シャープ テレビ LC-40S5の調査レポ

LC-40S5を壁に掛けてテレビを視聴したいというご家庭もあるでしょう。壁掛け金具 AN-130AG1を使用する事でLC-40S5を壁に掛ける事が可能です。

液晶テレビを壁に掛ける事で部屋全体のスペースを取られる事はありません。液晶テレビを置くスペースが充分に取れないという環境ではメリットと言えます。

LC-40S5はダブルチューナーを搭載しておりますので、番組を録画しながら別の番組を録画する事ができます。チューナーがシングルのテレビは、録画している番組しか視聴できません。録画中であっても別の番組を観たいという人は、ダブルチューナーを搭載しているLC-40S5がぴったりでしょう。

LC-40S5は、液晶パネルの後ろにLEDバックライトを配置しています。これにより、テレビ画面をより明瞭かつ色合いもくっきり。メリハリのある高画質な映像を実現しました。直下型LEDライト構造のテレビはコストが高くなりがちですが、LC-40S5は比較的低価格となっていますので、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

LC-40S5は、リモコンの「番組検索」ボタンを押下する事で簡単に番組検索できます。出演しているタレント名や番組のジャンルで絞り込み検索ができますので、これから録画したい番組を探す時に便利です。また、LC-40S5の画面に映し出される電子番組表からも目当ての番組を探し出せます。

もう一度観たいと思えるシーンをさかのぼって観たい時に助かるのがタイムシフト機能です。LC-40S5では、AQUOSブルーレイと接続する事で、番組の一時停止や早送り、巻き戻しが自由自在のタイムシフト機能を実現します。これにより、番組の途中で席を外してしまう状況があっても安心です。

テレビを観ながら寝てしまったという悩みを持つ人も少なくはないでしょう。LC-40S5では、朝の目覚めに便利な「おはようタイマー」機能があります。タイマーを指定した時刻にテレビの電源を自動的に入り、アラームが鳴ります。

また、アラームを止めても5分後に再びアラームが鳴る便利な「スヌーズ機能」で二度寝防止にもつながります。テレビの前で寝てしまいがちな人にぴったりな機能と言えるでしょう。

LC-40S5の音質がこもっていて違和感があるという意見が多々ありました。LC-40S5は、ラジオを聴いている様で重低音に弱い傾向があるようです。ただし、LC-40S5は好みの音質に設定する機能があり、「くっきり」にすると改善されるという声も見受けられました。

LC-40S5は、枠が黒のシンプルなデザインの液晶テレビです。カラーバリエーションがありません。「部屋のインテリア家具と統一感を出したい」と考えている人にとっては、カラーバリエーションがない点を不満に感じているようです。現時点でLC-40S5にオシャレさを求めるのは難しいため、デメリットであると言えるでしょう。

LC-40S5はタイマーの設定がやや面倒であると不満の声が相次いでいます。LC-40S5には、タイマーオフボタンはありません。タイマーを切るためには、「ツール」ボタンを押して、LC-40S5の画面に映し出されるメニュー画面から設定が必要となります。タイマー機能をよく使用する人には、この点が不評です。

LC-40S5は、直下型LEDバックライトを採用したテレビであり高画質を実現しています。しかし、直下型LEDバックライトのデメリットである「画面の端がやや暗くなりやすい」という点が気になるという声もでています。ただし、LC-40S5の映像調整「明るさ」を調整すると気にならない程度であり、テレビの視聴に影響を及ぼす事はないでしょう。

LC-40S5は、コストが高くなりがちな直下型LEDバックライトを搭載している40インチの液晶テレビとしては比較的安いと評判です。デジタルダブルチューナーやタイマーなどの豊富な機能を兼ね備えながらも価格帯は5万円以下であることから、「LC-40S5は安価で買える」と満足している人が多いようです。

LC-40S5は、カラーバリエーションがなくシンプルなデザインですので、オシャレさを求める人には評判はよくありませんが、すっきりとしたデザインだからこそ良いと感じる人もいるようです。テレビの枠が主張することなく、画面に集中できてよいという意見もありました。LC-40S5は、テレビの存在感を出したくないと考える人にもおすすめです。

LC-40S5は、「画面の端の明るさが気になる」という意見もありますが、全体的には画質がよいと好評を得ています。4Kや5Kテレビと比較すると画質は劣る様ですが、古いタイプのテレビからLC-40S5に買い替えたという人は、LC-40S5の画質に満足しているという声が多く見受けられました。

