山梨銘醸 日本酒 七賢

七賢には「絹の味」に加え、純米大吟醸酒では「大中屋」や「甲斐駒」、その他純米吟醸酒・スパークリング酒など様々なバリエーションがあります。軽い口当たりのものから濃厚な風味を感じられるものまで取り揃えられているので、その中から自分好みのお酒を探してみるのも良いでしょう。

七賢シリーズのうち「絹の味」や「淡麗純米」、スパークリング酒だと「星の輝」などは、すっきりとした飲み口で日本酒特有のクセが少ないのが特徴です。日本酒に苦手意識があった方でも、七賢なら美味しく飲めるという口コミも多かったです。

すっきりとした口当たりのもの以外にも、「甲斐駒」や「社の奏」といった芳醇な香りやお米の旨みが楽しめるものも沢山あります。種類によっては使っているお米が違うものもあるので、お米の品種によるお酒の味の違いを飲み比べてみるのもおすすめですよ。

七賢の一つである「大中屋 斗瓶囲い」は年間で100本程度しか市場に出回りません。他にもある季節しか販売されないような商品もあるので、飲みたいと思ったお酒が飲みたいときに手に入らないなんてことも。ただ、その分ゲットできたときの喜びは一入かなと思います。

七賢は地元山梨県では定番酒として人気ですが、県外の一般的な酒屋さんなどではあまり売られていません。とは言え、最近は通販でも購入できますし、デメリットと言えるほどでは無いですね。

公式サイトからいつでも購入できるものだけでも、七賢には10種類以上のバリエーションが存在します。初めて購入する方は味のイメージが湧きにくいという声も聞かれたので、そういう場合は通販サイトの口コミなどを参考に検討してみるのもおすすめです。

基本的に七賢は全て瓶詰めのお酒です。ゴミとしては結構かさばりますし、地域によってはビンの回収をしてくれないようなところもあります。しかし、やはり瓶詰めの日本酒は雰囲気もありますし、紙パックでは味わえない風情も楽しめますよ。

七賢はやや辛口できりりとした口当たりのものが多いのですが、お酒臭さが少ない飲みやすさも大きな特徴です。また、パイナップルやマスカットに形容されるようなフルーティーな香りも口コミで高く評価されているようでした。

口コミで定番酒として人気の高い「絹の味」や「天鵞絨の味」は、口に含んだときの程よい苦味、喉を通ったときのきりりとした辛味、後に残る程よい甘味と酸味のバランスが良いと評判です。後に残る酸味は柑橘類のようにすっきりとしていて、嫌みが無いところも評価が高いようです。

購入するお店や商品の種類にもよりますが、七賢は720ml入りで500円～1000円以下で購入できるものもあります。価格の安い純米酒でも七賢特有のフルーティーさとすっきり感は好評で、口コミでは七賢以外のお酒は飲まないというヘビーユーザーもいるほどです。

七賢シリーズのうち「大中屋」や「甲斐駒」といった一部の商品には化粧箱がついています。また、その他の商品についても化粧箱を別途注文できます。Amazonなどの通販サイトではラッピングサービスをしてくれるところもあるので、お歳暮などのギフト商品としても人気のようです。

搾りの工程を無加圧で行い、酒袋から滴り落ちる雫を一滴一滴丁寧に集めたお酒がこの「大中屋 斗瓶囲い」です。2017年のSAKE CONPETITIONで金賞に輝いた実績があります。

原料となるお米は山田錦で、精米歩合は37％となっています。お米の余分な部分を削り落とし、香りと旨みの強いお米の中心部だけを使っているのも大きな特徴です。

それによって、雑味やイヤな臭いをほとんど感じない、香り高く舌触りなめらかなお酒になっています。また、「絹の味」と比べて味は濃厚で甘味が強めです。

美味しくてプレミア感のある日本酒が飲みたいという方には是非一度飲んでみて欲しい逸品ですが、年間製造本数が100本と限られていて、なかなか手に入らないのがデメリットです。

七賢の定番酒として人気の「絹の味」は、少し甘口でありながらすっきりとした口当たりと、パイナップルのようなフルーティーな香りが特徴のお酒です。

それに対して「天鵞絨の味」は精米歩合を57％にすることでさらに軽快な口当たりとなり、日本酒独特の香りに苦手な方でも飲みやすい味になっています。その代わり、フルーティーさは若干控えめです。

また、酸味や苦味が絹の味よりも強いと感じる人もいるようなので、その辺りは好みによって飲むものを選んでみるのも良いでしょう。

七賢の人気定番酒の一つである「風凛美山」は、純米酒でありながら吟醸酒のようなフルーティーな香りが感じられるお酒です。

味は「絹の味」と比べると辛めで、七賢全体からみても最も辛口の部類に入ります。とは言え嫌な辛さでは無く、元々のフルーティーな香りと相まって女性や日本酒ビギナーでも飲みやすい口当たりになっています。

純米大吟醸酒である「絹の味」は軽い口当たりの七賢の中身ではなくやや重めでなめらかなのと比べ、「風凛美山」は軽くてドライな味わいが特徴です。

2014年の醸造コンテストで金賞を受賞した人気のお酒です。味は「風凛美山」と同じ辛口で、「絹の味」と比べてフルーティーさも控えめになっており、ガツンとした強いコクが一番の特徴です。しかし、飲み終わった後口はすっきりしています。

強い香りが無いのでどんな料理とも良く合い、常温や熱燗で飲んでもまろやかで美味しくいただけます。価格もリーズナブルなので、日頃飲むお酒としてはピッタリです。

こちらは七賢のスパークリング酒の一つです。同様のものには「星ノ輝」と「社ノ奏」がありますが、七賢のスパークリング酒としては「山ノ霞」が一番初めに発売されました。

同じ七賢シリーズの「絹の味」のようなフルーティーな香りはそのままに、他のスパークリング系の日本酒よりもすっきりとした辛口に仕上げ、シャンパンのような繊細な泡とともに日本酒本来の旨みも味わえます。

香りは「絹の味」のようにパイナップルに形容されることもありますが、口コミではマスカットのような上品な香りと評価されているようです。また、「山ノ霞」「星ノ輝」「社ノ奏」は芳醇さや香りにそれぞれ違った味わいがあります。

お店によっては3本セットなども販売されているので、気になる方はそちらを試してみるのもおすすめですよ。

山梨銘醸 七賢について、商品詳細やおすすめポイント、口コミ・評価・レビュー、関連商品との比較をまとめました。

一言に七賢という言っても、同じシリーズとして10種類以上のお酒があり、それぞれ違った味わいが楽しめます。中には期間限定や季節限定の商品もあり、日本酒好きなら是非コンプリートしたいところです。

七賢の一番の特徴は口コミに悪い評価がほとんど付いていないところです。

商品の種類によって温めた方が美味しいとか冷やして飲むべきといった意見はありますが、それらは七賢の品質を貶めるものでは無く、むしろファンがどれだけ七賢を愛しているかを示しているのではないでしょうか。

あえて悪いところを挙げるとすれば、瓶詰めのお酒しか販売されていないのはちょっと不便かなとは思いますが、ビンはビンでエコな素材ですし、日本酒らしい風情も感じられて良い面もあります。

同シリーズとして様々な種類の商品が販売されているものの、どのお酒も七賢らしくフルーティーで飲みやすいものが多いです。お酒が大好きな方も日本酒が少し苦手という方も、その中にきっと自分の好みに合ったお酒が見つかります。

七賢の公式サイトには、ワインのように味のグラフやベストな温度まで細かく表示されていますので、そういうものを利用して自身にピッタリの七賢を探してみましょう。