曙酒造 日本酒 天明

天明は米と米麹だけで醸している全量純米仕込みの丁寧に作られている日本酒です。透明感を感じる清き酒として曙酒造が自信を持って製造している日本酒なのです。

天明の製造作業の中で使用した布類熱湯殺菌の方法や、乾燥、手洗いなどを徹底的に見つめなおし、改良することによってお酒の透明感を最大限に引き出せるよう細部までこだわっています。

天明は酵母を2種類使用しています。1つは曙酒造酵母Nと、もう1つはうつくしま夢酵母F701です。それぞれの酵母で作成したお酒をブレンドして完成するのが天明です。ブレンドする事により旨み、甘みがを最大限に引き出し、個性溢れる日本酒になっているのです。

天明 槽しぼり 純米火入は2019年6月にハワイで行われた全国日本酒鑑評会 2019で金賞を受賞しました。512銘柄が参加した大会です。さらに「SAKE COMPETITION 2019」の純米酒部門で銀賞を受賞しました。実力のある日本酒です。

少々辛さが目立ってしまい、日本酒の旨みを感じにくくなっているという意見がありました。辛口の日本酒が好みの方にはおすすめですが、苦手な方には飲みにくいと感じてしまうかもしれません。

旨み、甘み、酸味がバランスよく感じられるのは良いのですが、その分特徴がなく印象に残りにくい日本酒という意見がありました。バランスが良すぎても面白みの欠ける味になってしまうようです。

天明 槽しぼり 純米火入は辛口気味なので、口に含むと後に残りやすい日本酒です。それ故に飲み続けにくいと感じてしまうようです。あっさりと飲みたい方、飲み続けたい方は、さらさらしたタイプの天明をおすすめします。

天明 槽しぼり 純米火入は旨みや甘みのバランスが良くとれた日本酒なので、料理の邪魔をせず食中酒としてピッタリなようです。料理をさらに引き立て、食事を何倍にも楽しむことができると評価が高かったです。

口に含むと最初にまるでメロンのような豊かな香りがし、後から米の旨みをガツンと感じられるようです。辛口でしっかりとした味わいですが、後味はスッキリとしているため飲んでいて飽きが来ないという意見もありました。

槽しぼりなのでかなり濃口です。特に常温の状態で飲むとお酒のパワーを最大限に発揮ができるようです。かなりこってりとした料理にも合わせることができる日本酒のようです。お酒からラベルまですべてが福島産です。福島のパワーを是非感じてみてください。

天明 槽しぼり 純米吟醸火入の使用米は山田錦です。精米歩合は55パーセントです。アルコール度数は16パーセントから17パーセントです。冷蔵管理にて出荷されます。

天明 槽しぼり 純米火入はどちらかというと辛口よりでアグレッシブな旨みを感じる日本酒ですが、天明 槽しぼり 純米吟醸火入は丸みを帯びており、甘みをさらに強調させバランスを取った日本酒になっています。

1年間熟成させてからの出荷になるので、熟成により味が落ち着き、味は膨らんでいるので心地よい風味を味わえます。天明らしさである酸味が後味として締めてくれます。

どの温度帯でも美味しくいただけますが、あまり冷やしすぎない方が熟成された旨さを感じやすいのでおすすめです。

価格は天明 槽しぼり 純米火入れとあまり変わりません。辛口よりのキレのある日本酒よりも丸みのある熟成された旨さを味わいたい方におすすめの日本酒です。

天明 焔 山廃もと 特別純米本生は原料米に麹米が会津坂下産山田錦、掛米には会津坂下産五百万石を使用しています。精米歩合は麹が55パーセント、掛が60パーセントです。アルコール度数は16パーセントです。

ラベルのデザインも他の「天明」シリーズと比べて一新されています。他の日本酒とは違った特徴を持つ日本酒なのです。

山廃本生ということから、秋冬定番の日本酒です。もちろんお燗で飲むことをおすすめします。あたためるとしっかりとした酸味、旨みが膨らみ、のびやかな味わいになります。冬の食卓で登場するお料理にとても相性が良くなっています。

冷やして飲むと酸味がとても目立ってしまうのでクセが強いです。それぞれの好みにもよりますが、濃厚辛口な日本酒として楽しんでいる方もいます。

価格は天明 槽しぼり 純米火入とあまり変わりません。定番の天明シリーズとはまた違う風味や旨みを味わえ、楽しむことができます。寒くなってきたら是非、こちらの天明も試してみてください。

天明 さらさら純米は原料米として麹米に山田錦、掛米に酒造好適米を使用しています。精米歩合は麹55パーセント、掛65パーセントです。アルコール度数は14.4パーセントです。

「天明シリーズ」は毎年の恒例として、夏になると「さらさら純米」商品を発売しています。2019年の夏はこちらの商品です。

さらさらというシリーズ名にもあるように、スイスイと飲めてしまうような口当たりが特徴の日本酒です。アルコール度数も14パーセント代で抑えられているので、飲みやすくなっています。

冷蔵庫でよく冷やすと、冷たいお蕎麦やそうめんなどといった冷やした麺類との相性がとても良い日本酒です。揚げ物などこってりとした料理と合わせても、さっぱりとした日本酒が引き立つのでおすすめです。

価格は天明 槽しぼり 純米火入とほとんど変わりません。さらさら純米はない容量が900mlなのでお得感がありますね。今年は是非さらさら純米とともに暑い夏を乗り越えていってください。

曙酒造　天明 槽しぼり 純米火入　日本酒について、商品情報、おすすめポイント、口コミ・評価・レビュー・他商品との違い、価格などをまとめ、曙酒造　天明 槽しぼり 純米火入がどんな人におすすめかを評価しました。

天明 槽しぼり 純米火入は天明の顔といわれる日本酒です。天明を初めて飲む方はまずこちらからがおすすめとされています。それほど酸味、甘み、旨みのバランスが取れた万人に好まれる味なのです。

福島産の原料しか使用せず、曙酒造のこだわりを詰め込んだ日本酒です。清き酒を造るために細部までこだわり、味を徹底追及して完成しました。

辛みを強く感じるといった意見がありましたが、飲みにくいと感じる方は2.3日置いた後にもう一度飲んでみてください。辛みが抜け、甘みが目立つようになります。合わせる料理にもよって加減を調整してもより天明の良さが引き立つのでおすすめです。

初めての天明として槽しぼり 純米火入を楽しんだ後は、他の天明シリーズも飲み比べ、是非ご自身のお気に入りを見つけてみてください。