WHATNOT(ワットノット) ランタン・ワークライト タクティカルコット

今やキャンプの必須アイテムとなりつつあるコット。地面の凸凹や冷えから守り、快眠を手助けしてくれるため、ベッド替わりに使う人も多いです。数多くのコットがある中、周りと被りたくはないけれど、有名ブランドのものでないと安心できないと思っていませんか？

実は有名ブランドでなくとも、おしゃれなデザインとコスパの高さで話題となっているショップがあります。それがWHATNOTです。WHATNOTは兵庫県にあるアウトドア用品のショップで、オリジナル製品も多く出しています。

この記事ではそんなWHATNOTの2wayタクティカルコットの魅力について、レビュー・口コミとともにお伝えします。他のブランドの商品との違いもお教えしますので、参考にしてください。

WHATNOTの2wayタクティカルコットの仕様は次の通りです。

注目すべきは幅の広さ。他の商品では幅65～67cmのものが多い中、2wayタクティカルコットは70cmで広々です。さらに生地の張りが柔らかめで、身体を優しく包み込みます。それでいて脚には安定感があり、きしみ音も少ないので、日常使いにもおすすめです。

2wayタクティカルコットには収納ケースが付いています。ケースは肩に提げて持ち運びできるベルト付きです。加えて、マジックテープ付きでコットに取り付けられ、中に服などを入れて枕としても使えます。

また、2wayタクティカルコットには上下2か所にメッシュポケットが付いています。これはコットから垂れ下がった状態にもできて、スマホなどの小物を入れておくのに便利です。

2wayタクティカルコットの通常価格は19800円で、他の有名ブランドの製品と比べて3分の1程度です。だからといって品質は劣っておらず、先に紹介したように、寝心地の良さと使いやすさも備えています。

そもそもWHATNOTは、コスパの高いオリジナル製品が評判のショップです。コットのほか、蚊取り線香ホルダー・ツールオーガナイザーなども人気を集めています。お手頃なアイテムは複数買いにも最適です。

アウトドア用品における「タクティカル」とは、ミリタリーテイストを取り入れたウェアや、軍隊でも使えるような機能的な道具を指します。自然に溶け込む色合いや、武骨でかっこいいデザインが人気です。

2wayタクティカルコットも、サンドベージュのカラーとシンプルな見た目がかっこよく、便利機能も満載です。タクティカルの名がついたコットを他に出しているところは少なく、周りと被る確率は低いかと思われます。

先に紹介したように、2wayタクティカルコットは生地の張りが柔らかめなのが特徴です。しかし、使用時の沈み込みが大きいため、繰り返し使用すると生地が伸びるのではないかと心配の声も上がっています。

ただ実際には、耐久性に問題があるとの声はほとんど見られていません。万が一問題があった場合でも、WHATNOTでは1年保証を付けているため、交換などの対応をしてもらえます。

2wayタクティカルコットは延長用の脚の抜き挿しで高さ調整を行います。その際、根元のプッシュボタンを押し込みながら行う必要があり、このボタンが固めで押しにくいとの声があるようです。

ただ、組み立ては両サイドにポールを通し、脚を取り付けるだけでシンプルな上、上記の高さ調節以外では力もあまりいらず、全体的には簡単と言えます。

1914年創業の老舗アウトドアブランド、オガワ（ogawa）のハイ＆ローコットワイドはWHATNOTのコットと同じく、高さが2段階に調節できます。違いとしては横幅が1cm広く、重量は約2kg上回ります。

脚のパーツがWHATNOTより少ないためか、耐荷量は120kgとやや下回ります。また価格は通常25300円で少々お高めです。ただ、高さの調節は脚のパーツを差し込む場所によって変える方式で、こちらの方が手軽にできます。

「アウトドアを通じて人生にワクワクを」がテーマのアウトドアブランドWAQ（ワック）。WAQのフォールディングコットも高さが2段階に調節可能で、組み立ての手順もWHATNOTと類似しています。

大きな違いとしては生地の素材が300Dのナイロン生地で、600DのWHATNOTより薄手です。またサイドボケットがなく、収納バッグは枕としての利用が想定されていません。一方、通常価格は15800円と安価です。

ここでWHATNOTの2wayタクティカルコットと、代表的な6つのメーカーの高さ調節可能なコットとを比較しましたので、検討中の方は参考にしてください。

WHATNOTの2wayタクティカルコットは高い機能・快適な寝心地・コスパの高さと3拍子揃ったコットです。家族やカップルでのキャンプ用として、複数買いにも適しています。包み込まれるように快適な寝心地を体験してみてはいかがでしょうか。