パナソニック 掃除機 MC-SR560Gの調査レポ

MC-SR560Gは集めたゴミをワンタッチで捨てることができます。手を汚さずに、そのままゴミ箱へ捨てることができるのは非常に嬉しい装備ですよね。紙パック式と違い都度交換する部品もないため、経済的にもエコな設計となっています。

MC-SR560Gのボディーは非常にコンパクトに設計されています。掃除をしているとどうしても本体が家具にぶつかって動かなくなったりしますよね。また重さも軽いので階段を掃除する際は非常に楽です。じゅうたんを掃除しても引っかかるような重さを感じず、スムーズにノズルを動かすことができます。

サイクロン掃除機の最大のメリットは吸引力が衰えないところです。紙パック式だとゴミが溜まってしまうとどうしても吸引力が落ちてきます。遠心分離のサイクロンならそんな心配もいらず、隅々まで掃除をすることができます。

MC-SR560GはノズルヘッドにLEDライトが内蔵されています。狭く光りがあたらない箇所でも明るく照らし、ホコリやゴミの有無を目視することができます。テレビの裏やソファーの下などゴミが見えにくいところには非常に便利な装備です。

MC-SR560Gはヘッドを付けた状態では、ノズルを垂直にすることができません。床やじゅうたんの掃除であれば気になりませんが、階段などを掃除する際は、特に不便を感じてしまいそうです。ノズルを垂直にしてしまうと、ヘッドがピッタリと張り付かず、少し浮いてしまいます。せっかくの吸引力が逃げてしまいますね。

MC-SR560Gはコンパクト設計になっているので、動かしやすさ、軽さなどは非常に良いです。その分モーターも小さくなっており、どうしてもパワー不足を感じてしまいそうです。吸引力が衰えないサイクロン式ですが、元のパワーが小さいのは少し残念に感じてしまいますね。

集じんしたゴミをワンタッチで捨てることができるMC-SR560Gですが、全てのゴミをワンタッチでは捨てられないようです。静電気などでくっついてしまうゴミや髪の毛といった小さいゴミが残ってしまいます。しっかりとゴミを捨てたい場合は、ワンタッチで大きなゴミを捨てた後に手で取る必要があります。

大きなメリットも多いサイクロン式の掃除機ですが、以前の紙パック式の掃除機に比べて本体の価格は大きく跳ね上がります。使用用途や目的などを考慮して、紙パック式の掃除機にするか、サイクロン式にするのか自分に合った掃除機を見つけたいですね。

MC-SR560Gはコンパクトなので取り回しが非常に楽です。ノズルを持って家中を動き回るので、少しでも軽く動かせるのは嬉しいですよね。特に高い位置や階段などは軽ければ軽いほど掃除が楽になります。気軽に掃除機で掃除ができますよね。

MC-SR560Gはノズルヘッドにハウスダストセンサーが内蔵されており、LEDの光で掃除完了がひと目で分かります。しっかりと掃除ができているのかがしっかりと視認できるので、同じ個所を何度も掃除する手間が省けそうです。

サイクロン式は紙パック式と違い、部品の交換が必要ありません。集めたゴミもワンタッチでゴミ箱に入れることができます。ゴミには極力触りたくないと感じる方や処理が面倒と感じる方には嬉しい装備です。簡単にゴミを捨てることができるので、都度捨ててキレイな状態を保てます。

MC-SR550GはMC-560Gの以前のモデルです。

発売時期はMC-550Gが2017年9月、MC-SR560Gは2018年6月です。

主な違いは色、合計質量、延長管の種類です。

MC-SR550Gの色のラインナップは、レッド、ブロンズでしたがMC-SR560Gはローズゴールド、レッドとなっています。合計質量は延長管など全て含めた重量で、後期モデルのMC-560Gが3.9kg、MC-SR550Gは4.1kgとなっており、MC-SR560Gの方が200g軽量となっています。持ち運びをする機会の多い掃除機はやはり軽い方がいいですよね。

延長管はMC-SR550Gには付属していなかった、ペタすき間ノズルとつぎ手パイプがあります。また3段伸縮ロングすき間ノズルはMC-SR560Gには付属していません。後期モデルのMC-SR560Gはより使うユーザー向けに付属品が変更されたように感じますね。

MC-SR36GはMC-SR560Gの下位モデルとなっています。

発売時期はMC-SR36GとMC-SR560Gは同じです。

主な違いは色、合計質量、装備です。

MC-SR36Gの色のラインナップはブロンズのみとなっています。2色のラインナップがあるMC-SR560Gは好みによって選ぶことができそうですね。合計質量はMC-SR36Gが4kg、MC-SR560Gは3.9kgと上位モデルのMC-SR560Gの方が軽くなっています。

装備の違いは、まず付属品が異なります。MC-SR36Gにはふとん清潔ノズルがありません。布団を掃除したいという方はMC-SR560Gがいいかもせれませんね。次にMC-SR560GはLEDがノズルにそれぞれ付いていますが、MC-SR36Gは片側にしかありません。テレビの裏や暗くて見えない箇所にはとても便利な機能なので、LEDライトの付いたMC-SR560Gを選びたいですね。

MC-SR24JはMC-SR560Gより以前に販売したモデルです。

発売時期はMC-SR24Jが2016年9月、MC-SR560Gが2018年6月です。

主な違いは色、装備品、吸引能力です。

MC-SR24Jの色のラインナップはショコラホワイトしかありません。MC-SR560Gは2色選ぶことができます。装備品の大きな違いはMC-SR560Gにある、ハウスダストセンサー、LEDライトがありません。掃除をする中でとても便利な機能の2つが無いので、少々不便を感じるかもしれませんね。

吸引力や騒音の違いは、コンパクト設計となったMC-SR560Gがやや劣ります。MC-SR560Gの吸引仕事率は200ｗに対し、MC-SR24Jは250ｗとなっています。吸引仕事率が高い分、騒音も大きくMC-SR560Gが57～61dBに対し、MC-SR24Jは56～63dBとなっています。機能充実で騒音も静かなMC-SR560Gの方が優れていると感じるでしょう。

パナソニック ダブルメタルプチサイクロン サイクロン式掃除機 MC-SR560Gについて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

掃除機で部屋中を掃除する上で非常に便利な機能を搭載したMC-SR560Gは、掃除をすることが楽しくなりそうな掃除機だと感じました。暗くてゴミが残っているのか分からない箇所もLEDライトで照らすことによって、目視で確認ができ、キレイになった実感が伝わりやすいですね。

部屋中を持ち歩く掃除機だからこそ、取り回しがしやすいコンパクトな設計がとても良いと感じました。音も大きくなく、夜間でも安心して使えそうです。ただ、コンパクトになったことにより吸引力がイマイチとなっている意見もありましたね。サイクロン式の掃除機をお探しの方はぜひ様々な使用用途にも対応できるMC-SR560Gを見てみてください。