シャープ テレビ LC-40U45の調査レポ

LC-40U45は、大画面テレビでも画素の粗さが気にならない液晶パネルで、フルHDの4倍の約829万（3,840×2,160）画素の液晶パネルを採用しており、高精細な映像を楽しめる仕様になっています。

さらに、風景の奥行き感や素材の質感までリアルに再現できる、HDR（ハイダイナミックレンジ）映像や、明るい映像シーンから暗い映像シーンまで、色のバランスを保ちながら微妙な色合いを描き分け、色彩豊かな映像を再現するリッチカラーテクノロジーが搭載されています。

LC-40U45には、「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」という、4K映像の臨場感を高める、4K液晶パネル専用のテレビエンジンが搭載されており、ノイズの低減とコントラスト感を向上させる処理をし、情報量の多い4K映像を臨場感豊かに表現します。

また、ハイビジョン放送やブルーレイディスクのフルHD映像を、高精細映像に再構成したり、パネルの持つ色域と解像度を最大限に活かして4K放送を再現したり、部屋の明るさや映像情報から適した画質調整を自動で行う機能にも対応しています。

さらに、大画面でも文字が見やすく一覧しやすい4Kクリア番組表や、大きな画像も高精細に見える4Kウェブブラウザも搭載されており、4K高精細な大画面を活かした使い勝手の良さを実現しています。

オンキヨー株式会社とのコラボレーションで開発したバスレフ型スピーカーボックスを採用し、高音域から低音域まで、臨場感豊かな音質が再現されています。

また、自然な音の広がり・奥行感・明瞭度の高い音声が再生される技術や、映像の臨場感を高める音質を実現する技術が搭載されており、自然で聞きとりやすい音質を実現しています。

LC-40U45は、気になる情報を簡単に選べる「ビジュアル モーションガイド」や、視聴番組に関連したエンタメ情報を知らせる｢おすすめ選局ナビ｣、テレビを視聴しながら見たい番組をスマートに検索できる｢スマートサーチ｣などの、快適ナビゲーションも魅力の一つです。

リモコンで見る・録る・聴くを操作でき、スマートフォン（シャープ製）と連携してコンテンツが楽しめるので、YouTubeに簡単にアクセスできる機能や、新時代のクラウドゲーム・学べる知育アプリなど、大画面で多彩な楽しみ方が味わえます。

先ほど紹介した「4Kクリア番組表」や「4Kウェブブラウザ」の他にも、見やすさ・使いやすさを実現した機能があり、リモコンはよく使うボタンを大きくし、スリム＆ラウンドシェイプを採用したNEWデザインで、持ちやすく手になじみやすいデザインに仕上げています。

また、「スイーベル（回転式）スタンド」が採用されており、視聴位置に合わせて、画面角度を左右計約30度、水平方向に調節できるため、いつでも見たい位置に回転することが可能です。

LC-40U45の良くない点で最も多い内容が、「電源が急に切れる」「電源を入れても赤のランプが点減するだけで何も映らない」「電源を入れてから画面がつくのに10秒ほどかかる」などの、電源に関することです。

電源が切れたり、何も映らなかったりすのは故障なのかな？と思いますが、電源を入れたあとの遅延はもともとなのでしょう。この間はちょっと嫌だなと思ってしまうかもしれませんね。

LC-40U45の良くない口コミで、続いて多かったのが音に関することです。「局によってたまに音割れする」「録画したらノイズが入る」などがあり、音にあまり好評は見られませんでした。

おそらくスピーカーに問題がるのでしょうけど、何が悪くてこの現象が起きてしまうのか、素人からするとわかりませんね。

音の場合の解決策として考えられるのは、スピーカーを別で買うことですかね。少し面倒ですが、この策が一番有効かと思います。

リアルタイムでテレビを楽しむと同時に、よく使うのが録画機能ですよね。USB-HDDの録画機能が使いづらいという声も少なからずありました。

「毎回録画が出来ない」「予約画面が使いにくい」「録画にバグが生じる」などの声があり、さらにデッキを買うことになった方もいらっしゃいました。

録画機能はあって当たり前ですからね。それが使いにくい・不便だと感じてしまうとなると、期待できない性能ですね。

LC-40U45にはテレビ画面にありがちな、「画面を斜めから見ると色合いが白っぽくなる」ことがあるそうです。

「斜めから見ると白くなる」という声は意外とあげられており、画質はキレイとの前置きはあるものの、気になっている方はいらっしゃいました。斜めからテレビを見ることが多い方には不評だと思います。

