パナソニック テレビ TH-43GX750の調査レポ

IPS方式のパネルを採用し、幅広い角度での視聴が可能。斜めから見ても色褪せせず

自然光の入る明るい部屋での視聴でも、高輝度パネルで鮮やかな画像が楽しめます。

カラーマネジメント回路「色忠実補正回路」を採用しており、高輝度から低輝度まで忠実な色再現を行います。

Ultra HD Blu-ray(UHD BD)のHDR10方式、4K放送やビデオカメラなどに採用されているHLG方式をサポート、現在必要とされているほとんどの入力方式に対応しています。

「4Kファインリマスターエンジン」搭載。

地デジ、ネット動画を4K映像にアップコンバートして、精細感の高い画像にしてくれます。

従来のNetflix、dTV、YouTubeに加え、新たにU-NEXTとAbemaTVに対応、「アレコレチャンネル」で放送やVODを意識せず積極的にみたいコンテンツを探せます。

スマートスピーカー（Googleアシスタント対応）から音声で操作できる機能を搭載。パナソニックのアプリ「TVシェア」にてスマホ内の動画や写真、音楽をテレビで楽しむことができます。

新4K衛星放送×1、地上/BS/110度CSデジタル×2のチューナーを搭載していて、4K放送の録画、2K放送の裏番組録画が可能です。2Kの録画した番組は、「お部屋ジャンプリンク」機能で、別の部屋のテレビで視聴できたりします。録画には外付けUSBハードディスクが必要です。

1つのスピーカーに対し、１つのアンプで駆動するバイアンプ駆動を採用。パワフルな音声を響かせます。また、ノイズを抑制するため、独立したオーディオ専用ICを採用し臨場感のある音を再現します。

スポーツ番組などで効果を発揮すると言われている倍速液晶ですが、TH-43GX750は非搭載です。オリンピックを4Kで観よう！ということで、買い替えを検討されている方も多くいらっしゃるので、倍速液晶がある方が良いのではないかと、判断されてしまいます。

実際に倍速液晶搭載機と店頭で比較してみた口コミもありますが、大きなマイナスは無いようです。

多機能なテレビはリモコンにも沢山の機能にボタンを割り振るため、ボタンが多く、使用開始当初は面食らうことになります。契約していないネットサービスのボタンは触ることもないです。

使うボタンは限ら荒れてくるので、使用とともに不満は収まりますが、シンプルで使いやすいボタン数を減らした物が欲しいという意見も。

薄型液晶テレビの中では、音質にこだわった商品ですが、限界があります。

筐体内部での共鳴が少ないことに加え、設置場所が平たく平らなで音の方向も下方向になりますので、反射した音が耳に届くことになり、良好な音とは言い難いのかも。

サウンドバーなどを同時購入されている方も多いようです。

ネット通販で購入して、届いたTH-43GX750が予想よりも軽く設置が簡単に短時間でおわったと好評です。部屋の模様替えなどでも、11Kgですので、かんたんに動かすことが一人で出来ます。

長期使用を前提とすると引っ越しなどもありますので、軽量なのは大きなメリットです。

TH-43GX750は4Kを高精細に表現できるパネルを搭載して、本格的な4K放送に備えるには十分な高画質です。アップコンバート機能により、既存のDVDやブルーレイを見直しても、精細な描写で全部のコンテンツを見直したくなるほど。

手頃な大きさで10万円程度のテレビとしては高いコストパフォーマンスと言えるでしょう。

TH-43GX855は同じパナソニック（PANASONIC）の「VIERA」シリーズの商品です。2019年10月の発売で最新型となります。

TH-43GX750との違いは、チューナーの数が増やされていることです。BS4Kと110度CS4Kがそれぞれ2個、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタルのチューナーがそれぞれ3つ搭載されており、すべてTH-43GX750に比較して、＋１されています。

同時録画に対応できることになりますので、同時間に観たい番組が重なることが多い方には有効です。スポーツなど同じ時間帯に行われることが多いので見逃しが少なくなります。

TH-43GX750から変更された点としてはデザイン面で、「脚」の部分が変更されています。より転倒しづらい形状となっています。実際に設置する環境や好みの問題もありますので、検討の際は比較検討してみてください。

TH-43FX500はTH-43GX750と同時期に発売された下位機種となります。外観のデザインはほぼ同様で、４Kチューナーを内蔵していません。ただ、4Kパネルですので4Kのチューナーがレコーダーに内蔵されているとか、CATVやネットを経由した4Kのコンテンツは高精細に楽しめます。

録画機能のうち、キーワードを登録して自動で関連する番組を録画してくれる自動録画機能が有りません。所有しているレコーダーにその機能があれば問題ないと思います。

今すぐに、4Kのコンテンツを楽しめなくても良いが、4Kに対応したテレビにしたい、今持っているコンテンツをきれいな画像で楽しみたい方には、十分な機能を持っています。

価格も6万円台とお手頃になってきています。個人のお部屋用として使用するには最適な機種です。リビングに4Kチューナーや録画機能が充実した機器があれば、お手軽に高画質が楽しめます。

TH-43GX750より5万円程度価格が安く、約半額で購入できます。４Kチューナーの要不要、レコーダーなどの他機器の有無、ライフスタイルなどで、検討に入れていただいても良い機種です。

パナソニック（PANASONIC）の液晶テレビ　TH-43GX750の商品概要、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較についてまとめました。

国内メーカーの製品だけあって、液晶パネル自体の評価に大きなマイナスはなく、テレビの重要なポイントである画質については問題のない機種です。

43インチで6畳程度のお部屋にマッチする画面サイズですので、一人暮らしの方や個人の部屋用にと用途は広く、比較的軽量で一人でも設置、移動が簡単なのもうれしいところ。使用する環境を変えながら、長く使えます。

TH-43GX750を選択する一番のポイントは、4Kチューナーを搭載していることです。レコーダーなど他機器の必要なくテレビだけで4K放送を楽しめるのは大きなメリットです。オリンピックを良い画質で手軽に楽しみたい方にはおすすめです。

チューナー数や便利機能は、ご自身の使用環境、ライフスタイルに合わせ、価格と性能を比較して、最適なバランスの製品を見つけてください。