大田酒造 日本酒 半蔵

大田酒造の半蔵は有名な三重県の日本酒です。2016年の5月26日・27日に、G7伊勢志摩サミットが行われました。G7サミットとは、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの首脳、並びに欧州理事会議長及び、欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議のこと。

そんな大事な会議のワーキング・ディナー初日の「乾杯酒」として、大田酒造の半蔵である磨き40純米大吟醸が選ばれ、大田酒造の半蔵は日本だけでなく、海外にまで知れ渡ることになりました。

半蔵 神の穂 純米大吟醸は、そんな半蔵 磨き40と同じ純米大吟醸として、人気があります。

大田酒造 半蔵 日本酒は「神の穂」という酒米を使った日本酒です。2010年の8月に品種登録された「神の穂」は、伊賀農業研究室が三重県の酒造メーカーから、地元で生産された酒米で美味しいお酒を造りたいとの依頼を受け、開発したそうです。

酒米の「神の穂」は収穫量が多く、稲が倒れにくくとっても丈夫です。そして、旨味のある優しい味わいのある日本酒ができます。

三重県の伊賀市は、滋賀県に近く内陸の位置にあるため、冬の寒さは厳しいです。しかし、その底冷えが厳しい伊賀盆地こそが、酒造りに関してとても適しており、伊賀市特有の日本酒を醸しています。

寒い季節での酒造りは、繊細で良質な日本酒が造れるため、大田酒造の杜氏が泊まり込みで丁寧に醸しているそうです。半蔵 神の穂 純米大吟醸は、そんな冬場の厳寒期のみの季節限定で醸されているので、生産量が少ないそうです。

半蔵 神の穂 純米大吟醸は、日本酒ですが、ハーブのようなフルーティのような爽やかな香り。芳醇な米の旨味とやや辛口の切れ味が楽しめます。

日本酒に抵抗がある方、女性や若い方にも飲みやすく人気のある日本酒です。和食だけでなくイタリアンなどの洋食にも合わせられるそうで、いろんな料理と相性が良い日本酒です。

半蔵 神の穂 純米大吟醸は、2012年・2016年のワイングラスで美味しいアワードの金賞に輝いています。それほど、フルーティで白ワインを彷彿とした味わい。スローフードジャパン燗酒コンテストでも2014年に金賞を受賞しています。

悪い口コミが少ない半蔵 神の穂 純米大吟醸。唯一悪く言われてしまう点は、物足りなさです。

優しい味わいに仕上がる酒米「神の穂」を使用しているので、半蔵 神の穂 純米大吟醸も優しい味わいでマイルド。切れ味はあるとのことですが、日本酒好きな方には少々物足りなさを感じるようです。

G7伊勢志摩サミットでワーキング・ディナーの乾杯酒として半蔵 純米大吟醸が選ばれたことで、有名になりました。そのことで、同じ純米大吟醸として、半蔵 神の穂 純米大吟醸を購入する人が一気に増え、一時期手に入らない状態に。

もともと厳寒期にしか造られない日本酒なので、すぐに売り切れ状態になってしまったようです。

上記の説明と同じになりますが、G7伊勢志摩サミットのワーキング・ディナーの乾杯酒として半蔵 純米大吟醸が選ばれたため、どのお店も品切れ状態に。

そのため、まだ売れ残っている半蔵 神の穂 純米大吟醸の値段が高騰し、一時期２倍になってしまったなんていう声もありました。今では落ち着き、通常の値段で販売されています。

半蔵 神の穂 純米大吟醸を飲んだ方の口コミを読むと、バナナのようだったりイチゴのようだったりとフルーティな香りがするなど、日本酒なのに白ワインを連想させるような声が多いです。

とても飲みやすく受け入れやすい日本酒ということで、リピートしたい人も多く好評です。

G7伊勢志摩サミット効果で、一時期は価格が高くなっている時もありましたが、通常価格は純米大吟醸なのにとても安いと好評です。大田酒造では、低温発酵での温度管理で醪を丁寧に醸し、上質なお酒を造っているので手間暇もかかります。

にも関わらず、この価格は安く購入しやすいと好評です。1800mlのほか、720ml、300mlがあります。

伊勢志摩サミットに選ばれ、大田酒造の半蔵の知名度は抜群な上、日本酒を飲み慣れない方や女性など、癖のない飲み心地が万人ウケする半蔵 神の穂 純米大吟醸は、贈り物にとても適した日本酒です。

親戚みんなが集まる時の手土産として、お歳暮やお中元、誕生日などのお祝いにも喜ばれそうです。

飲みやすくて万人受けする半蔵 神の穂 純米大吟醸は、個性的なお酒が好きな人には、やはり物足りなさを感じるようです。自分用ではなく、贈り物として半蔵 神の穂 純米大吟醸を選ぶのもおすすめです。

伊勢志摩サミットの乾杯酒として選ばれた半蔵 磨き40 木箱入り純米大吟醸とよく比べられ、同じ純米大吟醸として間違えられる半蔵 神の穂 純米大吟醸。半蔵 神の穂 純米大吟醸と、半蔵 磨き40の木箱入り純米大吟醸は瓶のラベルなど、とっても似ていますが、大きな違いは酒米と精米保合と価格です。

半蔵 神の穂 純米大吟醸の酒米は「神の穂」なのに対し、半蔵 磨き40 木箱入り純米大吟醸の酒米は伊賀産の「山田錦」です。酒米が違うと味も香りも違ってきますが、どちらもワイングラスでおいしい日本酒アワードの金賞常連酒でとってもフルーティ。

