パナソニック 食洗機 NP-TA1

一日分の食器を一気に洗うことが出来ます。 仕事がある平日にこまめに洗うのは大変ですよね。NP-TA1なら朝食、夕食、昼間のお弁当箱に休日作っておいた常備野の入れ物まで全部まとめて洗えます。

庫内のかごは凹凸がよりフラットになりスペースが広くなりました。高さや大きさのあるものも入れられます。27cmの大皿なら5枚、26cmのプライパンも大丈夫です。しかも大皿とフライパンを同時に洗うことも可能です。

約40点（5人分）の大容量サイズ。

1、水を温水にして使用します。温度は約70℃。脂が溶けだすより高い温度で洗浄します。

2、高い水圧でしっかり汚れを落とします。温水は扇状に噴射され、その威力はなんと２ｍ程先まで届く強さです。

3、洗剤は家庭用洗剤には含まれない、酵素成分入りの強力な洗剤を使用しています。茶渋も取れます。これは嬉しいですね。

手洗いでは難しい高温水、高水圧、強い洗剤が洗浄力のポイントです。

節水、節約ができます。使用する水の量は手洗いと比べて約6/1です。

手洗いは一回約55.6円、75L

食洗器は一回約26.7円、11L

金額にすると年間、約21,000円もお得になります！また、汚れや食器によって洗い方を選択することが可能です。量が少ない場合は自動で節電するエコナビ運転モードも搭載されています。

大がかりな工事は必要ありません。分岐水栓を取り換えるだけです。賃貸でも取付可能です。ご自分の家に分岐水栓がつけられるか確認するアプリがあります。

また、食洗器はサイズ感や自宅の設置場所に合うかイメージしづらいですよね。携帯から自宅の設置場所に合わせた、AR（3次元）を見ることもできます。

下見をしてサイズを確認して購入したのに、届いてみるとやはり大きいとの声がたくさんありました。見た目に圧迫感があるというものがほとんどですが、蛇口に扉がかかりそうで開けづらい、という実用的に問題が出るケースもありました。

圧倒的だったのがこの音に関する意見です。洗浄中の音が大きい、高音が聞こえてやや不愉快になるなど。控え目な意見でも以前の食洗器と音が変わらないという厳しいコメントが多続きました。

聞こえ方には個人差があります。そこまで気にならないとレビューした人もいますので、店頭などで動作音をチェックしてみた方がいいでしょう。

色に関しては本体の色は室内の色と合わせることができるので問題はありません。質感について外側がプラスチック製で高級感が感じられない、安っぽく見えるとの不満がありました。また、見かけだけでなく表面がペコペコするとのこと。

この意見は以前から食洗器を使用している方が比較して言っているケースが多かったです。初めて購入した方はこんなものかな、という意見でした。

一部の食器との相性が悪く、使えないものがあります。コーティングの施されたフライパンなどの調理器具、木製の食器などが使用出来なくなるとのことでした。

設置や燃費は調べるものの、食器との相性はある程度なんでも洗えるだろうと思い、調べるさいに抜けがちになります。特に食洗器購入が初めての方は食器や器具の確認をおすすめします。

高温水、高水圧、強い洗剤の力で、生クリームがついてたべとべとのお皿やナイフをいれてもしっかり落としてくれたなど、高い洗浄力を評価する声が多かったです。

一方強いこびりつきが落ちないという意見もありました。しかしこれは仕方ありません。洗濯機でもトマトソースがついて長期間置いておいた服や泥だらけの靴下は予洗いをします。食洗器も焦げたフライパンには予洗いが必要になります。

食洗器の設置はビルトイン型と据え置き型に分かれます。ビルトイン型は工事や費用面の負担はありますがすっきりと収納できます。据え置き型は工事不要で賃貸などでも使用可能というメリットがあります。

NP-TA1は据え置き型です。賃貸か持ち家かを気にせず、家族が増えるといった様々なシーンに対応できるため据え置きを選択していました。

時短に繋がる機能を褒めるコメントもありました。入れておけば洗ってくれる、ゴミが溜まりにくくなった。メンテンナスが楽、操作が楽、かごにお皿を入れやすいといった形です。

食洗器全体の機能が時短に繋がっているようです。お皿洗いは毎日のことなので本当に助かりますね。

NP-TA2はNP-TA1の後に発売されたモデルです。 NP-TA1は2017年11月1日、NP-TA2は2018年10月30日ほぼ一年あとに発売されています。

運転コースについては

NP-TA1が標準コース、パワフルコース、スピーディコース、乾燥のみコース、お手入れコース、少量コース。

NP-TA2は汚れレベル(1.2.3）スピーディコース、お手入れコース、乾燥コースとなっています。

2点を比較したところ NP-TA1は経済性、収納力、使い易さ、静音性、サイズで高評価を得ています。 NP-TA2はデザイン性と洗浄力が高評価でした。NP-TA1は洗浄力に定評がありましたがそれを上回って良いとの意見でした。運転コースの名称が違うのが唯一の違いですので、NP-TA2の洗浄力には期待が持てます。

その他、設置タイプは据え置き式、ドア開閉は前開き式、サイズは550×598×344ｍｍ質量19ｋｇと全く同じになっています。この2点は基本的スペックがほぼ変わりません。新商品にこだわらない方でしたら価格の安いNP-TA1がお得です。

NP-TM9はNP-TA1の前にに発売されたモデルです。 NP-TA1は2017年11月1日、NP-TM9は2016年7月1日に発売されています。

NP-TM9のドア開閉方法は前開き式(上下2枚)です。 据え置きタイプ。 基本仕様は6人用とNP-TA1より１人分多くなっていますが騒音面でみると36dbと旧型の方が2dbほど静かなつくりです。

しかしながら動作中は近くで話が聞こえないほどうるさいといった声もあります。新作はうるさいと言われながらも会話ができないほどではないようです。

2点とも外回りサイズはほぼ変わりませんが入れられるものが違います。旧型には食器を入れるかごに大皿が入りません。大きなフライパンも入りません。結局大きなものは手洗いが必要になります。さらにかごに突起があるのでコップやどんぶりが倒れてしまうという難点があるようです。

容量も思ったより入らず、1回で終わらない場合もあります。新型のNP-TA1は大皿や大きなフライパンが入ることを前提としており、かごがフラットで改良されているのでたくさんの量を入れることが可能です。洗い物が多いご家庭では新作がおすすめです。

パナソニック　食洗器NP-TA1の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

NP-TA1は洗浄力が高く、比較的操作性も良い機種です。掃除もしやすく、家族が多い方でも安心の大容量です。大きな工事も必要ないので賃貸の方やプレゼントにもおすすめです。

しかし、設置面でのサイズの確認や動作音の確認はした方が良いでしょう。また、他の家電と同じく完璧になんでも落とせるわけではありません。

コメントでは改善ポイントを上げる方が多かったですが、最後にはおおむね満足ですと締めくくるのが印象的でした。

改善ポイントはあるものの家事の時間が短縮に繋がり、動作や諸々に関して許容範囲のようです。なにより家事の負担が減ったことが一番喜ばれていました。

NP-TA1はキッチンで最高の相棒になるかもしれません。

家事を減らして他の時間をもっと増やしたい、という方はトライする価値があります。