ソニー テレビ KJ-65X8500Fの調査レポ

ブラビア KJ-65X8500Fを壁掛けするためのユニットです。後述していますが、壁掛け用のネジ位置がこれまでの規格と異なっているため、純正品の購入をおすすめします。

スタイリッシュなデザインのテレビなので、壁掛けにすることでより室内に溶け込むでしょう。

高精細な4K映像を高画質プロセッサーHDR X1で制御することで、映像がより精細に、鮮やかになります。

様々な映像をHDR並みにアップコンバートすることで、テレビの映像が本物の景色であるかのようにコントラストを調整します。

また、フルHD品質の映像をノイズ処理によって4K映像のような超解像処理もできます。

スピーカーは本体背面に2個搭載されています。

テレビ自体はコンパクトですが、背面にあるバスレス型スピーカーによって迫力ある低音を出力できます。

また、マルチサラウンドの音を仮想的に再現してくれるため、横から後ろに流れるような立体的な音を楽しむことができます。

スマートフォンのOSに使われているAndroidがテレビにも搭載されています。

操作方法は簡単でリモコンに話しかけるだけです。見たい映像を探したり、録画予約ができます。

さらに、Googleアシスタントに対応した機器の操作もできます。

カメラを設置した子供部屋の様子を確認したり、照明の明るさを変えたりできます。

テレビ本体にGoogle Chromecastが内臓されています。ミラーリングと言ってスマホやタブレットの画面をそのままテレビに映し出すことができます。

ミラーリング機能によって、スマホやタブレットで見ていた写真や動画をテレビで見れるので、お気に入りの写真や動画が家族などたくさんの人たちと一緒に楽しめます。

タイミングは様々あるようですが音が出なくなることがあるそうです。チャンネルを回している時や、普通に地上波を見ている時では音が出なくることがたまにあります。

その時はテレビを再起動したり、電源を落としてしばらく放置することで解消するそうです。

発生はまれのようですが、事象が続いた口コミもあるので注意が必要です。

ネット接続もできる高機能なテレビな分、リモコンの反応が遅いようです。押したという反応はわかりますが、押してからの時間が長いです。

ネットに接続して様々なコンテンツを視聴する人におすすめのテレビですが、地上波などテレビ放送しか見ないという人にとってはあまりおすすめできません。

数年前までは液晶テレビとプラズマテレビの2種類がありましたが、現在はほぼ全て液晶テレビになりました。

液晶テレビに比べてプラズマテレビは発色の良さがメリットの一つでしたが、プラズマテレビから買い換えた人は発色が少し気になるようです。

慣れの問題と考えられますが、プラズマテレビからの買い換えを考える人は発色を確かめて見た方が良さそうです。

65インチと大きいサイズですが、設置する際のスタンドが頼りないようです。デザインを重視しているので仕方ありませんが、大きくて重量もあるので注意しましょう。

実際にスタンドが破損したなどの口コミはありませんので心配はなさそうです。

設置する際は転倒防止のネジ止めなどは必ず施しましょう。

ネジ位置が違うため、壁掛け用の金具が規格に合わないものがあります。壁掛けを検討している人は純正品の購入をおすすめします。

また、これまでもテレビを壁にかけて使っていた人は規格が違うので同じ場所にかけられるか確認しておきましょう。

4KなのでフルHDと比べてしまうと当たり前ですが、画質の評判はとてもいいです。

格安の4Kテレビがありますが、画質は格段に違います。

やはり、高画質プロセッサを搭載しているので様々なコンテンツに応じて高精細に映し出せます。

格安モデルとメーカーモデルの違いがはっきりとわかるのが画質でしょう。

スマホのOSに使われているAndroidをテレビにも搭載しています。テレビをネットに接続すると、youtubeやHuluなどの動画サービスを直接再生できます。

さらに、Googleアシスタントに対応しているので家の中でネットワーク接続した機器をテレビを通じて操作することができます。

お掃除ロボットのルンバに声で指示を出すことも可能です。

ニュース番組などのナレーションは音がこもってしまい聞こえづらいという人は少なくないと思いますが、ブラビアKJ-65X8500Fは音を聞こえやすいように整えてくれます。

