初心者向きの釣竿も！釣り入門セットおすすめ9選｜川釣り・海釣りも

「釣りをしてみたい」と考えている方は多いですよね。日本は自然豊かで海も川も多いので、ちょっとしたお出かけでも気軽に釣りを楽しむことができます。しかし「いざ釣りをしようと思っても、なにが必要なのかわからない」という人もいます。

そんな人におすすめなのが釣り入門セットです。釣り入門セットは川釣りと海釣りのものがそれぞれ売っており、釣竿はもちろん釣りをする上で必要な道具が揃っています。そのため釣りの知識があまりない初心者でもすぐに釣りに挑戦できます。

今回はそんな釣り入門セットを購入するメリット・デメリットや、どんな種類があるのかを解説。さらにおすすめの釣り入門セット9選も紹介するので、釣りに興味があるという方はぜひ最後までご覧ください。

釣り入門セットは基本的に2,000～3,000円で購入できます。本格的に釣りを楽しみたい方には物足りないかもしれませんが、とりあえず釣りをしてみたい人には十分なセットです。釣りに必要なものはすべて揃っているので、餌さえあればすぐに釣りに出掛けることもできます。

さらに、ルアー釣りであれば餌を買う必要もありません。家族みんなで釣りを楽しみたいときでも、釣り入門セットであれば出費を抑えて必要な道具を揃えることができます。

釣り入門セット最大のデメリットは壊れやすい点です。安価なものは釣り糸が絡まったり、1～2回の使用で壊れてしまったりする可能性もあります。そのため、本格的に釣りを続けたいという方にはおすすめできません。

有名メーカーのものは長く使えるので、自分の使用頻度を考慮して選びましょう。また、竿が短いので扱いづらいというデメリットもあります。

先述した通り、釣り入門セットのメリットは安価な点です。数千円で買えるので、道具をバラバラに買うより安く購入できます。また、とりあえず釣りを体験することで、次に釣り具を買う際の指標になります。

自分がどんな魚を釣りたいのか、そのためにはどの部品に力を入れるべきなのか感覚を掴むことができるので、たとえ壊れてしまっても次回に活かしましょう。

本格的に釣りを趣味にするなら、耐久性の高い釣り道具を買うのがおすすめです。しかし、あまり釣りに詳しくない方は、釣りの感覚を掴むためにも入門セットがおすすめです。もちろん壊れる可能性はありますが、安価だからといってまったく釣れないわけではありません。

釣りを趣味にしたいと考えている方でも、チュートリアルとして考えるなら釣り入門セットでも問題ありません。釣り具はこだわればこだわるほど価格も上がっていくので、最初は低価格のもので試し、徐々に揃えていけば選択ミスも起きにくいです。

サビキ釣りは海釣りの中でもハードルが低く、初心者でも簡単に魚を釣ることができます。堤防や港から釣る方法で、主にサバ・イワシ・アジが釣れます。サビキ釣りはかごに餌を入れ水中で撒いて魚をおびき寄せる方法なので、生きた虫エサを使用しません。

そのため、虫が苦手な方でも抵抗なく楽しめます。海釣りをする予定で釣り具に迷っている場合はサビキ釣りを選んでおけば問題ありません。

カゴ釣りはサビキ仕掛けに浮きを付けて、サビキ釣りよりさらに遠くへ投げることができます。サビキ釣りより広い範囲で釣れるので、マダイやクロダイなど、初心者でも大物を狙うことができます。

多くの種類の魚を釣りたい方にはカゴ釣りがおすすめです。ただし、慣れないうちは仕掛けを飛ばすことが難しく感じるかもしれないので、どの程度本格的に楽しむかで選びましょう。

チョイ投げ釣りはその名の通り、少し遠くに投げて釣る方法です。主に海底付近にいる魚を狙う方法で、カワハギやカサゴなどの魚が釣れます。水深のある堤防や港ならそこまで遠くに投げなくてもいいので、初心者でも難なく楽しめます。

しかし、餌は青イソメや赤イソメなどの活き餌を使うことが定番なので、虫が苦手な方は抵抗があるかもしれません。

ルアー釣りは擬似餌を使って魚を釣る方法です。餌を必要としないので、「釣りがしたいけど餌が苦手」という人はルアー釣りを選びましょう。しかし、餌を使用しないので魚をうまく引き付ける必要があります。

どうすれば釣れるのか魚の習性を理解する必要があるので、ゲーム性を楽しみたい方に向いています。また、釣りたい魚の種類によってルアーの種類も変わる点に注意してください。

特定の魚を釣るためのセットもあるので釣りたい魚が決まっている場合は、その魚を釣ることを目的としたセットを購入しましょう。エギングセットはイカ釣り専用のセットで、小魚やエビに見立てた餌木（えぎ）を泳がせてイカを誘う釣りです。

疑似餌なので虫が苦手な方にもおすすめですが、餌木を生き物に見せかけるためにはさまざまなアクションが必要なため、少し難易度の高い釣りになります。

ハゼ釣りは魚種の難易度としても低いので、ファミリーでも挑戦しやすい釣りです。仕掛けもシンプルな作りのためトラブルが少ないのも魅力。また、ハゼの料理は天ぷらが有名ですが、釣った人しか味わえない「お刺身」もおすすめです。

ルアーフィッシングやゲーム性を楽しみたい人は、バス釣りがおすすめです。バス釣りはルアーを餌の虫や魚に見立ててバスを誘う釣りで、アクションがあるので少し難易度があります。

しかしバスは食いつきもよく引きも強いのでハマる人も多く競技にもなるほど人気があります。春や秋には活発になるため、スリリングな駆け引きを楽しめますよ。

リールの種類は大きく「スピニングリール」と「ベイトリール」の2種類がありますが、初心者には扱いやすいスピニングリールがおすすめです。

スピニングリールは初心者からベテランまで幅広く愛用されており、ライントラブルと言われる糸の絡まりが少ないのが強みです。釣りセットはスピニングリールが付属しているものも多くあります。ハンドルは左右あるのでチェックしておきましょう。

シマノは大手釣り具メーカーのひとつです。自転車のギアも生産しており、金属加工において高い技術を有しています。そのため、耐久値が高いのが特徴で、その人気は海外まで届いています。シマノの釣り入門セットは1万5千円から2万円前後するので価格は高めですが、その分安心して長く使えるのが魅力です。シマノは本格的に釣りを始めたい方におすすめのメーカーです。

ダイワはシマノと並ぶ国内大手釣り具メーカーです。製品のラインナップが豊富で、堤防釣りセットやエギングセットなど釣り入門セットもさまざまな種類のものを販売しています。釣り入門セットの価格帯は1万～3万円前後です。その他にも釣りをする際に必要な道具はすべて揃えることができるので、高品質な道具を揃えたい人はまとめて購入しましょう。

ジャッカルはルアーフィッシング用品に特化したメーカーです。バスルアーを中心にさまざまなルアーやロットを販売しています。シマノと業務提携しており、共同開発をしたりシマノがジャッカルの製品を販売したりと、その品質は確かなものです。今後とも成長が期待されているメーカーなので、ルアー釣りをしたい方はジャッカルの製品を検討しましょう。

「釣りを始めたくても知識がなくて一歩踏み出せない…」そんな方でも簡単に始められるのが釣り入門セットです。価格も安価で手軽に楽しめるので、これを機に釣りを趣味にしてはいかがでしょうか。