LGエレクトロ二クス テレビ 32LX6900PJAの調査レポ

32LX6900PJAは、ビデオ標準のHDR映像に4K相当の明るさをプラスする独自技術「Active HDR」を搭載しています。さらに、SDRで撮影された映像の失われた光量やカラー情報を復元しながら深みのある映像にする「HDR効果」モードも採用。明るい部分と暗い部分、それぞれの光を調整しながらより繊細で鮮やかに見せるのが特徴です。

多彩なコンテンツを視聴したい方にも32LX6900PJAがおすすめです。さまざまなネット動画アプリをプリインストールしており、多くのコンテンツを複雑な操作なしで楽しめます。さらに、フルHD液晶によりハイビジョンの2倍の高精細映像で視聴できるのもポイントです。複数の外部接続端子やBluetoothなどが搭載されているので、見たいコンテンツをすぐに視聴できます。

ドキュメンタリー・映画・ライブなど、今見ている映像ジャンルに最適な音質に調整できるのも32LX6900PJAの魅力です。「AIサウンド」は独自の人工知能によって音声・映画・音楽の3つに音声を分類し、それぞれのジャンルに合わせたサウンドに調整する機能。バーチャル4.0chサウンドで、より臨場感があふれるテレビ映像やネットコンテンツを楽しめます。

高画質が魅力の32LX6900PJAですが、標準モードのままでは色に違和感を感じるという声があります。「Active HDR」は従来の画像で失われたカラー情報を復元する独自の技術なので、従前のテレビで見慣れた色合いとは大きく異なることもあります。デフォルトの設定から色温度などを調整することで対応しましょう。

視聴中に番組表へ切り替える際の応答時間がかかる、という声もありました。音声と映像が一旦途切れ、番組表が表示されたらその後音声が復旧するという状態のようです。この現象は32LX6900PJAの仕様によるもので許容範囲と捉える口コミもあります。改善するにはOSなどのバージョンアップを待つしかなさそうです。

人工知能が3つのモードで音質調整をする「AIサウンド」ですが、小音量では聴きとりづらさを感じるようです。夜間など音量を上げられない状態では、特に人の声が明瞭に聞こえないという声があります。音の聞こえ方は個人差も影響するため、物足りないと感じる方は前面にスピーカーを取り付けるという選択肢もあります。

YouTubeやAmazon primeなど、様々なコンテンツを直接視聴できる点に良い評価が集まっています。ワイヤレスでも端子でも接続でき、AppleからならScreen Mirroringも簡単に設定可能。PCを立ち上げる必要がなく、またチャンネル数が少ない地方でも大活躍するテレビです。

在宅ワークでPCモニターとテレビを兼用したい方からも高評価です。HDMIで接続しHDRモードで使用すると、映像の美しさをより感じられます。また薄型のアイテムなので、モニターアームでの設置も可能。テレビ台に設置するよりも自由度が上がり、部屋のどこからでも美しい映像を見られます。

32LX6900PJAは、広視野角のIPS液晶パネルを採用しています。液晶テレビとひと口に言っても、パネルの種類によっては斜めから見ると色味が変化してしまうことも。テレビを見る定位置がない場合には、高視野角IPSタイプの本機種なら色ムラを感じずに見られておすすめです。

43UN7100PJAは43インチで4Kに対応した液晶テレビです。32LX6900PJAの上位モデルで、Googleアシスタント・Amazon Alexaのスマートスピーカーと連携しており、付属のマジックリモコンから音声で操作できる点が大きく異なります。

見たい映画やキーワードをリモコンのマイクに向けて話すだけで簡単に検索できるため、番組サーチやショッピングなどを気軽に楽しみたいシニア世代にもおすすめです。BS 4K・110度CS 4K採用の規格にも対応しており、使い勝手の良さや画質にこだわる方には43UN100PJAが適しています。

32LF5800は32LX6900PJAと同じく32インチのIPS液晶テレビですが、視野角が大きく異なります。独自の液晶分子配列により178度の広視野角を実現しており、さまざまなアングルからクリアな画像を視聴できるのが特徴です。

また、5.0chサラウンドのような音質を再現する「バーチャルサラウンド・プラス」を搭載し、さらにパワフルな音を楽しめるのもポイント。スマホやタブレットとも気軽に映像や画像を共有できるSmart TVにも対応しています。1台のテレビを家族みんなで視聴したい場合におすすめです。

LG 32LX6900PJA テレビ の商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

32LX6900PJAはテレビでの映像だけでなく、さまざまなインターネットを活用した動画コンテンツが気軽に楽しめます。従来の映像をより鮮明で高精細に見せる独自技術を搭載しており、テレビは画質にこだわって選びたいという方におすすめです。

視聴中に番組表など他の機能への切り替えスピードがやや遅く感じるというデメリットがあるため、サクサク操作ができるテレビを求める方には不満が残ると考えられます。しかし、32インチでPCモニターとの兼用やSmart TVとしても使えるため、多機能に使える点はメリットです。美しい画像と臨場感あふれるサウンドのテレビを探している方はぜひチェックしてください。