Moon Lence アウトドアチェア・ベンチ 2wayアウトドアチェア

キャンプで快適に過ごすために、アウトドアチェア選びは重要です。持ち運びやすく、座り心地もいいチェアを選びたいけれど、そういうチェアほどお値段が張るもの。頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

実はそんな方におすすめのメーカーがあります。中国のアウトドア用品メーカー「Moon Lence（ムーンレンス）」です。中国メーカーのイメージに反して品質は申し分なく、価格もお手頃で、節約派のキャンパーから人気を集めています。

この記事ではそんなMoon Lenceの人気商品、2wayアウトドアチェアの魅力について、レビュー・口コミとともにお伝えします。改造方法・他のチェアとの違い・組み立て方もお教えしますので、参考にしてください。

Moon Lenceは人気急上昇中の中国メーカーです。中国と聞くと品質が心配なイメージがあるかもしれません。しかし、Moon Lenceのアウトドア用品は有名ブランドに劣らないクオリティで価格はお手頃と、優れたコスパが評判です。

しかも、Moon Lenceは製品に「ライフタイム保証」を付けています。これは製品に不具合があった場合、購入から1か月以内なら新品との交換または全額返金、1か月以上経っていれば無償修理の対応をしてもらえる制度です。

2wayアウトドアチェアはその名の通り、座面の高さを2段階に変えられます。座面を支える4本の脚をたたむと座面を低くできる仕組みです。

2wayアウトドアチェアにはロータイプとハイタイプの2種類があります。それぞれの仕様は次の通りです。

先に紹介したように、Moon Lenceの製品は優れたコスパが自慢です。Amazonなど通販サイトでの評価も上々で、お手頃価格だからといって決して粗悪ではないことが示されています。

定番のアウトドアチェアの1つ、ヘリノックスのグラウンドチェアと比較すると、価格は半分以下。家族用などで複数買いしたい方には特にうれしいところです。お得な2個セットもあります。

2wayアウトドアチェアの使用時には、組み立てたフレームに座面の生地を取り付けます。使い始めではこの生地が硬く、取り付けに少々力がいります。ただ、組み立て自体は難しくなく、慣れればすぐにできます。

また、繰り返し使っていると生地も伸びてきて取り付けやすくなります。最初のうちは座る際に座面に力を入れるように意識しておくと、より早くなじむかもしれません。

脚をたたんで座面を低くして使う際には、フレームの金具部分が地面との接点になります。この高さが微妙に違い、がたつきがあるとの声が上がっています。ただ、土の上など柔らかい場所であればさほど気になりません。

アウトドアでは地面が平らでない場合も多いので、割り切ってしまうのも1つの考えです。ちなみに、家の中でもこの状態で使いたい場合は、金具で床が傷つくのを防ぐため、シートや保護パッドなどを用意しましょう。

2wayアウトドアチェアに限らず、ロータイプのアウトドアチェアは足を投げ出してくつろげるのが大きな魅力です。一方で、その分立ち上がるのに力がいるため、億劫になりがちなデメリットもあります。

負担とならないよう、テーブルなどは高さの合うものを選びましょう。配置やその日のスケジュールなども工夫して、腰を落ち着けた後に立ち上がる頻度を少なくするのがおすすめです。

Moon Lenceの2wayアウトドアチェアは脚を取り外すと、より軽量で低いグラウンドチェア風に改造できます。ただし、改造したものはメーカーの保証がされませんので、自己責任で行ってください。

改造するには、次の手順で脚を外します。

1. 脚の先端の保護キャップを外す：力はいりますが手で引っ張って外せます
2. 中にあるキャップを引き抜く：ヘラなどがあると楽にできます
3. 引き抜いたキャップからゴム紐を外す：後で戻したいならほどき、戻さないならカットします

これで脚が外れるので、あとはゴム紐をフレームの中に入れ込みます。ゴム紐を反対側から引っ張り出して取り除いてしまう方法もあります。

2wayアウトドアチェアの座面はポリエステル製です。ポリエステルは火に弱いため、焚き火の近くで使いたいならチェアを保護するカバーがあった方が安心です。火の粉がチェアに飛んで穴が開くのを防ぎます。

また、寒い時期のキャンプではチェア本体のみだと、地面からの冷気で体が冷えやすいため、カバーで保温するのがおすすめです。毛足の長いフリース生地や、燃えないマイヤー毛布素材などを使ったカバーがあります。

Moon Lenceの2wayアウトドアチェア（ロータイプ）とヘリノックスのグラウンドチェアとの違いは次の通りです。

価格以外では重量の違いが目立ちます。ただ、Moon Lenceの方も1kgを切っているため、特別重いわけでもありません。

Moon Lenceからはハイバックタイプの「Moon Lence アウトドアチェア」も出ています。2wayアウトドアチェア（ハイタイプ）との比較は次の通りです。

ハイバックタイプは生地が厚めで背もたれが大きい分、重量が増えてかさばります。

Moon Lenceの2wayアウトドアチェアは組み立て方もたたみ方も、たったこれだけのシンプルな作業です。

• 組み立て方：フレームを組み上げる→座面の生地をはめる
• たたみ方：座面の生地をはずす→フレームを折りたたむ

フレームは中に通ったゴム紐でつながっている状態なので、直感的に組み立てられます。解体するときには、フレームに書かれている矢印の方向に引くとはずれます。解体したフレームは付属のバンドで束ね、そこに座面の生地を巻き付けて、収納バッグに入れれば片付け終了です。

Moon Lenceの2wayアウトドアチェアは有名ブランドに負けない品質を持ちながら、価格はお手頃なコスパ自慢のチェアです。複数買いにもおすすめなので、家族や友達と一緒に揃えてキャンプを楽しみましょう。