。フェイススチーマーも多彩な機器があるので、好みに合わせて選べます。

ヤーマンのフェイススチーマーは、毛穴ケアに特化したものとフォトスチーマーの2種類があります。フォトスチーマーは、エステで人気のLEDを使ったフォトを搭載しています。スチームと一緒に使うと、スキンケア効果をより高められます。デザイン性にも優れているのもポイントです。

KINUJOのフェイススチーマーは、炭酸ガスを使うのが特徴です。炭酸水を使ったスチームでお肌の保湿を行うため、メイクをより落としやすくします。炭酸水でしっかりと汚れを浮かせられるため、その後に行うスキンケアの効果を高められると話題です。

お肌の引き締めに効果的なスチーマーですが、美顔器とは別物なのでしょうか。美顔器は、超音波やLEDトリートメントなどの機能を持った美容グッズです。

スチーマーは、蒸気で毛穴を開くことで、美容液をより効果的に肌の角質へ浸透させます。また、美顔器には、より多角的な効果を謳っているものが多いです。

スクラブ洗顔は、週に何度もしないようにしましょう。やりすぎると肌の機能が低下してしまい、乾燥肌などの原因に繋がります。スクラブ洗顔を行うのは週に1回だけで十分なので把握しておきましょう。

お風呂でシートパックするのもおすすめしません。浴室で浸かりながらシートパックしていると乾燥の原因に繋がります。また、シートパックが乾くまで肌に長時間のせておくと肌の水分も蒸発してしまいます。温度変化させないよう常温で使用するのが大事です。

必要以上に肌を叩いたりこすったりすると、くすみ・シワ・シミなどの原因に繋がります。肌に刺激を与えすぎると、シミの原因となるメラニンが発生しやすいからです。あまり激しく叩いたりこすったりする行為は控えましょう。

素肌をきれいに保ちたいのであれば、フェイススチーマーでお肌の潤いを保ちましょう。フェイススチーマーで毛穴の汚れを取り除くと、スキンケア効果を高められます。自分に合った機器を選んで、最適な素肌を維持してください。