2T-C40AE1は、LC-40S5の発売より約1年後に登場した後継機種の液晶テレビです。両者は見た目や基本的な機能に違いはありませんが、LC-40S5よりも便利な点があります。

LC-40S5はHDMI端子が2つでしたので、ブルーレイディスクレコーダーなどのAV機器を接続したい際に足りないという意見がありました。2T-C40AE1では、HDMI端子が1つ追加されて3つとなっています。たった1つの差ではありますが、1つ多い事で別途HDMIセレクターを購入せずに済む人も出てきますので、細かいながらも助かると感じる人もいるでしょう。

また、2T-C40AE1をAQUOS対応のブルーレイやUSB外付けHDDにLAN接続する事によって、別室であっても録画した番組を視聴する事が可能となりました。様々な理由で液晶テレビとブルーレイなどの機器を同じ部屋に置きたくないといったケースでは便利でしょう。

両製品は小売価格にさほど違いは見られません。どちらにするか迷っているという人は、購入時のタイミングで安かった方を選ぶと良いでしょう。

LC-40H40は、LC-40S5よりも1年前に発売された液晶テレビです。全体的な機能については、LC-40H40の方が豊富と言えます。LC-40S5にはない様々な機能が搭載されている分、小売価格はLC-40H40の方が高い傾向があります。

LC-40H40の大きな特徴なのが、「リッチカラーテクノロジー」が採用されている事にあります。リッチカラーテクノロジーは、液晶画面の鮮やかな発色を映し出せる技術です。その結果、LC-40H40の画質は非常に良いと評価している人は多くいます。

また、LC-40H40には音質を自動で聞きやすく保つことができる「CMオートボリューム」という機能があります。これにより、「CMに切り替わった際に急に音が大きくなって驚いた」という不満はなくなるでしょう。

その他に、LC-40H40ではPC端子もありますので、パソコンとの接続が可能です。パソコンに保存している動画や画像、書類などをLC-40H40の画面で視聴できます。

基本的な機能だけで良いという人はLC-40S5がおすすめですが、一歩踏み込んだ機能も必要に感じている人はLC-40H40が向いているでしょう。

LC-40W5は、LC-40S5と同時期に発売された液晶テレビです。一見すると同じような液晶テレビですが、機能や便利さはLC-40W5の方が優れています。

LC-40W5の大きな特徴は、ネットワークサービスに長けているという点。LC-40W5では、リモコン操作でダイレクトに「YouTube™」にアクセスして映像や音楽を楽しめます。また、インターネット映像配信ネットワーク「NETFLIX」にも対応していますので、様々な番組やドラマを楽しむ事が可能となりました。

AQUOS PHONEと連携して、AQUOS PHONE側に保存されている動画や音楽を楽しめるだけでなく、WEBサイトをLC-40W5の画面上に映し出す事もできます。LC-40W5は、パソコンやスマートフォンを利用する頻度が高いという人は最大限に活用できる液晶テレビと言えるでしょう。

さらに、LC-40W5は無線LANにも対応していますので、テレビ周りのコードの配置に悩む心配も激減する点もメリットの1つです。

画質については、ノイズが発生しやすい場面でのノイズ軽減される「高画質アクティブコンディショナー」が搭載されて、より美しい画面であると評判も上々です。LC-40W5は、LC-40S5よりも販売価格帯はやや高めの水準となりますが、パソコンと液晶テレビの連動を考えている人は、LC-40W5がおすすめです。

シャープ 液晶テレビ AQUOS LC-40S5の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

LC-40S5は、使用頻度の高い機能は兼ね備えつつも、コストパフォーマンスに優れている液晶テレビです。デジタル2チューナー搭載されており、裏番組を録画しながら別の番組を視聴できるのは大きな魅力と言えるでしょう。

一方で、音質がややこもっていて違和感を覚える、タイマー設定が面倒といったデメリットもあります。また、HDMI入力端子が2つしかなく、液晶テレビと様々な機器を繋ぎたいという人には不便さを感じるでしょう。

さらに、LC-40S5はネットワーク接続にはあまり長けていない印象です。パソコンと繋いで液晶テレビの使用を便利にしたいと考えている人は、同時期に発売されたLC-40W5の様な高機能の液晶テレビが向いています。LC-40S5は、液晶テレビとして基本的な機能があれば問題ない人におすすめです。