宮坂醸造 日本酒 真澄

真澄純米吟醸 辛口生一本は、やや控えめなフルーティーさとキレがあり、飲みやすいお酒です。酸や苦味も少なく滑らかにのどを通り抜けていきます。

真澄純米吟醸は、比較的ニュートラルなお酒です。辛口ですが口に入れると優しい甘みを感じ、淡麗ですが旨みもあります。どなたにも安心しておすすめできる高品質なお酒です。

真澄純米吟醸 辛口生一本の原料米は、長野県産美山錦と兵庫県加東市山国地区産山田錦100％です。産地のはっきりした原料を使っているので安心して飲むことが出来ますね。

この真澄純米吟醸辛口生一本は淡麗で非常に飲みやすいお酒です。余韻も短くすぐにひいていくので、飲みごたえに欠けると感じる人がいるようです。

まるで水を飲んだかのような後味、とか、パンチに欠けるといったレビューがありました。

酒の名前に辛口と付いているので、あまりにも辛口を期待して飲むと肩透かしを食うかもしれません。

それほど辛口ではない、やさしい甘みを感じる、といったレビューが数点ありました。

さわやか過ぎ、というレビューがありました。感じ方は人それぞれですが、十分旨みがあるという口コミもあります。

日本酒にさわやかさを求める人は多いのでしょうか。最近はさわやかな日本酒も多いですね。

フルーティーだというレビューが多いですが、上立ち香はそれほど強くないという意見がありました。

この点に関してはこのお酒の美点とも言え、いろいろな料理と合わせやすいと言うことにもなります。吟醸酒ということで強い吟醸香を期待する人には物足りず、カプロン酸エチルの臭いが強すぎるのを嫌う人には好ましい酒、ということになりそうです。

この真澄純米吟醸辛口生一本には、淡麗で飲みやすい、という意味の口コミが非常に多いです。また、淡麗なだけでなく旨みもあることもこのお酒の特徴のようです。

このお酒のレビューには、フルーティー、キレがある、という文言がとても多いです。マスカットの香りという口コミもありました。フルーティーさが際立つと嫌味になりますが、その点は問題ないようです。

真澄純米吟醸は、吟醸酒としては香りがやや控えめで、淡麗辛口で優しい甘みもあるので食事に合わせやすいお酒のようです。

これら2銘柄の主な違いを比較してみましょう。

主な違いは次の3点です。

まずは精米歩合の違い。真澄純米吟醸辛口生一本が55％なのに対し、真澄純米大吟醸夢殿は高精白40％の大吟醸となります。

2点目として、原料米の違いです。前者が長野県産美山錦と兵庫県加東市山国地区産山田錦なのに対し、純米大吟醸夢殿は兵庫県同地区産山田錦100％となります。

3点目として、使用酵母の違いです。前者が協会1801号酵母、自社酵母、自社7号酵母の3種類の酵母を使用しているのに対し、純米真澄大吟醸夢殿は協会1801号酵母のみとなり、より吟醸酒の要素が強くなります。

その結果、真澄純米大吟醸夢殿は、より吟醸香の高いデリケートな酒で、燗には向かないお酒になっています。

真澄純米吟醸辛口生一本と真澄山廃純米大吟醸七号の違いをまとめてみました。主な違いは次のの3点です。

まず1点目として、使用している酵母についてです。

前者が協会1801号酵母など3種類の酵母を使用しているのに対し、山廃純米大吟醸七号は大吟醸酒としては珍しく七号系酵母を使用しています。協会7号酵母はここ宮坂醸造が起源で、別名真澄酵母とも言われています。しかもここで使用されている酵母は協会頒布のものではなくオリジナル7号酵母です。

2点目として酒母の造りが違います。前者が酒母仕込み時に乳酸を添加する速醸モトであるのに対し、山廃純米大吟醸は、醸造環境に生息する乳酸菌の力を利用する生モト系の山廃造りです。

3点目は精米歩合で前者が55％、後者45％の大吟醸となっています。

真澄山廃純米大吟醸は、大吟醸酒には珍しく穏やかな芳香のお酒になっています。

真澄純米吟醸辛口生一本と真澄純米酒奥伝寒造りの違いについて見てみましょう。大きな違いは3つあります。

まず、使用酵母の違いです。

前者が協会1801号酵母をメインに3種類の酵母を使っているのに対し、純米奥伝寒造りは自社オリジナルの7号系酵母を使用していることです。

2点目として使用米の違いです。純米吟醸辛口生一本が美山錦と山田錦なのに対し、後者は美山錦とひとごこち、となっています。

3点目は精米歩合の違いで、前者が55％の吟醸造りなのに対し、後者は60％です。

結果として、真澄純米吟醸 辛口生一本が、華やかな吟醸香のあるキレのよいお酒なのに対し、真澄純米酒奥伝寒造りは、香りの穏やかな旨みのより強いお酒になっています。

宮坂醸造 真澄純米吟醸 辛口生一本 日本酒 について、商品概要、おすすめポイント、口コミ･レビュー･評価、他製品との比較をまとめました。

真澄純米吟醸 辛口生一本は、フルーティーでキレがあり、淡麗で飲みやすく旨みもある、と評判のいいお酒です。

同社の純米大吟醸夢殿ほど香りが高いデリケートな酒ではなく、落ち着いた程よい香りの食事に合わせやすいお酒です。また、純米奥伝寒造りと比べると、よりフルーティーで飲みやすいお酒です。

この銘柄は、雑味や苦味が少ないと評判のお酒です。今までの経験から日本酒が好きでないと思っている人や、お酒を飲み慣れていない人にもぜひ試してもらいたいお酒です。また、お酒を飲めるに人なら、どなたにでも安心してお薦め出来る商品です。