サンコール シャンプー R-21 シャンプー

ヘマチンと呼ばれる毛髪保護成分が髪の毛のケラチンと呼ばれるたんぱく質に吸着し、髪を丈夫にし、ハリ・コシを与えてくれます。パーマやカラーで傷んでしまった、もともと細くてハリ・コシが少ない、猫の毛のように柔らかくてボリュームがない…などのお悩みをお持ちの方には必須の成分が入っています。

低刺激で頭皮に優しいアミノ酸系洗浄成分と21種類もの天然洗浄成分を配合。これらの成分が優しく汚れを浮かせてくれます。加えて天然植物から出る成分が地肌に栄養をたっぷりと与えてくれるので、しっかりと洗浄しつつも頭皮へのダメージを最小限に抑えることができます。

ヘマチンにはハリ・コシを与える目的があると冒頭で述べましたが実はそれだけではありません。この成分には酸化を促進させる効果があり、その効果によってヘアカラーの退色を抑えることができます。

また、ヘマチンにはパーマを長持ちさせる効果も！ヘアカラーやパーマ後のケアのためにこのシャンプーを勧めるサロンも多いようです。

ＰＧ(プロピレングリコール)と呼ばれる、毛髪の乾燥や雑菌の繁殖を抑える成分が配合されています。この成分は肌への浸透力が高いため、皮膚の弱い人には刺激になることも。他の成分も一緒に浸透させるため、アレルギーを持っている人は気を付けたほうがいいでしょう。

シリコン成分配合のため、髪の毛はサラサラになりツヤも出ます。しかし、頭皮や毛根にもコーティング剤がついてしまうので、人によっては毛穴が詰まった感じや毛髪が不自然にコーティングされていると感じることもあるようです。

無香料のため天然成分由来独特のハーバルの香りが苦手な人には不向きです。シャンプーの色はヘマチン由来の黒っぽい液体で、洗えば取れますがバスタブや浴室に付着することもあります。また泡立ちが少ないので、もこもこの泡で洗いたいという人には物足りなく感じるでしょう。

700mlで￥3,000前後という値段はちょっと高いと感じるかもしれません。ドラッグストアでは大体のシャンプーが約500mlで￥1,000以下の値段で売っています。

髪質トラブルを抱えているか、シャンプーはいいものを！と考えている人以外には手を伸ばしにくい価格帯かもしれません。

ごわごわだった髪がツルツルさらさらになった、という声が圧倒的に一番多いレビューでした。このシャンプーを使うようになってから髪の毛を褒められるようになったとの声も。洗い上げた瞬間からさらさらになった、仕上がりが今までと全然違う、などのレビューも多数あり、効果は非常に高いことが伺えます。

カラーやパーマをした後には頭全体にアルカリが残留し、髪を痛める原因になりますが、このシャンプーに配合されているヘマチンにはそれを除去する作用があるそうです。

加えて退色を防ぐ効果により、カラーが長持ちするということで美容師からこのシャンプーを勧められることも多いそうです。カラー後のケアをしたいという方にはおすすめのシャンプーです。

これを使ってから、ハリ・コシが出てきたという声も多かったです。細くて柔らかい髪質や、ボリュームの少ない髪質で悩んでいる人にもおすすめできそうです。天然成分がしっかりと地肌の環境を整え良い土台を作ってくれるので一過性の効能ではなく、長く続く効果を期待できます。

スタンダード製品のR-21シャンプーよりさらに髪にハリ・コシを与えるために開発されたのがR-21シャンプーEXです。

R-21シャンプーとの一番大きな違いはアミノコンポジット×18という成分が入っているというところでしょう。これは人間の髪の毛を構成する18種類のアミノ酸のことです。

この成分を配合することにより、スタンダードタイプのR-21シャンプーよりさらに髪にハリとコシを与えることができます。しかし、その成分が追加されたからこっちのほうがいいというわけではありません。

口コミを見てみると、スタンダードタイプは良かったのにEXタイプで肌が荒れた、とのレビューもありました。自分に合ったのがどちらかというのは個々の肌質によるものなので、一概にどちらがいいとは言えないでしょう。

また、値段も変わってきます。従来のタイプは700ml￥3,000前後なのに対し、こちらのEXタイプは680mlで￥4,500前後です。おおよそ￥1,500の差がありますので、購入の際には小さいタイプを買ってみて、より自分に合うものを把握してから大きなサイズを購入するのもいいでしょう。

こちらは同じR-21シリーズから出ているフォーカスシャンプーです。フォーカスと名の付く通り、アシッドカラー後のケアに焦点を当てて製造された商品です。

アシッドカラーとは、レモン色やオレンジ色などフルーツを連想させる色のことです。確かに普通のブラウンカラーなどより色持ちのケアは難しいので特化したヘアケア商品は必須です。

基本的な成分はスタンダード製品のR-21と一緒ですが、この製品はさらに毛髪保護、保湿成分のヒバマタエキスという海藻由来の成分が入っています。またpH値を低くすることにより、毛髪の酸性を保つことによって、アシッドタイプのカラーの変色を防いだり、退色を防ぎます。

こちらは基本的にアシッドカラーを施した方に適する商品ですので、ブラウンカラーや、あまり明るくない髪色を選択された場合のケアはスタンダードタイプのR-21シャンプーで充分でしょう。

400mlで￥1,500前後とこのR-21シャンプーシリーズの中では比較的安価なほうです。値段も大事ですが、個々の頭皮や髪質の状態、選択したカラーなどによって自分に合った商品を選ぶことのできるラインナップは嬉しいですね。

サンコール R-21 シャンプーの種類について、商品概要、おすすめポイント、口コミ、レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

サンコール R-21 シャンプーは髪質が劇的に変わるという良い口コミの評価が非常に多い商品です。マイナスな評価も商品そのものにではなく、自分の髪質には合わなかったと記述していた人が多いのも注目するべき点でした。成分を見ても良い商品だというのは一目瞭然です。

配合成分のバランスも良く、使われている成分も頭皮に優しいものがほとんどで、よほど皮膚トラブルが多い人でない限り安心して使えそうです。

ごわごわな髪で悩んでる人、猫のような柔らかくて細い髪で悩んでる人、ハリやコシがなくて悩んでる人に大変おすすめの商品です。また、ヘアカラーやパーマ後のケアをしたい方にもおすすめです。

しかし使ったことのない商品というのは肌トラブルも気になるところです。また、決してシャンプーとしては安価な商品ではありませんので、一度メーカーが展開している少量タイプのものを購入してから、自分の肌に合うようであれば大きいサイズを購入するのも手かもしれません。

個々の髪質はそれぞれ違います。自分に合った商品を見つけて最適なケアをしていきましょう。