マキタ 掃除機 CL182FDRFWの調査レポ

ノズルを取り外すことでちょっとした隙間や、車内での使用に便利なハンディタイプ掃除機として使用することが可能です。ノズルを外した際の吸引口は斜めにカットされており、掃除がしやすいように設計されています。

プロ用工具などで絶対の信頼を得るマキタならではの技術で、スティック/ハンディタイプの掃除機でありながらパワフルな吸引力を実現しています。一般家庭での使用はもちろん、プロ清掃業、建設業などのプロの現場での使用も想定されている為、吸引力に対する自信が伺えますね。

マキタ CL182FDRFWでは紙パック式が採用されています。紙パック式の掃除機だと都度カバーを外して紙パックを慎重に取り出して...と、捨てるのが面倒というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、マキタ CL182FDRFWなら持ち手のすぐ近くにワンタッチで開くフロントカバーがついており、捨てるのも紙パックを取り付けるのも簡単です。また繰り返し使える大容量のダストバッグも付属しています。

カタログスペックでは約1.5kgと一見軽量に見えるマキタ CL182FDRFWですが、実際の使用の際にバッテリーを取り付けたりするとかなり重く感じるユーザーが多い様です。バッテリー単体ではそれほど重く感じないとの事なので、取り付け位置や持ち方などの問題もありそうですが、それでも重いという意見は多く女性が片手で扱うのは少々難しいという意見が見受けられました。

吸引力が強いと謳われている商品なので、やはりその点を期待して購入したはいいが予想したよりはごみを吸い取ってくれないという口コミがありました。特に絨毯・カーペットの使用時にそう感じることがある様で、ヘッドの小ささが問題点になっているようです。

スティック/ハンディタイプでハイパワーの製品ともなるとある程度の音量は仕方がない部分はあるとは思いますがそれでも音の大きさに驚いたユーザーは一定数いるようです。音の響きやすい集合住宅での使用を前提としている方や、掃除機を動かす時間が限られている人などは無用なトラブルを避けるためにも注意が必要な点ですね。

充電式のモデルの場合、連続使用時間が気になるところですが、マキタ CL182FDRFWでは22分の充電時間で強モードが約20分、標準モードなら約40分の連続使用が可能になっています。使用できる時間が長いこともですが、充電時間が短いというのもうれしいポイントですね。

マキタ CL182FDRFWは掃除機のヘッド部分が比較的小さく、また下に傾けても床面から浮かないように設計されているので、家具の隙間や、ソファの下など誇りがたまりやすい場所にもスイスイと入っていける特徴がある様です。ヘッドが小さいという点は悪い点でも挙がりましたが、掃除機を動かすたびに家具を移動させるのは非常に大変なので、メリットにもなる特徴ですね。

マキタ製品共通の大容量バッテリーや、紙パックではなくサイクロン掃除機がいいという場合は専用のアタッチメントを別途購入し取り付けることでサイクロン式掃除機として利用ができます。自分の好みや、使用状況に合わせてカスタマイズができるというのは非常にありがたいポイントですね。工具などでマキタ製品を使用している方はバッテリーが流用できるものもあるので、充電忘れの時や長時間使用の際に助かりますね。

同じマキタから販売されているマキタ CL182FDRFWとCL107FDSHWですが、その違いや特徴はどういったものがあるのか比較してみました。

CL107FDSHWはマキタのスティッククリーナーの中では一番人気とされている商品で、その次に人気のある商品がマキタ CL182FDRFWです。

まずはサイズ、重さの違いについてですが、CL107FDSHWは約1.1㎏と、400gほどの違いがあります。レビュー、口コミの点でも取り上げましたがマキタ CL182FDRFWは重いという評価が多く、その点では少しでも軽いほうが扱いやすさという点で大きな違いが表れそうです。

またコードレスタイプの掃除機の中でも重要な連続使用時間ですが、CL107FDSHWは強モードで約12分、標準モードで約25分と大きく差が開いており、よりコンパクトな場所での使用を前提としているモデルのようです。

そして肝心な吸引力ですが、吸引力についてはマキタ CL182FDRFWのほうが上回っているという意見が多く見受けられました。

バッテリー容量や連続使用時間など、掃除機としての全体的な機能はマキタ CL182FDRFWのほうが上と見てよさそうですね。

価格差がそれなりにある為、コンパクトで取りまわしやすく、コストを抑えたモデルを選ぶか、吸引力などの掃除機としての機能を重要視するかでどちらを選ぶかが変わってきそうですね。

こちらのCL282FDFCWも同じマキタから発売されているスティック型掃除機となります。CL282FDFCWはマキタのスティック型掃除機の中では最上位モデルとされており、パワー、耐久性など様々な面にマキタの技術が生かされたモデルとなっています。

ブラシレスモータという機能が採用されており、吸引力の点で大きな効果を発揮しているようです。その効果をフルに発揮するため、強モード、標準モードに加えパワフルというモードも追加されており三段階の強さを使い分けることが可能になっています。

各モードの連続使用時間もパワフルモードが約15分。強モードで約20分、標準モードで約50分と、高い吸引力を持ちながらマキタ CL182FDRFWと同等か、少し上回るくらいの長時間使用が可能です。

また駆動時の音についても対策が行われており、排気口に穴あきスポンジがついていたり、モーター部分への振動対策などで音量を抑える機能が追加されているようです。

とはいえやはりパワーがある分だけ音は大きく、さらに重いという口コミが目立っており、決して扱いやすい掃除機とは言いづらい雰囲気があります。

特に広い場所やオフィス、業務での使用を考慮された部分も大きいと思われますので、一般的な家庭での使用を検討されている方や、コンパクトな部屋での利用を前提とされている場合は注意が必要ですね。

吸引力という点においては非常に高い評価がされている製品なので、とにかくごみを常にフルパワーで吸い取ってほしいという方にはおすすめ出来る商品と言えます。

マキタ CL182FDRFWの概要、おすすめポイント、口コミ・レビュー評価、他製品との比較などをまとめてみましたが如何でしたでしょうか。

マキタ CL182FDRFWはスティック型掃除機としては吸引力も高く、長時間の利用などができる、小型ヘッドで比較的取りまわしやすいなど、全体的に口コミ評価は高い商品でした。

反面、重さが気になる、ヘッドが小さくシンプルな作りで広い場所の往復が手間に感じるなど、デメリットも見受けられる商品でもある為、どういった掃除機が欲しいかをより明確にし、高い吸引力で狭い場所も入れるような掃除機を選びたい。多少重くてもコードレスでしっかりごみを吸い取ってくれる掃除機がいいなど、そういった要望には全力で応えてくれる、おすすめ出来る掃除機と言えるでしょう。

価格、吸引力、サイズ、バッテリーなど、様々な要望をすべて完璧に満たしてくれる掃除機というのはなかなか難しいので、特に譲れない項目などを選択し、その中で一番期待に応えてくれる掃除機が見つかるといいですね。