スクレーパーおすすめ10選｜キッチンや水槽のお掃除に！プラスチック製も

平たく幅のある刃に柄をつけた工具をスクレーパーと呼びます。剥がす作業で活躍をしてくれる工具で、サビ取りや尖ったトゲ（バリ取り）にも使用されています。また、シール剥がしや汚れ取りとしても使える工具です。

しかし、いざ購入しようとしてもシンプルな見た目や使い勝手と違い、素材の種類が多いのも特徴で選ぶのが難しく感じてしまうでしょう。なかには水槽のコケ取り用のスクレーパーも販売されています。

そこで、今回はスクレーパーの選び方とおすすめの商品をご紹介します。100均のスクレーパーや水槽のコケ取り用のスクレーパーについてもご紹介をしているので、ぜひ最後までご覧ください。

スクレーパーといえばシール剥がしに使用するイメージが多いですが、その他にも車に積もった雪を落とすことやキッチンの掃除にも使用可能です。また、水槽のコケ取りにも使えるので、工業用として使う以外にも掃除やDIYの工具としても大活躍してくれます。

スノボやサーフィンのメンテナンスにもスクレーパーを使用し、シールやワックスを剥がすことが可能です。

こちらの記事でご紹介をする工具としてのスクレーパーは「削る」ことがメインです。キッチンで活躍をする「キッチンスクレーパー」は料理やお菓子作りの場面でメインに使用する製品なので注意してください。

キッチンスクレーパーはお皿やボールに残ったソースなどをきれいに取る際や刻んだ野菜を集めるのに使用します。おろし金専用のタイプやパン作りに使用するものも販売されているので、チェックしてください。

スクレーパーの代用品として定規が挙げられます。定規も薄く平でプラスチック製やステンレス製のものがあるので、シール剥がしとして代用が可能なように感じます。しかし、プラスチック製もステンレス製も薄過ぎて強度が足らないため、スクレーパーの代わりに使用するのは難しいと言えます。

定規をスクレーパーとして使用すると削り過ぎてしまったり手の怪我に繋がる恐れがあるので注意をしてください。

スクレーパーを使って作業をおこなうにあたって持ちやすさは大切なポイントです。柄の長さや太さに着目して手にフィットするスクレーパーを選ぶと持ちやすく疲れずに作業を進めることができます。

握りやすく滑りにくいラーバー加工や手のひらにしっかり収まる長さの柄なら力も入れやすく、効率よく汚れを落とすことが可能です。

細めの刃がついたスクレーパーが「ヘラタイプ」です。コンパクトサイズなので、手の届きにくい場所の掃除に適した形状なので、窓の冊子や溝などの細かい場所でもしっかりと汚れを落とすことができます。ガラス窓・風呂・キッチンなどの清掃にうってつけです。

また、力が入りやすい形状でもあるので、頑固な汚れを落としたい方にもおすすめです。特にシール剥がしの場面で活躍してくれます。

刃の先に向かって広くなっているスクレーパーを「幅広タイプ」といいます。刃の面積が広いため広範囲で汚れを削ることができるタイプで、効率よく掃除を進めることが可能。床のワックス剥がしなどの範囲が広い場所の使用におすすめの形状です。

幅広タイプといっても取っ手が刃についた製品や刃が長方形になっている製品があります。使いやすさや好みに合わせて選んでください。

刃の先が鋭くなっているスクレーパーを「3枚刃タイプ」といいます。刃が薄く鋭いので頑固な汚れを落とすのに適した形状です。タイル剥がしや金属のサビを落とすのにおすすめのタイプで、替刃式の製品が販売されているのも特徴。

しかし、削る力が強いため、素材そのものを削りすぎで傷つけてしまわないように注意が必要です。

スクレーパーが初めての方にもおすすめな素材が「ステンレス」です。販売されているスクレーパーの中でも価格が安く頑固な汚れを落とすのに適した素材で、商品のラインナップが豊富なのも特徴で、使い勝手に合わせて選ぶことができます。

