2022/03/16 更新

ソニー

ソニー テレビ KJ-75X8500Fの調査レポ

¥361,370 〜
(税込)
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ソニー(SONY)

ソニー SONY 75V型 液晶 テレビ ブラビア 4K Android TV機能搭載 Works with Alexa対応 2018年モデル KJ-75X8500F

メーカー
ソニー(SONY)
商品名
BRAVIA KJ-75X8500F
画面サイズ
75V型
画素数
3,840×2,160(4K)
録画機能
外付けHDD
寸法/サイズ
167.3 x 96.3 x 5.4[167.3 x 103.1 x 37.1]cm
重量
38.9[40.1]kg
省エネ性能(★~★★★★★)
★★★★☆
部屋に置いたときより、部屋に入れる段階で苦労する大きさでした。 狭小住宅の我が家では階段を上がれず、2階のリビングに運べない。

出典: https://kakaku.com

75インチの液晶テレビでは、家によっては運び入れが困難となります。事前に寸法を調べて、寸法を調べた結果、運び入れが困難であると判断されれば、窓上げ搬入をする業者を頼みましょう。
リモコンボタンに反応するまでのタイムラグが有り、少々もっさりしています

出典: https://kakaku.com

リモコンボタンを押してから、反応するまでのタイムラグが発生するので、煩わしさを感じることでしょう。慣れてくると気にならない方もいるので、使っているうちに問題なく感じる方もいるようです。
ただ、TVの足がイマイチ、スタイリッシュでは無く残念ですが、ここまでの重さを支えるのには仕方無いのでしょうね。

出典: https://www.biccamera.com

テレビの脚のデザインに魅力がないと感じる方もいるようです。たしかに、それなりの重量を支えることになるので、スマートなデザインを好む方には違和感があるかもしれません。
残念ながら音声は10w x2チャンネルという事で音質はカバーレンジが狭い為、綺麗な画像に比べ不釣り合いなほどチープとなっている。今回本機に加えヤマハ製YAS-107サウンドバーを同時に購入し音の質をカバー(サブウーファーもセット)

出典: https://www.amazon.co.jp

サウンドバーを別に購入しないと、画像の迫力に音質が負けてしまっているように感じるようです。そのままでも満足できる方もいるので、一度音を確かめてから、サウンドバーの追加購入を考えましょう。
特にモーションフローという機能が素晴らしく、映像のカクツキがほぼ無くなるレベルです。

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モーションフローは、映像の表示時間を4倍速の映像と同等にすることで、動きの速い映像をカクツキなく再現する機能です。ゲームやスポーツ観戦などに適しています。
アンドロイドTVは初めてでしたがアプリダウンロードという仕組みにより拡張性が有るのが良いと思います

出典: https://kakaku.com

アプリをダウンロードすることで、より楽しみ方に幅が広がります。アプリを音声機能で指定、操作サポートまで行えるので、多くのアプリをダウンロードして整理がつかなくなるということもありません。
このサイズでお安く購入できました。満足のいく商品です。

出典: https://www.biccamera.com

サイズが大きくなるほど価格も上がっていきますが、KJ-75X8500Fは75インチテレビにしては価格が低めの設定です。機能もしっかりしているので、コストパフォーマンスがとても高いと言えます。
最近のテレビはネットに繋いで動画も見られることにも驚きました。

出典: https://www.yodobashi.com

家庭内の無線LAN環境で、手軽にYouTubeなどのネットサービスを楽しめます。安定した5GHzでの接続にも対応しているので、途中で動画の読み込みが止まるもどかしさも解消しています。

KJ-75X8500FとKJ-75X9500Gの大きな違いは価格、ドルビービジョンの有無、音響の強化、LEDバックライトの位置、倍速液晶のタイプ、消費電力量についてです。

 

価格はKJ-75X8500FがKJ-75X9500Gよりも20万円ほど低くなっています。KJ-75X9500Gは発売時期もKJ-75X8500Fの一年後で機能面も改善されました。この差が大きく価格に表れています。

 

ドルビージョンがKJ-75X9500Gでは追加された機能です。ドルビービジョンは従来よりも、鮮やかな色彩、コントラスト、明暗の差などの映像再現について強化を可能としました。

 

倍速液晶のタイプは、KJ-75X8500FがモーションフローXR240で、KJ-75X9500Gは倍速駆動パネルとなっています。KJ-75X9500Gの方が新しい技術となっているので、映像の滑らかさも倍速液晶のタイプの変更とともに向上しています。

 

 

音響もKJ-75X9500GはKJ-75X8500Fから強化されました。従来機にもある背面下部のフルレンジスピーカーに加え、背面上部にサウンドポジショニング トゥイーターを搭載しました。音の定位感を大幅に向上させることに成功しています。

 

LEDバックライトの位置はKJ-75X8500Fが従来のLEDバックライト位置、KJ-75X9500Gが直下型LED部分駆動となっています。直下型は液晶テレビの画面の真裏にライトが配置されているので、画面全体の明るさが維持されます。ただ、必要なライトの数が多くなるので電気消費量も上がります。

 

年間消費電力量が、KJ-75X8500Fは191 kWhなのに対して、KJ-75X9500Gは319 kWhとなっています。ライトの数の違いが大きいです。テレビを見る時間が長くなれば、さらに年間消費電力量の差は大きくなるでしょう。

 

電気代とコストパフォーマンスを一番に考えるのなら、KJ-75X8500Fがおすすめとなります。特にテレビを長時間見たり、つけたままにするのが好きな人は、電気消費量がかなり多くなることが予想されるので、尚更おすすめできます。

 

ただ、機能面はKJ-75X9500Gの方が圧倒的に高く、KJ-75X8500Fでの音質における課題解消や特長の強化がしっかり行えています。予算に余裕があり、機能重視ならKJ-75X9500Gがおすすめとなります。