アイリスオーヤマ 掃除機 IC-SLDC4の調査レポ

IC-SLDC4の本体重量はたったの1.2kgです。これはスティック型ハンディ掃除機業界内でもトップを争う程に軽量となっています。また、ヘッドを外して付属されているブラシノズルやすきまノズルを装着すれば、カーテンレールの隙間などの高い場所であってもラクラク掃除が可能。

掃除中、何かと掃除機を持ち上げる事が多いという人にとっては、本体の軽さをメリットと言えるでしょう。

IC-SLDC4は、サイクロンストリームヘッドが採用されています。サイクロンストリームヘッドは縦方向にサイクロン気流という空気の渦を発生させる事によりごみやほこりを吸い上げるという仕組みです。また、ヘッドの横方向からもごみやほこりを吸い上げますので、取りこぼしはなく、部屋中がキレイになります。

IC-SLDC4を自動モードで掃除すると、ほこり感知センサーが作動します。ほこり感知センサーが作動すると、フローリングなどに落ちているごみやほこりの量に合わせて吸引力を自動的に調節してくれます。節電効果も期待できるでしょう。

ただし、本体吸込口下部にあるほこりセンサー感知部分にごみやほこりが付いていると誤作動を起こしてしまいますので、定期的なお手入れが必要です。

IC-SLDC4は、ダストパックを本体に内蔵されているバックホルダーに差し込む方式をとっています。これにより、ダストパックにたまってしまったごみやほこりを捨てる際に、ダストパックの一部を触るだけで捨てられますので衛生的です。また、面倒なフィルター掃除も不要となっています。

ダストパック取り付けにはややクセがありますが、慣れてしまえば従来の紙パック式やフィルター式などよりもより衛生的かつお手入れがラクであると言えます。

掃除機の収納場所に困るという人も多いのではないでしょうか。IC-SLDC4では、壁置きパーツを壁に取り付けておくことで、IC-SLDC4本体を壁にかけて収納する事が可能となりました。また、壁置きパーツは接着テープを使用するだけで壁に装着できますので、壁を傷つける事もありません。

IC-SLDC4は、1回のフル充電で最長30分連続使用ができます。なお、ゼロの状態からフル充電までの時間は3時間程度となります。IC-SLDC4をメインの掃除機として使用するには厳しい時間ではありますが、ちょっとしたほこりが気になった時などのサブ掃除機の利用としては充分でしょう。

IC-SLDC4は、サイクロンの渦でごみやほこりを吸い取る方式を採用しているからか、フローリングなどのフラットな床には吸引力は素晴らしいが、凹凸のあるカーペットやじゅうたんの吸引力がイマイチであるという意見が見受けられました。IC-SLDC4はあくまでもフローリング用と割り切って使用すると良いでしょう。

IC-SLDC4は、運転時に高音が鳴り響いてとてもうるさいという口コミがいくつかありました。中には、チェーンソーの様であると表現している人もいました。家族が仮眠を取っていたり、テレビを観ている時などの使用は控えるなどの配慮が必要となってくるでしょう。

IC-SLDC4の口コミを調査すると「立て掛けた時に壁にぶつかって本体のプラスチックが割れてしまった」「ヘッド裏のスポンジがとれてしまった」など、IC-SLDC4の本体における耐久性に疑問が生じるといった主旨の意見がわずかながら見受けられました。保証期間内にこのようなトラブルが起きた場合は、メーカー側に相談したうえで対応してもらいましょう。

IC-SLDC4はコンパクトで掃除はしやすいと評判ですが、一軒家や広い家の中を掃除するには少々役不足であると感じている人が多数います。IC-SLDC4はフル充電であっても最高30分しか持ちませんので、掃除箇所の多い家や広い家には適しておりません。IC-SLDC4はあくまでもサブ掃除機としての利用がおすすめです。

IC-SLDC4の本体重量は1.2kgと軽量ですので、力の弱い女性でも掃除がはかどる事は間違いありません。階段やエアコンと壁の隙間など大変重宝すると高評価を読んでいます。掃除が面倒と感じている人であっても、自由自在にヘッドが動く掃除機であれば、重い腰もあがるはずです。

IC-SLDC4は、お茶のパックの様なダストパック式ですが、取り換えがラクという点が高評価でした。掃除をしていると掃除機内にごみやほこりはあっという間にたまってしまい億劫に感じている人も多いのではないでしょうか。掃除機のごみやほこりの処理が楽な点はメリットであると言えるでしょう。

スティック型掃除機の値段はピンからキリまであります。IC-SLDC4は、コスパが非常に良く、取扱店によって値段は異なりますが、1万円以下で購入できます。他社メーカーのスティック型掃除機は高すぎて手が出なかったという人であっても、IC-SLDC4は手が届く価格帯となっている点が魅力的です。

