Lynx Cabin ランタン・ワークライト Lynx Cabin 石油ランタン 150CP 真鍮製 灯油ランタン ケロシンランタン 灯油ランプ 加圧式石油ランタン

キャンプ経験が増えるにつれ本格的なアウトドアギアが欲しくなりますよね。特にケロシンランタンは多くのキャンパーが憧れるアイテム。しかし扱い方の難しさから手が出せない方も少なくありません。そんな方におすすめなのが扱いやすさが魅力の「コールマンのケロシンランタン」。

実はケロシンランタンの代表ペトロマックスと比べてもその扱いやすさには定評があります。ポンピング・プレヒートも圧倒的に楽で壊れにくいのが魅力。また価格も手頃なため初心者もトライしやすくなっています。そこで気になるのが実際の使用感ですよね。

今回はリアルな評判・レビューをもとにコールマンのケロシンランタンを徹底リサーチしました。魅力・デメリットに加え、「購入方法」「プレヒートのコツ」に関しても記載しているのでぜひ参考にしてみてください。

ケロシンランタンとはオイルランタンの一種。燃料に【ケロシン(灯油)】を使用するランタンをケロシンランタンと呼びます。ケロシンランタンはメンテナンスや点火に手間はかかりますが、その過程も楽しめるため上級者からも人気です。

またケロシンランタンは照明としてだけでなく、コンパクトな暖房器具としても役立ちます。メイン暖房としては頼りなさを感じますが、春・秋の肌寒い時期にはピッタリ。晩酌のお供にテーブルに置いておくと、灯りを楽しみながら暖を取れるのも魅力です。

【2022年6月現在の相場】

• ホワイトガソリン：1Ｌあたり650円(楽天・4Ｌ缶)
• 灯油：1Lあたり112円(全国の店頭販売平均価格)

近年の燃料価格の値上がりを加味しても灯油はホワイトガソリンに比べ安価です。ランタンでは平均一晩で1～2Ｌの燃料を消費します。1回につき2L・月5回使用した場合、灯油は1120円なのに比べ、ホワイトガソリンは6500円。約5000円の差は大きいですよね。

また灯油は全国のガソリンスタンドで簡単に入手できるのもメリット。また灯油ストーブを使用する方は燃料を一本化できるのも魅力です。

手軽に使用できるLEDランタンも人気ですが、ケロシンランタンのほうが「明るさ」「長時間の使用」の点で優れています。明るさの点ではLEDランタンも劣らない商品が増えています。しかし電池の減りによって徐々に暗くなるのがデメリット。

その点ケロシンランタンは5～6時間使用しても明るさが変わりません。また簡単に燃料も追加でき長時間明るい状態を維持できます。

コールマンのケロシンランタン639の明るさは実測で約480ルクス。食事の際の必要照明が300ルクスと言われているので、メインランタンとして十分な明るさがあります。またケロシンランタン特有の温かみがある灯りも魅力的です。

加圧式のケロシンランタンは点火前に必ず灯油を気化させるためのプレヒートが必要です。ペトロマックスなどバーナー式はプレヒート後に再びポンピングが必要ですが、コールマンのケロシンランタンはアルコール燃料式。圧力を維持したままプレヒートが可能なためポンピングが不要です。

ただしランタン燃料の灯油とは別にプレヒーター用のアルコールを準備する手間がかかります。アルコール燃料はドラッグストアや通販サイトでも1000円以下で購入できますが、持ち物が増える分デメリットと言えます。

コールマンのケロシンランタンは灯油を燃やして灯りを得るランタンです。そのためテント内では火災・一酸化炭素中毒の危険性があるため使用しないよう推奨されています。コットンテントなど難燃性のテント内で使用されている方もいますが自己責任となるため気を付けましょう。

十分な明るさがあるケロシンランタンなので、テント外に設置するメインランタンとしてしようするのがおすすめです。テント内には別で安全性の高いLEDランタンを使用する方が多くなっています。

コールマンのケロシンランタンだけでなく、ガス・ガソリンランタンなども縦置き収納が基本です。横に倒して移動すると衝撃でマントルやホヤが破損する可能性があります。車での持ち運び時にもできればハードカバーを使用するのがベスト。

また灯油を入れたまま運ぶと漏れる可能性もあります。本体への影響もあるので長期間使用しない場合には余った灯油を抜いて保管しましょう。使用時にオイルが漏れる場合はバルブ周辺に問題がある場合が高いので使用前にチェックしておくのがおすすめです。

コールマンのケロシンランタンは輸入品のみしか販売されていません。そのため日本語の説明書がないのが難点。しかし愛用者が多い為、使用方法や注意点などをYouTubeやGoogleから簡単に入手できるのは嬉しいポイントです。

コールマンのケロシンランタン639Cはコールマンジャパンの正規品ではありません。そのためメーカーによる修理サポートが受けられないのがデメリット。しかしペトロマックス取扱店舗などの専門業者なら修理してくれる場合もあります。

また修理に関する情報もネット上にあふれているため自分で修理する方も少なくありません。

コールマンのケロシンランタンは正しい手順で点火すれば炎上しません。ただしジェネレーター・各部のバルブなどに不具合がある場合は燃料漏れが起こり炎上する可能性が高くなります。またプレヒート時間が足りない・多すぎるといった場合にも炎上する可能性があります。

コールマンのケロシンランタンは日本国内では販売されていません。しかしAmazon・楽天などのECサイトでは並行輸入品の購入が可能です。また個人輸入も可能ですが現在円安の影響でメリットは感じられません。

メルカリ・ヤフオクなどでも購入可能ですが、30日間返品保障のあるAmazonがおすすめです。近年のキャンプブームによって数年前より価格が高騰しています。今後も円安が進めばさらに高値になる可能性があるため購入したい方は早めの購入がおすすめです。

国内で入手できるコールマンのケロシンランタンは主に「214型」「639型」の2つがあります。手軽に購入できるのは「639C/12022-L」。214型はすでに廃盤となっています。自衛隊の備品として納入されていた製品もあり、日本語の説明書が付属したモデルがあるのが特徴です。

1. 加圧プラグを閉じ燃料バブルがOFFになっているのを確認し給油
2. ベンチレーター・ハンドル・ホヤを取り外す
3. マントルを取り付ける
4. ベンチレーター・ハンドル・ホヤを取り付ける
5. 加圧プラグのロックを解除しポンピングして加圧プラグは再びロック
6. バーナー下部の穴からプレヒートボトルにアルコールを注ぐ
7. アルコールにマッチなどで点火(プレヒート)
8. プレヒートはアルコールが燃え尽きる寸前まで(約2分)
9. 燃料バブルを左に少しずつ回し点火

初心者にも扱いや壊れにくいと多くの方に評価されているコールマンのケロシンランタン。ガスランタンやLEDランタンにはない温かみのある灯りは見ているだけで癒されます。ぜひコールマンのケロシンランタンでワンランク上のキャンプを楽しんでみませんか。