ソニー テレビ KJ-49X9000Eの調査レポ

液晶テレビ専用の壁掛け金具です。KJ-49X9000Eを壁に掛けて使用でき、耐荷重75kgまで耐える強度があります。

4K高画質プロセッサーには、画質を細かく調整する機能を持っています。高画質な画面を自動でコントロールしてくれるため、より繊細な画質が見られるでしょう。さらに、HDRリマスターが搭載されているため、豊かな色彩や滑らかな色の移り変わりを楽しめます。

SONY独自の技術に基づき、映像の暗い箇所の電流を明るい箇所に集める機能を加えました。また、直下型LED部分駆動を搭載することによって、明暗のきめ細かな描写を可能にしました。従来の5倍もの明暗差を出すことによって、暗いシーンでも、きめ細かく、より立体感を味わえるようになりました。

リモコンにキーワードを話しかけるだけで、見たいコンテンツを検索できます。また、動画だけでなく音楽、ゲームも簡単に楽しめます。テレビを通して、高画質な画面で見たい動画を見ることが可能になりました。

リモコンの反応が遅いというレビューがマイナス面で目立ちました。動作に速さがなく、もっさりしている印象を受けるようです。急いでチャンネルを変えて番組を見る場合には、不向きです。また、リモコン自体が小さくボタンが密集しているため、ボタンの押し間違いがしやすいという意見もありました。

時々、フリーズが起こるようです。フリーズする場面は、通常時や録画を見る時などあったようです。対処法としては、テレビの電源を切って再起動させるしかないようです。ただ、不良品の可能性もあるので、カスタマーセンターにお問い合わせするべきとのアドバイスもありました。

高画質になった分、画面の隅が暗く見えるようです。明暗の感受性には、個人差が生じるため一度、店頭で実際に見て確かめることをおすすめします。対処法としては、明暗の設定を調整で対応できるようです。

リモコンに通じるレビューですが、とにかく操作がしにくいようです。本機は外付けHDDレコーダーを接続して録画を行います。いざ、録画した番組を見ようとすると接続エラーやCMスキップができないといったレビューがありました。快適に操作がしたい方にはおすすめしません。

画質がきれいというレビューが圧倒的でした。本機は4kテレビなので、映像の画質、色彩表現は有機ELテレビに劣ります。しかし、実際に購入した方からの意見では、有機ELとあまり違いは感じないというものでした。画質を重視する方におすすめです。

奥行は23.6㎝で、コンパクトに収まります。6畳間でも使えるくらいに薄いテレビです。リビングだけでなく、子供部屋にも設置しやすいため、複数所持に向いているのかもしれません。圧迫感がないため、部屋が広く感じる効果も期待できます。

ネット関連のサービスが充実しています。Amazonプライムビデオ、YouTube、AbemaTVなどが連動しており、パソコンを起動させるまでもなく、ボタンからお手軽に視聴できるため便利です。また、きれいな画質で見られるため、パソコンで見るよりもお得感があります。

KJ-49X9000FとKJ-49X9000Eの大きな違いは、明暗コントラストと倍速機能です。

KJ-49X9000Fには、ドルビービジョンが搭載されており、より細かい色、明暗調整が可能になっています。KJ-49X9000Eに、この機能はありません。

一方で、KJ-49X9000Fは倍速駆動パネルをしようしています。KJ-49X9000EではモーションフローXR480を使用しています。倍速駆動パネルとは、残像感を低減するための技術です。その改良したものが、モーションフローXR480のため、KJ-49X9000Eの方が滑らかな画質が期待できます。

KJ-49X9000Fのデメリットは消費電力の高さです。年間に4590円かかります。KJ-49X9000Eは4023円のため、500円ほど高くつきます。10年で5000円の差が付くため、あまりテレビを見ない方や節約志向の方にはおすすめしません。

結論として、KJ-49X9000FはKJ-49X9000Eと比較すると、細かい色の明暗調整ができるのに対して、滑らかさは少し劣ります。ただし、暗い画面でもコントラストがはっきりするため、映像の滑らかさより、見えやすさを優先する方におすすめです。

KJ-49X8500Fの価格は、KJ-49X9000Eと比べて1万ほど安くなっています。サイズや画素数は同じものの、決定的な違いがあります。

明るさの画質を左右するLEDバックライトがエッジ型か直下型かの違いです。エッジ型は根本的にLEDの数が少ないため、液晶パネルの画面に反映される明るさがやや弱くなってしまいます。

一方、直下型は画面とLEDの距離が近いため、明度がきれいです。KJ-49X8500Fはエッジ型なので、中央部分がやや暗く見えるかもしれません。

また、画質が滑らかに見えるための要となるモーションフローに違いがあります。KJ-49X8500FはモーションフローXR240を搭載しており、モーションフローXR480であるKJ-49X9000Eの一世代前の代物です。そのため、画質に関しては見劣りしています。

しかし、年間電気代が3294円であり、4023円のKJ-49X9000Eより700円近く安いため、消費電力の節約になります。

結論として、KJ-49X8500FはKJ-49X9000Eと比較して、映像面では見劣りします。しかし、1万円ほど値段が安く、消費電力も抑えられるため、節約志向の方におすすめします。

SONY BRAVIA KJ-49X9000Eについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

KJ-49X9000EはモーションフローXR480を搭載することにより、映像の滑らかさを実現した商品です。反面、リモコンが反応しなかったり、動作がもっさりと遅いというレビューが散見されました。そのため、美しく、高画質な映像をテレビで見たい方にはおすすめです。比較した2機種よりも、動きがきめ細かく見えるようです。

その他の機能を重視する方には、改良版と言われるKJ-49X9000Fをおすすめします。しかし、KJ-49X9000Fは消費電力が高く、省エネ重視とは言えません。

一方で、安さ、使いやすさ、省エネを重視する方には、KJ-49X8500Fをおすすめします。KJ-49X9000Fと比べると、年間で1000円以上安くつきます。

テレビに求める機能は人それぞれなので、ご自分にあったテレビをご購入ください。