IC-SLDC4はマキタのCL100Wと見た目や低価格帯で購入できるスティック型掃除機である事から両者は比較の対象として見られている事が多々あります。

両者の大きな違いとして挙げられるのが、集じん方式です。IC-SLDC4はダストパック式でごみ捨ての際にごみやほこりを直接手で触れることなく捨てられるのが大きな利点となります。たいして、CL100Wはカプセル方式ですので、IC-SLDC4と同様にごみやほこりが手に触れる事はありませんが、ごみ捨ての際にホコリが舞い散るという欠点はあります。

一見するとIC-SLDC4の方が良いですが、IC-SLDC4は紙パックが必要になりますので、コスパや取り付けにやや面倒な工程が加わりますので、両者共に一長一短でしょう。

また、連続使用時間や充電時間に大きな違いもあります。IC-SLDC4は連続使用時間が最長30分と長く、広い部屋などの掃除であっても途中で電池が切れてしまう事はあまりありません。一方で、CL100Wの連続使用時間は12分と短めですので、掃除箇所の多い家には向いていません。

しかし、使用時間が長い分ぶん、IC-SLDC4はフル充電時間が長めの3時間となっています。CL100Wは50分間と短め。そのため、連続使用時間と充電時間のどちらを重要視するかによって、好みが異なるでしょう。

このように、IC-SLDC4とCL100Wは似て非なるものであり、両者ともにメリット・デメリットが明確に出てきます。ご自身の使用用途に合わせて比較検討しましょう。

KIC-SLDC4は、IC-SLDC4の先頭にKが付いているけど何が違うのかと疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。アイリスオーヤマの掃除機には、先頭にKが付いている製品がいくつかありますが、Kは量販店にて販売している製品を指し、型番にKがないIC-SLDC4は、通常モデルという意味合いで使用されています。

両者の機能面に大きな違いはありませんが、若干の違いがありますので紹介します。まず、IC-SLDC4のカラーバリエーションがパールホワイト・メタリックブラック・メタリックピンクと3種類あるのに対し、KIC-SLDC4はレッドのみとなっています。部屋のインテリアに合わせて選択すると良いでしょう。

また、IC-SLDC4は、付属の壁置きパーツだけなのに対して、KIC-SLDC4は壁置きパーツだけでなく専用のスタンドが付いています。壁を傷つけたくないという人は、KIC-SLDC4がおすすめです。

特にこだわりがなければ、購入時のタイミングで小売価格が安かった方を選ぶと良いでしょう。

IC-SLDC6は、IC-SLDC4の後継機種となるスティック型ハンディ掃除機です。IC-SLDC6はIC-SLDC4が改良されたモデルであり、吸引力についてはIC-SLDC6の方が良いと評価が高めです。

IC-SLDC4はヘッドがサイクロンストリームヘッドと呼ばれる空気の渦を利用してごみやほこりを吸い取るモデルですが、IC-SLDC6は自走式パワーヘッドというブラシを回転させてごみやほこりを吸い上げるモデルへと生まれ変わりました。また、IC-SLDC6は自立しますので、掃除の最中に掃除機を置きたいケースなどでは大活躍するでしょう。

ただし、本体の重量はIC-SLDC4の方がやや軽いので、なるべく力を使いたくないという人はIC-SLDC4の方が向いているでしょう。連続使用時間や充電時間、バッテリーの寿命などの点に少々の違いはありますが、購入時の決定打となるような違いは見受けられません。

カラーバリエーションについては、両者に大きな違いがあり、IC-SLDC6はゴールドとピンクがあります。デザインの印象としてはIC-SLDC6の方が高級感があるとの声がいくつかありました。

小売価格はIC-SLDC6の方が高めとなっていますので、何を重要と考えるのかを基準に選びましょう。

アイリスオーヤマ IC-SLDC4の商品情報、おすすめポイント、評価・レビュー、口コミ、他製品との比較を紹介しました。

IC-SLDC4は本体重量が軽いという点において、掃除をする動作が面倒であるという人には向いているスティック型ハンディ掃除機です。

しかしながら、フローリングでの吸引力は問題ないが、凹凸のあるカーペットやじゅうたんの上ではごみをうまく吸い取れないといった意見もありますので、フラットなフローリングでの掃除機としての利用がおすすめです。

また、今までコードあり掃除機を使用してきた人にとって、IC-SLDC4の連続使用時間が最長30分なのは短いと感じるようです。掃除箇所が多い家や掃除に時間がかかる広い家にお住まいの方はメインの掃除機として使用するには向いていません。あくまでも、IC-SLDC4はちょっとしたごみの掃除などのサブとしての利用が良いでしょう。

スティック型ハンディ掃除機は全て同じに見えても、メーカーによって機能や性能に違いがかなり出てきます。様々なスティック型ハンディ掃除機を比較して、ご自身のライフスタイルを加味しながら、より最適なものを選ぶようにしましょう。