ハイセンス テレビ 32A50の調査レポ

金具を使うことで、32A50を壁に取り付けることができます。

壁に取り付けることで視点が上がりテレビが見やすくなります。また、テレビ台を置く必要がなくなるので、部屋ががスッキリするというメリットがあります。

32A50は低価格モデルでありながら直下型バックライトを採用しています。従来のエッジ型バックライトに比べて色ムラが少ない、均等に明るい画面でご覧頂けます。

32A50は低価格モデルでありながら視野角が広いIPS方式の液晶パネルを採用しています。斜めからでも正面と変わらない映像を見ることができます。

32A50には「ギャラリーモード」があります。USBメモリ内のjpg形式の画像ファイルをテレビ画面に映し出すことが可能です。

32A50は音がこもるという指摘が多く見受けられます。このテレビを高評価している人でもこの欠点は認めています。ただ薄型テレビは音が良くないのが普通で、中国メーカーだから音が悪いということは全く無いでしょう。

なお低音がずれたり強調されたりするという声もありますが、これは設定で音をクリアにすることで解決するそうです。

32A50のHDMI端子は2つですが、少ないという指摘が複数あります。安いモデルなので仕方がないのでしょうね。

32A50は3年保証がありますが、液晶のドット欠けは保証対象外で交換はできません。これは日本メーカーも、程度にもよりますが同様です。

32A50は本体にスイッチが無く、電源オンオフすらありません。電源ランプを消すにはコンセントを抜くしかないと言うことです。これも廉価モデルだからでしょう。

32A50の足の作りが安っぽいという指摘が複数あります。倒れやすそう、耐震用のためのジェルが塗れないと言った指摘があります。

32A50は中国メーカーの非常に安い価格のテレビでありながら、液晶パネルに視野角が広いIPS方式を採用していて、斜めからでもちゃんと見えます。この価格帯では驚異的でしょう。

32A50は実勢価格が2万円台ですが、これは32型としてもとても安いと言えます。IPS方式の液晶と直下型バックライトを搭載し、2チューナーや外付けHDD録画など一般的な薄型テレビとしての最低限の機能もあるので、驚異の低価格と言えるでしょう。

Hisenseのテレビはむしろ機能の多い上位モデルのほうがボロが出てくるようで、不評になるように感じます。

32A50のリモコンは使いやすいと好評です。最近のテレビのリモコンはボタン数がやたらと増えて使いづらいとよく言われますが、32A50のリモコンはシンプルなのが良いのでしょう。

Hisense 32K30は32A50と同時期に発売された32型液晶テレビです。仕様については、全く同じです。Hisenseのサイトの両方の仕様表を比較しても違うところがありません。

同じ内容で名前が違う製品があるのはメーカー側には事情があるのでしょうが、こちらで伺い知ることはできません。

結論としては、安い方を買うと良いでしょう。

Hisenseの32N20は32A50の5カ月前に発売された上位モデルです。最大の違いは、32N20がSmartテレビを称している通り、VODに対応していることです。対応しているサイトはYouTube、アクトビラ、ツタヤTV、U-NEXT、クランクインビデオで、NetflixやAmazonプライムなどが無いため少な目には感じます。

それ以外では、32N20はWi-Fiに対応していて、HDMI端子が4つあります。32A50は2つで不満を述べている口コミが見受けられたので、これは大きいのではないでしょうか。

ただし消エネ評価は32N20は★2つで、★３つの32A50に劣ります。実勢価格も少し高くなっていて、32A50の極限までの安さは失われていると言えるでしょう。

結論としては安さを求めるなら32A50、4つのHDMI端子とVOD対応に魅力を感じるなら32N20を検討すべきでしょう。

Hisenseの32E50は32A50の翌年に発売された後継モデルです。違いとしては、32E50はバックライトがエッジ型になってしまいました。またUSBメモリの画像を表示するギャラリーモードが無くなっています。

32E50から追加された機能は、低遅延ゲームモードと映画モードがあります。また脚が32E50は一本足になっています。

なお32E50はAmazonなどで「日本設計エンジン搭載」と宣伝していますが、これはHisenseと提携した東芝のレグザの技術を導入しているのだと思われます。実際にHisenseのテレビではレグザエンジン搭載を謳っている物もあります。しかし32E50はそれは伏せているのがひっかかってしまいます。

どうも全体的に見て32E50はコストダウンを図ったような印象を受けます。32E50は発売されたばかりでまだ口コミが見当たらず、未知数な所もあります。

結論としては、32E50はバックライトがエッジ型になってしまったマイナスが大きく感じるので、口コミで好評な直下型バックライトの32A50を買った方が無難でしょう。

Hisense 32A50 テレビついて、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

32A50の概要は以下になります。

非常に安い価格帯でありながら、IPS式液晶パネルと直下型バックライトによるクオリティの高い映像を楽しめること。

2チューナーによる裏番組HDD録画機能など今のテレビとしての最低限の機能は備えていて、口コミでもとても安い割に性能が良いと好評であること。

以上のことから、

・とても安く、かつ映像が高品質な32型液晶テレビを求めている人

・テレビとしての基本的な性能がしっかりしていれば、上位モデルにあるVOD対応のような機能が無くても気にならない人

そんな方々には是非、この32A50をおすすめしたいと思います。