東芝 テレビ 32S22の調査レポ

32S22は、台座が元々付いているテレビですが、金具を壁に取り付けることで、壁掛けテレビにすることも可能です。壁に取り付けて視聴したい人に最適ですね。壁に取り付けることでテレビ台を置く必要が無くなり、部屋を広く見せることもできます。

「レグザエンジンファイン」を搭載しており、高画質化や快適な操作を実現しています。精密でクリアな映像を表示するだけでなく、番組表を高速起動するなど、テレビ視聴・操作をスムーズに行えることが特徴です。また、「カラーテクスチャー復元」により、彩度に合わせて輝度を強調・加算することにより、色の濃い映像も細部まで質感豊かに再現されています。

録画をしながら、他のチャンネルを視聴することが出来る、「2チューナーウラ録」が可能になっています。地上/BS・110度CSデジタル放送用チューナーを、それぞれ2基搭載しているため、別売のUSBハードディスクを接続することで可能となります。また、レグザ番組表から番組を選ぶだけで、簡単に録画予約が出来ることも特徴です。

家庭用テレビゲーム機に対応した「ゲームダイレクト」機能を搭載しており、遅延時間の短縮などを行ってくれます。対戦格闘ゲームのようにタイミングが重要なゲームでも、快適にプレイすることが可能です。また、超解像技術による画像処理により、美しく臨場感あふれる映像で、ゲームを楽しめることが特徴です。

以前からREGZAのテレビを視聴していた人には気にならないようですが、電源ボタンを入れてから画面が起動するまでの速度が遅い、という声が少なからずありました。そのようなコメントと同時に、何回か使用しているうちに慣れた、という声もありましたので、購入後しばらくは気になる人もいるかもしれません。

台座と本体の組み立てにネジ止めがあり、出来れば2人で行う方が良いというレビューがありました。1人でも出来ないわけではないようですが、確実に水平に押し込まないと、ネジがはまらない仕様になっているため、苦戦することがあるようです。

台座のサイズが大きいため、置く場所の広さをしっかり確認してから、購入した方が良いようです。また、台座に回転機能はありませんので、視聴したい場所からの向きについても、事前にシュミレーションしておいた方が良いでしょう。台座が大きい分、安定感はあるとの声も多数ありました。また、転倒防止機能も備えています。

年配者にとっては、リモコン操作が複雑に感じるといった声がありました。また、リモコンのボタンが小さいことも気になるようです。現在使いやすいと感じている、元々のリモコンとテレビを接続することも可能なようなので、活用したいですね。

とはいえ、元々REGZAシリーズを使用していた人にとっては、リモコン操作は気にならないとの声もあったので、意見が分かれるポイントのようです。

小型テレビだと、画質も低いことが度々ありますが、32S22は、高画質を実感する声が多数ありました。色彩の鮮やかさや、ゲーム利用時の快適さは実感できるレベルのようです。また、斜めから見ても白くなったりしないので、多少斜めの角度からでも、安定して見られることが魅力的です。

番組表のレイアウトの見やすさが、高評価のようです。新聞のテレビ欄のようになっており、そのままHDD録画予約もしやすいとのことで、録画を利用する人にとっては嬉しいですね。また番組表からジャンル検索や、フリーワード検索もできるため便利です。連続するドラマの自動録画機能も搭載のため、ドラマをよく見る人にもおすすめできます。

1人暮らし用に最適なサイズと機能である、とのコメントが複数ありました。6畳程の部屋に合っており、十分なサイズのようです。また、32S22は比較的薄くて軽いため、女性にも運びやすく、おすすめできるでしょう。寝室用やゲーム用など、目的に合わせて使用している人も多く、少人数で楽しむ分には十分なテレビであると言えるでしょう。

32S22は、外付けHDDが利用できるタイプのテレビです。また、ウラ録機能も付いているため、録画しつつほかの番組を見ることが出来ます。HDMI端子が2個付いていることやD4端子が1つ付属していることも特徴です。

さらに、USBハブを通して、同時に4台までUSBハードディスクを繋げることが可能なため、追加でハードディスクを導入しやすい点もポイントです。様々な機能面で充実しつつお買い得な価格なため、コスパの良さを感じる人が多いようです。

32S22の上位モデルとして挙げられる32V31ですが、機能面ではどのような違いがあるのでしょうか。まず1つ挙げられるのは、チューナー数の違いです。32S22は2チューナー搭載でしたので、1番組を見ている間に、1番組の録画が可能です。それに対し32V31は、3チューナー搭載となっています。

つまり、1番組を見ている間に、2番組を同時に裏で録画が出来るということです。見たい番組が重なったり、見たい番組がたくさんあったりする人にとっては、32V31の方が魅力的ですね。もう1つの違いは、32S22には無かった「VODサービス」を32V31は有している点です。YouTubeやNetflix、dTVなどに対応しているため、それらをテレビで見たい方は、32V31が良いでしょう。

画質に関しては両機種とも「レグザエンジンファイン」の機能を持っていますので、高画質である点は変わりません。また画面サイズも同じ32インチですので、価格と録画機能、VODサービスの違いを踏まえたうえで、検討し購入すると良さそうですね。

32S22の下位モデルとして挙げられる32S21とは、どのような違いがあるのでしょうか。まず1つ目はチューナー数の違いです。32S22は2チューナー搭載でしたが、32S21は1チューナー搭載となっています。そのため、録画はできるものの、その間に他の番組を見るなどの、裏録画をすることはできません。

32S22には無く、32S21にある機能としては、「タイムシフトリンク」があります。現在放送中の番組の途中でも簡単に番組の冒頭から見直すことが出来たり、過去番組表を表示することができたりします。また、DTCP-IP機能もあり、別の部屋にあるREGZAで録画した番組を、また別の部屋にあるREGZAで視聴する、といった操作も可能です。

録画機能に違いがある32S22と32S21ですが、画質は同じ性能となっています。テレビで録画を頻繁に利用し、同時に別番組の視聴もしたい場合は32S22がおすすめでき、特に裏録画機能を重視しない場合には32S21がおすすめできそうです。

また、メインのREGZAテレビをすでに持っていて、他の部屋に2台目・3台目として購入を検討している場合にも32S21は良いかもしれません。

32S22と似た名称の24S22ですが、数字に表れている通り、画面サイズの違いがあります。32S22は32インチですが、24S22は24インチとなっています。録画や機能、画質に関しては全く差はなく、同じです。純粋にテレビを置く部屋に合わせて購入すると良さそうです。

32インチ～49インチのテレビは6畳～12畳程度の部屋に向いていますので、32S22は一人暮らしや寝室などに特に向いています。6畳までの部屋であれば29インチ未満が適していますので、個人の部屋やゲーム専用で使用したい場合には24インチの24S22でも良いかもしれませんね。サイズが小さい分、電気代を抑えることも出来ます。

東芝 REGZA 32S22 テレビの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

32S22は高画質でお手頃な価格のため、コスパの良いテレビだということがわかりました。また、2チューナー搭載で裏録画ができるところも、おすすめできるポイントです。軽量で壁掛けも可能なため、その点を重視する人にも良いテレビでしょう。ゲームに向いていることも特徴です。

組み立てを1人で行うことの難しさや、年配の方はリモコンの操作など、不安点もありますので、それらも踏まえたうえでの購入検討が出来ると良さそうですね。

以上の点を踏まえると、1人暮らしでテレビをお求めの方や、寝室などに2台目以降のテレビをお探しの方、ゲーム専用にテレビを購入したい方などにおすすめできるテレビだと言えるのではないでしょうか。価格も踏まえたうえで、ぜひ検討してみてくださいね。