LC-40U45は快適ナビゲーションやネットサービス、回転スタンドなど、とても充実した機能が備わっていますが、その使い心地に不便さを感じている声が見られました。

「よけいな機能が多く、使いたい機能がない」「スタンドの回転角度が小さい」など、良い部分である多彩な機能があまり活躍できないようです。

LC-40U45の良い口コミで最も多かったのが、やはり「画質がキレイ」という内容です。4KやHDRに対応しているので、画質の良さに満足されている方が多く見られました。

また、コントラストなど自分好みに変えられる仕様なのも好評で、少し面倒はあるようですが、一度設定するだけで完了する機能なので、とても便利ですね。

LC-40U45に搭載されたネットサービス機能により、Youtubeをはじめとしたネット通信が楽しめるのも好評ポイントの一つになっているようです。

普段はスマートフォンやタブレットなどの画面サイズでしか見れないものが、40インチの画面で見れるとなると、お一人でも楽しめるのはもちろんのこと、ご家族の団らんにも活用できて、とても便利ですね。

様々な機能が搭載されると、リモコンも複雑になり、使いにくい形になりますが、LC-40U45は、シンプルで使いやすい仕様になっているようです。

細かなボタンがたくさんあって使いにくいリモコンってありますよね。日々テレビを見るときにリモコンが操作しやすいと、ちょっとした不便さがなくなりますね。

4T-C40AJ1はLC-40U45より1年ほどあとに発売された上位モデルで、40インチの4K対応液晶テレビですが、どのような違いがあるのでしょうか。

LC-40U45と4T-C40AJ1の違いには、自動録画機能と省エネルギー性能、価格があげられます。dTV・ひかりTVの対応有無など、こまかな機能の違いはありますが、大きくわけるとこの3つでしょう。

まず自動録画機能ですが、これはLC-40U45には搭載されているのに、4T-C40AJ1には搭載されていません。どちらにしろ、外部ハードディスクを購入するので、テレビに自動録画機能が付いてなくてもいいのかなと思います。

次に省エネルギー性能です。評価はどちらの機種も星3つと同じなのですが、年間消費電力量と年間電気代に差があり、LC-40U45は96kWhと2592円に対し、4T-C40AJ1は99kWhと2673円で、微々たるものですが、4T-C40AJ1の方が高くなります。

価格はというと、4T-C40AJ1の方が1年あとに発売されたにもかかわらず、10,000円～15,000円ほど安価です。どちらの機種も4K対応液晶テレビで画質はキレイですので、あとは欠かせない機能と価格を見極めて検討されてみてください。

LC-40U40はLC-40U45より1年ほど前に発売された下位モデルで、40インチの4K対応液晶テレビで、見た目の違いはほとんどありませんが、どのような違いがあるのでしょうか。

LC-40U40からLC-40U45に追加された機能がいくつかあります。LEDバックライトの点滅を連動させ、映像の再現性を高める「120スピード」や、高画質4Kアップコンバート回路が追加されており、自然でキレイな画質に仕上がっています。

音については、「eilex PRISM」という、音響パワーの変化を捉えて補正する新技術が搭載され、鮮明な温室を実現しています。ただ、視覚で認識できるような大きな点ではないので、ほとんど違いは感じられないかと思います。

また、デザインやリモコンにも違いがあり、スタンドのデザインは奥行きがちょっと増え、リモコンにはYoutubeダイレクトボタンが加わっています。

価格は、LC-40U40の方がLC-40U45より、10,000円～15,000円ほど安価です。どちらの機種も画質がキレイで優秀ですし、大きな違いはないので、年式や購入予算を見極めて検討されてはいかがでしょうか。

シャープ AQUOS LC-40U45 液晶テレビについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

LC-40U45は、40インチの大画面テレビでも、画素の粗さが気にならない4K対応の液晶テレビで、風景の奥行き感や素材の質感までリアルに再現し、色彩豊かな映像を実現する機能が搭載されているため、キレイな画質が楽しめます。

さらに、オンキヨー製スピーカーによって臨場感豊かな音質の再現や、快適ナビゲーション、操作しやすい構造なども魅力的です。

ただ口コミ曰く、電源が切れたり、音が割れる点が気になります。機能面を見るのはもちろんのこと、購入前に店頭にて実物を確認した方が安心です。

テレビは画面サイズ・画質・機能から探されていると思います。あらかじめ、搭載されている機能で重要視するものを決めておくと見つけやすでしょう。

ご自身でも口コミやレビューを覗いてみて、是非ご自身に合った製品を探してみてください！