パナソニック 携帯テレビ UN-19F7

UN-19F7はWi-Fi接続が可能ですので、アンテナ線の場所を気にしてテレビを設置する必要はありません。電波が受信できる場所であれば、テレビ本体を持ち運びしてテレビ視聴を楽しめます。家族が寝た後はテレビを観ることができないと悩む人には便利でしょう。

UN-19F7はテレビ番組の視聴だけでなく、番組録画にも対応しています。番組録画するためには、あらかじめ別売のUSBハードディスクをチューナー部分に差し込んでおく必要があります。シングルチューナーのため、番組録画中は裏番組を視聴できないという点が不便ですが、留守中に番組録画をするという人にはぴったりでしょう。

UN-19F7は、スピーカーボックスを搭載しています。低音域もしっかりととらえ、音に深みを出すことを実現させました。薄型テレビはしばしば音質が悪いと不満に思う人が多いですが、UN-19F7にはスピーカーボックスが前方に向かって搭載されていますので音がこもることはありません。

UN-19F7には、防水機能がありません。台所やお風呂など水回りの使用はできませんので、不満の声が相次いでいます。防水シールなどでUN-19F7の本体を保護して台所で利用している人もいますが、メーカー側は推奨していませんので自己責任となります。

UN-19F7は、チューナー部分から受信した放送を飛ばして番組を画面に映すため、有線式のテレビと比較すると数秒間のタイムラグが発生します。有線式のテレビに近い場所で同じ番組を観ていると、音がこだまするようになり音声がとらえにくくなるのが欠点です。

チューナー部分の置き場所や電波の状況によっては、画面がぶつぶつ途切れてしまうという口コミもあります。UN-19F7は、使用環境によっては有線式のテレビよりも不安定です。UN-19F7のチューナーを設置する時には、置き場所を変えて試して最適な電波受信が可能な場所を探しましょう。

UN-19F7最大の魅力は、アンテナ線のない場所であっても持ち運んでテレビ視聴ができる点です。しかし、UN-19F7でテレビ視聴するためにはACアダプター接続が必須となります。したがって、持ち運び先にACアダプターとコンセントが必要です。そのため、UN-19F7は完全なコードレスではなくがっかりしたという意見もでています。

UN-19F7は画質がすばらしいという意見も見受けられました。UN-19F7では、画質モードが5つあります。使用している環境によって画面の設定を切り替えられますので、より最適な画質で番組を楽しめるでしょう。また、ユーザー設定で好みの画質にすることも可能です。

UN-19F7にはHDMI入力端子が1つありますので、別売のHDMIケーブルと接続してゲーム機器をつなげることが可能です。つまり、UN-19F7はテレビ視聴だけでなくゲームプレイ機器としての活躍も期待できます。自分の部屋でテレビ視聴とゲームがしたいと考えている人には好評です。

UN-19F7の初期設定が簡単であると点をメリットにあげている人もいます。UN-19F7では、ケーブルをつないだあと、住まいの地域の郵便番号を入力し、画面の指示に従ってネットワーク接続を行うだけの簡単設定となっています。機械操作が苦手であるという人にとっては大変助かるでしょう。

UN-19F8は、UN-19F7よりも1年後に発売された後継機種となります。両者は機能面に関しての違いはありませんが、少々マイナーチェンジをしています。

UN-19F8ではUN-19F7よりもモニター部分がやや小さくなりましたが、重量がUN-19F7よりも軽い約1.8kgとなっています。UN-19F8は持ち運ぶ機会の多い人にとってぴったりと言えるでしょう。

また、外枠の色が変更となり、UN-19F7では白であったものが、UN-19F8では黒になりましたので、お部屋の統一感も出やすいデザインとなりました。

「外からどこでもスマホで視聴」の専用アプリにも変更点があります。UN-19F7の専用アプリは「メディアアクセス」でしたが、UN-19F8「どこでもディーガ」になっています。メディアアクセスではできなかった「音楽を聴く」「写真・動画を見る」「写真・動画を送信」「遠隔登録」が、どこでもディーガでは可能となり、より便利に使用できます。

小売価格については、両者共にさほどの差はありません。スマホから操作する機会の多い人にはUN-19F8がおすすめですが、こだわりのない人はどちらを選んでも損をすることはないでしょう。

UN-19FB8は、UN-19F7よりも1年後に発売されたモデルの携帯テレビです。UN-19FB8はUN-19F7と比較すると全体的に機能面が豊富で利便性が高いので、機能性重視の人はUN-19FB8がおすすめです。

UN-19FB8では、YouTubeやNETFLIXなどの動画配信サービスが対応可能となりました。テレビだけではなく、動画配信も楽しみたい人はUN-19FB8がぴったりと言えるでしょう。

また、UN-19FB8では内臓バッテリーも搭載されています。充電時間は4時間ほどかかってしまいますが、バッテリーは3時間半ほど持ちます。毎回のようにあ電源ケーブルを持ち運ぶ必要はありません。

UN-19F7でスタンドの角度を変える事ができないと不満に感じている口コミがありましたが、UN-19FB8では、スタンドを3段階調節が可能となりました。視聴する位置に合わせて画面を調節できる点は便利でしょう。

機能面に優れているという人にはUN-19FB8がおすすめですが、最低限の機能で構わない場合は、UN-19F7で充分です。

UN-19F9は、UN-19F7よりも2年後に発売された後継機種となります。UN-19F7と比較すると大きな違いはありません。

UN-19F9は外寸サイズがやや小さめとなり、重量も軽くなりました。持ち運びにはUN-19F9の方が便利でしょう。

また、動作時の消費電力に違いがでています。UN-19F7では、消費電力が約23.5Wだったのにたいし、UN-19F9は約20.5Wまで下がりました。

ただし、節電待機時の電力消費はUN-19F9の方がやや上となり約0.4W。UN-19F7では約0.2Wとなっています。全体的な電力消費量はUN-19F9の方が低めですので、電気代が気になるという人はUN-19F9がぴったりでしょう。

小売価格は、後継機種であるUN-19F9の方が高めの価格設定となっています。両者の機能面については大きな違いがありませんので、購入時に安く手に入りそうな方を選ぶと良いでしょう。

パナソニック UN-19F7 プライベートビエラの種類について、商品情報、取扱説明書、おすすめポイント、口コミ・評価・レビュー、他製品との比較をまとめました。

UN-19F7は、Wi-Fi接続で番組データを受信しているため、アンテナ線がない場所であっても自由にテレビ視聴が可能な点は高評価を受けています。ただし、電源ケーブルが必要となりますので、持ち運び先にコンセントが必要です。

また、UN-19F7には防水機能はありませんので、台所やお風呂での使用はできません。メーカー側でも水回りでの使用はしないようにと注意喚起をしていますので、やや不便と感じる人もいるでしょう。

UN-19F7にはHDMI入力端子が1つありますので、ゲーム機器やブルーレイプレーヤーなど接続して、ゲームをプレイしたり、ブルーレイを楽しんだりすることができます。ただし、動画配信サービスには接続できません。UN-19F7は基本的な機能は押さえているが、かゆいところに手が届かない携帯テレビといえます。

UN-19F7はあくまでも必要最低限の機能があれば問題ないと考えている人におすすめな良品です。