外池酒造 日本酒 燦爛

燦爛 大吟醸の特徴はなんといってもその豊潤な香り。酒造好適米として有名な「山田錦」を贅沢にも38％にまで削り、日光連山の伏流水を仕込み水として使用しています。

そのため、開封するとまるで果物のような繊細かつ豊かな香りが匂い立ちます。ふわっと口当たりのやわらかな飲み口と余韻のある米の旨味が、ついついもう一杯を誘います。

おすすめの飲み方は冷や、ロック。ワイングラスで飲むとより一層燦爛の香りが楽しめます。やわらかい風味なので、ホタテや鯛、海老といったやさしい味の肴とも相性が良い日本酒です。

燦爛を製造している蔵元「外池酒造」はその製法にもこだわっています。少数精鋭の杜氏が昔ながらの「麹蓋製法」で日本酒の味の決め手となる麹を造ります。

「麹蓋製法」はきめ細かい温度管理ができるのが特徴。低温発酵でじっくりと醸すことで燦爛の繊細な味を実現しています。

「飲む人の未来がきらきらと輝くものになるように」と願いを込めて名付けられた"燦爛"。作り手の思いに心を馳せながらいただきたい1杯です。

「旨い酒造りは雑菌を徹底的に排除することからはじまる」がモットーの外池酒造では、酒蔵はもちろん杜氏の寝所や食堂、玄関、トイレまで塵ひとつない清掃をこころがけているとのこと。

日本酒の繊細な味わいは、日常的に存在するような雑菌にたやすく影響されてしまいます。そのことをよく熟知した酒造りの老舗ならではのこだわりが感じられますね。

なんと燦爛は6年連続で全国新酒鑑評会の受賞を果たしています。令和元年にも金賞を受賞。さらに第88、89回年関東信越国税局酒類鑑評会で最優秀賞、栃木県総代をそれぞれ獲得しています。

他にも「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で2012年最高金賞、2017年金賞、インターナショナルワインチャレンジ2012にてGOLD＆EROPHYを受賞するなど輝かしい経歴は紹介しきれないほどです。

国内だけでなく海外での人気も高い燦爛。あの世界的に有名なロックバンド「KISS」の限定コラボに選ばれた日本酒でもあり、KISSロゴ入りラベルで売り出されたことも。真に美味しい日本酒は各方面でも高い評価を受けています。

燦爛は益子唯一といわれる外池酒造の名酒ですが、なかなか地元や周辺のスーパーでもなかなか入手しづらいようです。Amazonでも在庫切れしている場合があり、いつでもどこでも手に入る日本酒とは言えない印象。

かえってプレミア感があるとも言えますが、チャンスがあれば逃さず購入した方が良さそうです。

一部口コミによると、その味わいは販売店の保存状態に影響されやすいようです。それだけ繊細な味わいとも言えますが、せっかく購入したお酒の味が落ちてしまっていてはがっかりですよね。

購入の際には信頼のおける酒屋や、貯蔵に配慮した酒専門のネット販売店を介する方が良さそうです。

やさしい飲み口が自慢の燦爛 大吟醸はその繊細さが持ち味です。そのため人によっては米の旨味が弱く感じられることも。ただし、保存状態によって味が左右されていることも十分に考えられます。

購入店に配慮するほか、おすすめの飲み方を試してみるのも「米の旨味」をより一層感じやすくする手段です。冷や、ロックでもしっかり香りが立つ日本酒なので、冷たくして味を壊さないようにしてみるのも良いかもしれません。

大吟醸といえば豊かな香りの日本酒ですが、中でも燦爛は開栓したときからフルーツの香りが広がると評判。ワインにも負けない豊潤さが味わえます。

より燦爛の香りを感じたいなら、ワイングラスで飲むのがおすすめ。淡い味わいの肴とも相性が良く、和洋を問いません。その華やかな香りは人の集まるパーティーにもぴったりですね。

