ダイソン 掃除機 V6 SLIMの調査レポ

掃除機を使用するのは意外に重労働です。腰を曲げながら、時に片手で掃除機を操ることもあります。その点、V6 Slimは軽量なので負担が非常に少ないです。一般的な掃除機の重量は3.5kgほどと言われています。

ダイソンの掃除機はだいたい2kg台です。これでも十分他製品と比べて軽いことが一目瞭然でしょう。しかし、V6 Slimの場合は1.29kgという軽さで、軽量に特化した製品となっています。

V6 Slimは軽量だけが魅力ではなく、吸引力もパワフルで秀逸です。微細なゴミを捕らえしっかり吸い取ります。様々な床面でもゴミを綺麗に吸い取ります。

特にフローリングの微細なホコリも吸い取るので、カーペットを綺麗にすることができます。ゴミが溜まっている部分が透明で、目で見てどのくらい吸引しているかわかります。

掃除機はパワフルなゆえ、運転時の音が大きいものがほとんどです。しかし、V6 Slimは前モデルよりも運転音を30%低減した設計になっています。

運転音に配慮した設計により、比較的、運転時の音はうるさいと感じにくく、気兼ねなくお掃除できます。ただ、完全に静かなわけではないので注意が必要です。

ダイソンの掃除機の多くはグレーや深いブルーなど落ち着いた、シンプルなカラーでデザインされています。しかし、V6 Slimはサイクロンの部分が明るいイエローです。

主張しないカラーが売りのダイソンというイメージですが、V6 Slimはこれを覆すデザインです。好き嫌いが分かれますので、実際に家電屋へ足を運びカラーを確認しておくと良いです。

運転には「通常モード」と「強モード」の2つのモードがあります。「強」は6分ほどで力尽きてしまい、せっかく吸引力はよくてもスタミナがないので残念だという口コミが多数あります。

掃除をしているときは汚れをとることに集中します。いきなりパワーダウンされては集中力が切れ、掃除が億劫になります。部屋数や部屋の広さを考え、賢く掃除することが重要です。

どの掃除機も運転時の音がうるさいという難点が大抵あります。V6 Slimも例外ではありません。

公式によるとV6 Slimは前モデルよりも静音性を抑えた設計にしています。しかし、吸引力が強いがゆえに完全に静かというわけではありません。この点は妥協点として多少譲歩するべき点でしょう。

吸引力に関しては満足しているという口コミがほとんどです。埃だけでなく、粉塵までも吸い取ってくれるので重宝します。

ごっそりとゴミが取れると掃除が楽しくなります。また、楽に吸ってくれることでストレスも無くなります。そのため、卓越した性能をもつダイソンのV6 Slimは非常におすすめです。

V6 Slimの付属品には、収納用ブラケット、隙間ノズル、コンビネーションノズルがあります。前モデルでは収納用ブラケットが付属していませんでしたが、このV6モデルから付属するようになりました。

付属品が充実していると多様なお掃除ができます。付属品のおかげで掃除機をラクに扱うことができるという声があります。

コードレスクリーナーは充電が必要なものの、使用時にはコンセントにつなぐ作業を省くことができるため使い勝手がいいです。

また、V6 Slimは軽量なので持ち運びの疲労によって掃除範囲が狭まることがありません。

キャスター型だと動かすのに一苦労です。コードレス、かつ軽量な設計はストレスフリーな掃除をもたらしてくれます。

同じV6 Slimの名前が付いていますが、V6 Slim Proは重量が1.22kgと軽量さでは若干優っています。

V6 Slim Proの付属品はV6 Slimと変わらないため、多様な使い方ができます。

また、V6 Slim Proにも2 Tier Radial(ティアーラジアル)サイクロンという特殊なテクノロジーを搭載しており、強い遠心力を生み出すことでさらに多くのゴミを吸引します。2層で15個のサイクロンで強力な風を生み出し、ゴミと空気を分離する機能でパワフルな吸引力を可能にします。

両機の決定的に異なる点はカラーです。V6 Slim Proはサイクロン部分がホワイトです。したがって、全体的にシンプルで落ち着いたカラーになっています。V6 Slimのサイクロン部分のイエローカラーは少々派手なこともあり、好悪わかれています。

充電時間と充電後の使用時間は同じです。吸引力に大きな違いはありませんが、デザインと付属品に違いがあるので、こちらの2つで迷った時はその2点を比較してはいかがでしょうか。

V6 SlimとV6 Slim Originとの違いはズバリ、デザインです。上記に紹介したV6 Slim Proともデザインが異なります。V6 Slim Originのサイクロン部分のカラーは深いブルーで若干地味な見た目ですが、全く主張しないデザインです。

2 Tier Radial(ティアーラジアル）やポストモーターフィルターは両機とも搭載されており、吸引力に変わりありません。V6 Slim Originも微細な埃やゴミを吸い取り、清潔な部屋を保つための一助として役立ちます。

この2つで迷った時も、デザインを決め手にすると検討しやすいです。

ダイソンのV6シリーズには、V6 Slimの他にV6 fluffyと呼ばれるものもあります。

軽量をウリとしているV6 Slimとは異なり、V6 fluffyは重量が2.34kgです。やはり軽さではV6 Slimに軍配が上がります。

また、価格はV6 fluffyの方が高いです。

その理由として、付属品に違いがあることが挙げられます。V6 fluffyはソフトローラークリーナーヘッドとミニモーターヘッドが新たに付属します。これまでは、粉塵を吸い込む力は強力でも大きなゴミを吸わずに押し出してしまうということがありました。

しかし、ソフトローラークリーナーヘッドは、ヘッドと床との密閉性を高くしないことで粉塵や微細なゴミだけでなく、大きなゴミも吸引するようになりました。つまり、ヘッドと床との隙間を広く取って大きなゴミを吸いつつ、カーボンファイバーブラシで微細なゴミや埃を取り除きます。また、動物の毛を巻きつけずに吸い取ることができる点が魅力的なポイントです。

鮮やかなブルーを基調としたデザインは、見た目がスッキリしていて格好良さがあります。V6 Slimの派手なデザインに比べ、V6 fluffyは爽やかなイメージを与えるデザインになっています。

V6 fluffyにも、「プラス」など他の種類があるので是非そちらも比較してみてはいかがでしょうか。

ダイソン V6 Slim コードレスハンディクリーナーについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

ダイソン自慢の吸引力・吸塵力もさることながら、軽量に特化したV6 Slimは非常に重宝します。気軽に掃除ができ、常に部屋を清潔に保つことができます。コードレスで軽量なので扱いやすく、ストレスフリーです。また、家の中のみならず、ハンディとして車の中でも使うことができます。

しかし、一方で運転時間の短さを指摘する声が多数あることから、一度にじっくり掃除しなければならない場合や、部屋が広い場合などには向きません。そのため、一人暮らしの方やこまめに掃除することが多い方向けです。

ダイソンはV6以降のシリーズも発売されており、どの製品も吸引力は統一して優れています。口コミやレビューなどを参考に、細かい違いを比較しながら検討することをおすすめします。