また、ステンレスは錆びにくいので、スクレーパー自体のメンテナンスや汚れを水洗いで落とせる点も魅力です。

傷がつきやすいガラスや車の使用には「プラスチック」の素材のスクレーパーがおすすめ。プラスチックなので、頑固な汚れを力を入れて削ぎ落とすことはできませんが、車に積もった雪などを落とすのに適した素材です。

柔らかく耐久度が低いのもプラスチックの特徴ですが、替刃式やプラスチックのみのスクレーパーよりも耐久度が高くなるカーボンが含まれる製品も販売されています。さまざまな場面で使えて価格も低いので購入しやすいのも魅力です。

高い硬度で頑固な汚れを落とすことができる素材の「セラミック」は自動車整備工場などでガスケット剥がしなどに使用されています。錆にも強く水洗いが可能なので長く使えるのもセラミックの魅力。

しかし、使用している最中に誤って落下をさせてしまうと割れてしまうのもセラミックの特徴です。使用する際には落下をさせないように注意をしながら作業をしてください。

プラスチックや金属のバリ取りにおすすめな「超硬刃」は耐久度に優れていて頑固な汚れも簡単に落とすことができます。ステンレス以上に刃が硬く耐久度があるので、なかなか落ちない汚れや作業効率を挙げたい方におすすめです。

しかし、刃先が鋭くなっているので無理な負担で折れてしまうことがあるので取り扱いには注意をしてください。価格が高いのも超硬刃の特徴です。

ガラスなど傷つきやすい素材に使用するなら、ゴム製がおすすめです。ゴム製のスクレーパーは、ガラスなど傷つけないやわらかなシリコン素材を採用しているので、傷つきやすい窓ガラスなどを掃除するのにうってつけです。ただし、金属のさび落としなどには使用できないので、注意してください。

コスパよくスクレーパーを使用するなら「替刃式」の製品がおすすめです。替刃式とは文字通り刃を交換できるスクレーパーを指します。刃を交換することができれば刃が破損してしまっても、新品を購入する必要がありません。

新品を購入する必要がないので、安い価格で新しい刃のスクレーパーを使用することができます。また、替刃式を購入する際には交換のしやすさや替刃の購入のしやすさを確認すると使いやすいのでおすすめです。

効率よく作業をするなら「電動式」のスクレーパーがおすすめです。電動式とは刃が自動で動き、強い力を入れなくても効率よく汚れを落とすことができます。力を入れなくても汚れを落とせるので女性にもおすすめの製品です。

スクレーパーを使用した作業は、力を加え続けなければならないので疲れてしまいます。特に、広範囲でスクレーパーを使用する際には電動式を選ぶと楽に作業ができるので、おすすめです。

水槽のコケ取りにスクレーパーを使用する際には専用の製品がおすすめ。水槽向けのスクレーパーとは水に濡れてしまっても滑りにくい柄を使用していたり、刃が錆びにくい素材を使用したりしている製品です。

また、水槽内に手を入れなくても長い柄で掃除ができる製品や水槽を傷つけない素材を使用している製品も販売されています。

ここではスクレーパーの基本的な使い方を解説します。まず初めにわかりにくいスクレーパーの裏表についてですが、刃先に向かって斜めになっている面が表です。表を上にして剥がしたいものと素材の間にスクレーパーを滑り込ませます。

また、シールやステッカーを剥がす際には、水を含ませたりシール剥がしを塗って時間を置いてからスクレーパーを使用すると、スムーズに剥がすことが可能です。

100均のダイソーは、さまざまな種類のスクレーパーを取り扱っています。ヘラタイプは、幅20mm・幅40mm・幅65mm・幅90mmなど幅広いサイズから選べます。スチールタイプも幅35mm・幅50mm・幅75mm・幅100mmなどさまざま。掃除する場所に適した素材やサイズを選べるのが魅力です。

いかがでしょうか。今回はスクレーパーの選び方やおすすめの商品をご紹介しました。スクレーパーといっても用途によって素材が違っていたり、水に濡れても滑りにくかったりする種類が販売されています。ぜひこちらの記事を参考に、スクレーパーで効率よく掃除をしてください。