日立 掃除機 PV-BFH500の調査レポ

PV-BFH500では付属のホースやスティック、吸い口を組み合わせることで部屋中の至るところを掃除できます。汚れているのは床だけではありません。カーテンやエアコン、棚の上など、色んなところにゴミはあります。PV-BFH500を使えば簡単に色んなところの掃除ができます。

PV-BFH500は、コードレス掃除機ですが、メインの掃除機として使用できるほどに吸引力に優れています。日立独自の技術で旋回気流を起こし、ゴミと空気を上手に分離することで強い吸引力を生み出しています。

小型で軽量、加えて音も静かになるように作られているモーターでストレスなく掃除ができます。

PV-BFH500では、パワフルスマートヘッドが採用されています。ヘッドの前側と後ろ側両方にフラップが取り付けられており、ヘッド内の圧力を調整することで吸い残しが少なくなります。

この圧力の調整は掃除機を押したときも引いたときも調整されるので、前後の動きできちんと吸い取りができます。

コードレス掃除機を購入するにあたり最も気になるポイントがバッテリーのもちではないでしょうか？PV-BFH500では、標準とパワフルの2種類から吸引力を選べます。標準の場合、1時間くらい、バッテリーがもちますが、パワフルだと10分くらいでバッテリー切れを起こしてしまうという口コミを何件か見かけました。

ただ、フローリングや畳の部屋ならパワフルで掃除する必要はないかもしれません。

掃除中に、ちょっと床の上にあるものを片づけたり、宅配の人が荷物を持ってきたりして掃除機をそのまま少し置いておきたいときに、自立してくれると非常にありがたいですよね？残念ながらPV-BFH500には自立する機能はありませんので、そのまま床に寝かせるなどしておいておかなければいけません。掃除を再開するときは床から持ち上げなければならないのは、ちょっとしたストレスになりますね。

PV-BFH500には充電台がありません。充電台があると、台にセットするだけで充電もでき、収納もできます。

PV-BFH500の場合、充電コードを本体に差し込んで充電します。しかも、自立できるタイプの掃除機ではないので寝かせた状態で充電するか、壁かどこかに不安定ながらも立てかけて充電するかとなってしまい、見た目があまり良くありません。

PV-BFH500のヘッド部分にはLEDライトがついています。最初は「いらないのではないか？」と思われがちですが、かなり便利なようです。口コミでも、「意外と良い」という口コミを良く見かけます。立った位置からでは細かいゴミは必然と見えにくくなります。そこに、ライトを当てることでどこにゴミが落ちているのかが一目瞭然で分かるようになります。掃除が終わった後に、吸い残しがあると嫌ですもんね。このLEDライトはかなり好評な装備です。

コードレスの掃除機は機種によっては、バッテリーが本体に内蔵されており、自分で取り外すことができない機種もあります。日立のPV-BFH500では、バッテリーを自身で取り外すことができます。

これは、例えば予備のバッテリーを買っておけば、電池切れしたときに交換して掃除を続行できます。

また、バッテリーは何度も充電しているとそのうち劣化してきます。内臓電池の場合、メーカーに掃除機ごと送ってバッテリーを交換してもらわないといけませんが、そういった手間や費用が不要です。

PV-BFH500のヘッド部分には吸うときにゴミをかきだしたりするブラシ以外に「拭く専用」のブラシがついています。このブラシ付きのヘッドで掃除機をかけるだけで拭き掃除も同時にできちゃいます。そして、その除菌率は99％といわれています。

家の中で動物を飼っている人や素足で床の上を歩く人などにはおすすめのポイントとなります。

PV-BFH900は、PV-BFH500の上位機種という位置づけになります。しかし、本体は同じものです。付属品に違いがあるのと色が違います。

PV-BFH500がホワイト1色での展開に対してPV-BFH900では、シャンパンゴールドとルビーレッドの２色展開になります。

またPV-BFH900には、充電台、ミニパワーヘッド、2WAYすき間ブラシ、ハンディブラシ、ほうきブラシ、スマートホース、延長パイプ、お手入れブラシが付属されてきます。

ミニパワーヘッドは床用というよりかは、布団やソファーなどの掃除に便利です。2WAYすき間ブラシは名前の通り小さなすき間などのゴミを吸い出すのに便利です。

一方のPV-BFH500には、ふとん用吸い口、すき間用吸い口、ハンディブラシ、延長パイプ、お手入れブラシが付属されます。

PV-BFH900に比べると付属品がすくないですが、ふとん用吸い口でふとんやソファーの掃除はできますし、すき間用吸い口で狭い所の掃除もこなせますので、機能としては十分です。

ですが、PV-BFH900のほうが、付属品が充実しており、その分色んな場所の掃除がしやすいということになります。しっかりと掃除をしたい人におすすめの製品になります。

価格が1万円ほど変わってくるので、付属品が必要かどうかをきちんと考えて機種を選ぶと良いでしょう。

PV-BF400はPV-BFH500と同時期に発売されているパワーブーストサイクロンのシリーズの1つです。

どちらも同様のバッテリー、モーターを使用しており、吸引力などに違いはありません。

ここまで紹介してきたPV-BFH500はマルチタイプで床だけではなく、色々な場所の掃除をすることを想定して作られています。ですので、重心が手元側にあり、持ち上げることを想定しています。

一方でPV-BF400は、フロアタイプで、通常の掃除機と同様床の上を掃除することを想定して作られています。ですので、画像を見てわかる通り、ゴミをためておくタンクやモーターやバッテリーが吸い口のほうについており重心が下のほうにあり自立します。

重心が下のほうにあるので、小回りがききません。加えて、バッテリーが内蔵されているので自身でのバッテリー交換ができません。

価格がPV-BFH500に比べるとかなり安くなっています。どこまでの掃除をしたいのかなど、利用シーンをイメージして機種を選ぶと良いでしょう。

PV-BE200は、2in1タイプのコードレス掃除機となります。重心が足元にあり自立できるタイプです。ヘッド部分が自動で自動でうごくので、床を掃除しているときは負担が少ないです。色はシャンパンゴールドとパールレッドの2色展開となっています。

PV-BF400に比べると、バッテリーの電圧が低いため違う吸引力に劣ります。また、PV-BF400では、アタッチメントを交換することで様々な掃除が行えるのに対して、PV-BE200では本体からモーター部分だけを取り外すことができ、ハンディークリーナーとして使用することができます。

バッテリーは本体に内蔵されていますが、ハンディータイプが単体で販売されているため、ハンディー部分を買い替えることができます。

メインの掃除機として使用するにはパワー不足があるため向かないでしょう。サブとして使用するなら十分な性能と言えます。

メインの掃除機として使用するならPV-BF400のほうがおすすめです。

日立 コードレススティッククリーナー PV-BFH500の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

パワーは申し分ないのでメインの掃除機として役目を果たしてくれるだけでなく、豊富なアタッチメントで色んな場所を掃除することが可能です。ヘッド部分にはLEDライトがついているという親切設計でゴミを見落とすことが無く一度で綺麗に掃除が完了できます。

操作が簡単なため年齢を問わず操作に戸惑うことはないでしょう。用途として床以外の場所も積極的に掃除をしたいと考えている方におすすめの製品となります。バッテリーも自身での交換が可能なため、コストパフォーマンスも高くメインにも使える多機能な掃除機です。