バラエティ番組では字幕がつくことが多いですが、ニュース番組は字幕がつきません。

声や音が聞き取りやすいなっているので、ニュース番組など多く見る人にはおすすめです。

画面のフチが少ないスタイリッシュなデザインなので、お部屋の中にテレビが溶け込みます。

画質が良いことは前述に記載した通りですが、フチが少ないことでまるでその場にいるかのような臨場感を味わえます。

スピーカーは背面に設置されているので、正面からは画面とわずかなフチしか見えません。

KJ-65X9000FはKJ-65X8500Fの上位モデルに位置付けられています。

両者はそれぞれX9000FシリーズとX8500Fシリーズと呼ばれています。X8500Fシリーズは4Kスタンダードモデルと位置付けられており、X9000Fはスタンダードよりもグレードが一つ上に位置付けられたモデルです。

画面サイズのラインナップに違いがあり、X8500Fシリーズは画面サイズが43インチから85インチまでの6種類ありますが、X9000Fは49インチから65インチの3種類となっています。

性能面でも違いがあり、高画質プロセッサX1 Extremeを搭載しています。X8500Fに搭載されているX1よりもさらに映像処理速度が40%アップします。

さらに、高性能のプロセッサは直下型LEDを部分駆動することができ、暗いシーンではLEDバックライトをOFF、明るいシーンではLEDバックライトONにしてさらなる高コントラストを実現しています。

液晶テレビは動きの早い映像に弱い特性がありますが、どちらも倍速液晶を搭載しているので動きをくっきり映し出せます。

ただ、これまでの制御方式は動きが早い映像ではフレームごとに黒画を挿入し、残像感を提言させていました。この方式では残像は抑えられますが、画面が暗くなってしまうデメリットがありました。

この制御を変えて、フレーム全体に黒画を挿入していた方式を部分的に黒画を挿入することで、明るいままくっきり映し出せます。

スタンダードモデルのKJ-65X8500Fでも十分な高画質ですが、さらに画質にこだわるならばKJ-65X9000Fがおすすめです。

値段の差は3万円なので予算に余裕があればKJ-65X9000Fの方が良いでしょう。

KJ-65X9000FはKJ-55X7500F下位モデルに位置付けられています。

両者はそれぞれX7500FシリーズとX8500Fシリーズと呼ばれています。X8500Fシリーズは4Kスタンダードモデルと位置付けられており、X7500Fは4Kベーシックモデルと位置付けられています。

画面サイズのラインナップに違いがあり、X8500Fシリーズは画面サイズが43インチから85インチまでの6種類ありますが、X7500Fは43インチから55インチの3種類となっています。

大きな違いとして挙げられるのが、BS4KとCS4Kチューナーが内蔵されていません。

インターネットの動画サービスや外部入力での4K映像は見られますが、テレビ放送での4K放送は見られません。

性能面での違いは高画質プロセッサHDR X1が搭載されていません。さらに、液晶は倍速駆動に対応していません。

倍速に対応していないため、動きが早い映像を映し出すのは得意ではありません。

ベーシックモデルと位置付けられているX7500Fシリーズは、機能をいくつか抑えることで、4Kテレビを手頃な価格にしています。

BS4KやCS4K放送を見たい人はチューナーがないので注意が必要です。

また、格段に高画質な4K映像をさらに高画質で見たい人や、スポーツなど動きが早い映像が見たい人にはおすすめではありません。

手頃に高画質な4K映像を楽しみたい人におすすめと言えるでしょう。

ソニーテレビ ブラビア KJ-65X8500Fについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・ 評価、他製品との比較をまとめました。

ブラビア KJ-65X8500Fは高画質の4Kテレビで、ソニーのラインナップの中でスタンダードモデルと位置付けられています。高画質プロセッサHDR X1を搭載し、4K映像をさらに高画質・高精細に映し出します。

様々な機能がたくさんある中で、Android TV機能が便利です。スマホで使われているAndroidをテレビに使用することでインターネットを通じて様々なサービスに接続ができます。

youtubeやHuluなどの動画サービスを視聴できる他、スマホやタブレットの画面をテレビに映すミラーリングもできます。

Googleアシスタントに対応しているのも魅力の一つで、テレビを通じて家にある照明や家電などをリモートに動かせます。

現在、4K放送はBSとCSのみで地上波はなく、主にネット動画が主流となっています。4Kのテレビ放送を見たいという人にとってはオーバースペックでおすすめできません。

ブラビア KJ-65X8500Fはネット動画を頻繁に見る人や、画質にこだわる人におすすめのテレビです。今後はさらにネットの動画サービスは広がっていくと言われているので、KJ-65X8500Fがあればたくさんの動画サービスを楽しめるかもしれません。

4Kテレビが普及してきてたくさんの選択肢があります。その中でもKJ-65X8500Fは高画質なだけでなくネット動画にも対応しおすすめと言えます。ぜひ、候補の中に加えてみてはいかがでしょうか。