口当たりがよく飲みやすいというコメントが見受けられ、初心者にもおすすめの日本酒のようです。吟醸酒が苦手という方でも、燦爛は味わい深く飲みやすいとの声が聞かれます。

初心者だけでなく日本酒好きの間でも評価が高く、また海外での販売も人気です。国境を越えた美味しさであることがうかがえますね。

燦爛 大吟醸の蔵元「外池酒造」では見学を行っています。さらに併設されたカフェで飲み比べや酒粕を使ったスイーツも楽しめるようです。

お酒が飲めない方でも楽しめるように配慮されていて、お酒を造る仕込み水で淹れたコーヒーが飲めるそうですよ。特に11～3月は貴重な酒造りを見学できるそうなので、興味のある方はぜひ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

花さんらんは春限定の日本酒。花のような香りとやや辛口でスッキリとした後口、ほんのりとした甘みは女性や日本酒が苦手な方にもおすすめです。

食事ともよくマッチし、肉や鮪などのこってりした肴でも春の風のような爽やかな飲み口のおかげでさっぱりといただけます。

花のほどけはじめた春の宴席にもおすすめ。気の合う仲間とワイワイ楽しめる日本酒です。

同じ銘柄ですが、一番の違いは使用しているお米。山田錦を使った燦爛 大吟醸と違い、こちらは栃木県産の酒造好適米「夢ささら」を使用しています。

夢ささらの特徴は山田錦に負けない大きな心白。含むと口の中に圧倒的な米の旨味が広がると評判です。

花を思わせる香りは、やや控えめだそうです。地元のお米「夢ささら」の底力を感じたい方にはぜひおすすめの1本です。

外池酒造がはじめて造った山廃仕込みの純米酒です。たっぷりと舌に感じる米の旨味、果実を思わせる爽やかな酸味が日本酒好きを「旨い！」とうならせる名酒。

熱燗も山廃仕込みらしくキリッとした切れ味を味わえるので、寒い冬には特におすすめ。魚卵、燻製などクセのある肴でもしっかり抱きとめる包容力があります。

キレの良さからついついすすんでしまうので、飲みすぎにはご注意を。

外池酒造が首都圏向けに販売している銘柄「望」の特別純米 美山錦です。「未来の日本酒への挑戦」と銘打たれたコンセプト通り、遠くを見据えるような透明感のある味わいがポイント。

さまざまなラインナップの中からご紹介する「特別純米 美山錦」は火入れでもピチピチとしたフレッシュな酸味が感じられるのが特徴。すっきりとクリアな味わいながら、豊かな香りも楽しめます。

クセが少なく食中酒としてもおすすめなので、普段使いの晩酌用としてもちょうどいい日本酒です。流通限定品のため蔵元での購入はできないようなので、ご注意を。

こちらも外池酒造で製造されたお酒です。どぶろく中のレジスタントプロテインに悪玉コレステロールを減少させる効果が期待できるということで、本商品がTV番組でも紹介され話題になりました。

また、美肌にも効果があるといわれているため女性にもおすすめです。良く冷やして飲むと美味しいとのこと。

どぶろくらしくお米のつぶつぶが楽しめる昔なつかしいお酒です。シュワシュワとした発泡感の中にワイルドな酸味や濃厚な旨みが感じられます。

外池酒造 燦爛 日本酒について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

やさしい飲み口や華やかな果実のような香りは、吟醸酒ファンにも日本酒初心者にもおすすめです。国内外問わず数々の賞を受賞するのは並大抵のことではありません。原料、製造方法、衛生に手間を惜しまずこだわり抜いた蔵元だからこそ出せる実力を感じます。

蔵元見学も大変好評なので、近くに来た際には立ち寄ってみたいスポットです。杜氏の飲む人への思い、酒造りへの情熱が感じられますよ。丁寧に醸された繊細な日本酒をお求めなら、精鋭の杜氏の元で大切に育まれた日本酒の味をぜひ一度その舌で楽しまれてはいかがでしょうか。