半蔵 磨き40 木箱入り純米大吟醸は、さらに丁寧に醸されているので、冷淡なのに旨口といったバランスの良い上品さが人気で、すぐに売れ切れてしまいます。価格も蔵 神の穂 純米大吟醸の約３倍になります。自分・仲間内なら半蔵 神の穂 純米大吟醸を。高価格、そして木箱入りの付加価値もるので、特別な贈答用として半蔵 磨き40 木箱入り純米大吟醸をおすすめします。

なお、画像リンクは、半蔵 磨き40 木箱入り純米大吟醸の1800mlが品切れな為、720mlを紹介しています。ご了承ください。

半蔵 神の穂 純米大吟醸と、半蔵＆（アンド）雄町 純米大吟醸生原酒の違いはブランドと酒米です。大田酒造の半蔵は、地元産の酒米や酵母をこだわり、杜氏が半蔵を造っていて、半蔵 神の穂 純米大吟醸もそのうちの一つです。

ですが、半蔵＆雄町 純米大吟醸は大田酒造の七代目が新しく半蔵＆ブランドを立ち上げ、杜氏の指導のもと、半蔵＆を仕込み蔵人として奮闘しているそうです。半蔵 神の穂 純米大吟醸は、地元の酒米である神の穂を使用していますが、半蔵＆雄町は、日本酒好きの方に人気のある県外の雄町を酒米として使用しています。

味は、フルーティでメロンを完熟させたような味わい。サブラベルには「七代目の想い・・・」という文字に惹かれ、半蔵＆雄町 純米大吟醸生原酒を購入する人もいます。三重県の日本酒を楽しみた方には半蔵 神の穂 純米大吟醸を。生原酒好き、新しい発見をしたいという方に半蔵＆雄町 純米大吟醸生原酒をおすすめします。

半蔵 神の穂 純米大吟醸と大吟醸 半蔵 雫酒の違いは、酒米と造り込みの丁寧さ、そして価格です。大吟醸 半蔵 雫酒は、酒米である伊賀産山田錦を100％厳選して使用した日本酒。全量手洗いし、限定吸水、蒸米は自然放冷し、すべて手造りで丹精込めて醸したもろみを丁寧に布袋でしぼり、醸された大吟醸 半蔵 雫酒。

とても手間暇かかる大吟醸 半蔵 雫酒は、繊細でキメ細やかなお味。ワイングラスでおいしい日本酒アワードに2012年に最高金賞を受賞しています。ですが、やはり価格が3倍ほど高いので、自分・仲間内用には半蔵 神の穂 純米大吟醸を、大吟醸 半蔵 雫酒は、贈答品用におすすめです。

半蔵 神の穂 純米大吟醸と半蔵 特別純米酒 辛口は、同じ「神の穂」を使用した日本酒です。違いは大吟醸と純米酒、そして辛口だということです。なので、半蔵 神の穂 純米大吟醸は精米歩合が50％なのに対し、半蔵 特別純米酒 辛口は60％という違いがあります。

お味は、上で述べているように半蔵 神の穂 純米大吟醸は、神の穂の旨味を存分に生かしたフルーティで芳醇な味わい。半蔵 特別純米酒 辛口は、スッキリしていて、ピリッと辛さを感じながら甘さもあるという両味が味わえます。

半蔵 神の穂 純米大吟醸に少し物足りなさを感じた方に、半蔵 特別純米酒 辛口をおすすめしまう。

半蔵 神の穂 純米大吟醸と半蔵 純米吟醸 しぼりたて生原酒の違いは、酒米と精米歩合、アルコール度数などです。半蔵 神の穂 純米大吟醸の酒米は、神の穂で精米歩合が50％なのに対し、半蔵 純米吟醸 しぼりたて生原酒の酒米は県産酒造米で、精米歩合は60％です。

生原酒なので、火入れをしてないのと水で割って醸していないので、アルコール度数が16度の半蔵 神の穂 純米大吟醸より少々高い17〜19度。しぼりたてなので、フレッシュでみずみずしい日本酒のようです。

半蔵 神の穂 純米大吟醸では酔いが足らない方、そしてフレッシュでスッキリした味わいを楽しんでみたい方に半蔵 純米吟醸 しぼりたて生原酒をおすすめします。なお、甘く飲みやすいのでアルコール度数が高いことを忘れてゴクゴク飲めてしまうようです。

購入したら、一休みしながら飲むことをおすすめします。半蔵 純米吟醸 しぼりたて生原酒は要冷蔵商品なので、通販で購入予定の方は、クール宅急便で送ってもらいましょう。

大田酒造 半蔵 神の穂 純米大吟醸の種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他商品との比較をまとめました。いかがでしたでしょうか？

半蔵 神の穂 純米大吟醸は、酒造好適米である三重県で開発された「神の穂」の良さを存分に味わえる日本酒でした。三重県ならではの気候と、酵母や酒米。老舗の大田酒造独自の製法で醸された半蔵 神の穂 純米大吟醸は飲みやすく、地元から海外まで人気があります。

フルーティで白ワインに似ている半蔵 神の穂 純米大吟醸は、ワイングラスでおいしい日本酒を受賞しているのもうなずけます。日本酒としても、白ワインとしても料理を合わせられ、女性との相性は抜群。

お酒が好きは人に、お酒をプレゼントするのは好みもあり悩みますが、癖がなく飲みやすい半蔵 神の穂 純米大吟醸は、安心して贈り物として渡せる便利さと、手頃な価格でお財布にも優しいです。

伊勢志摩サミットの乾杯酒に選ばれた蔵元だけに、話題先行のイメージがつきそうですが、誰もが飲んで納得してしまう、それが半蔵 神の穂 純米大吟醸なのではないでしょうか。ぜひお試しください。