じょうろの人気おすすめ9選｜細かい散水ができるハス口タイプ・大容量・使いやすいものも

ガーデニングや家庭菜園の水やりの時に、欠かせないアイテムといえばじょうろです。水が大容量入るものや軽くて持ち運びしやすいものなど、さまざまな商品が販売されています。最近ではおしゃれでかわいいデザインや北欧風デザインのものも人気です。

また、室内で使用する場合はインテリアとしても使えます。そのため、機能性とデザイン性のバランスが取れたじょうろを選ぶことが大切です。しかしじょうろの種類が多いため、選び方が分からない人も多いです。

そこで、じょうろの選び方を詳しく解説します。また、おすすめの商品9選も紹介するのでぜひ最後までご覧ください。おすすめの商品では、じょうろの先の目の細かいタイプ・大きめのじょうろ・小型のじょうろなどをピックアップしていますので、お気に入りのじょうろを見つけてください。

じょうろは、多くの水を一度に汲めるため花に水をあげる際などに便利です。花壇やプランターで育てている場合は、見た目以上に水が必要となるためコップなどの小さい入れ物で水をあげようとすると時間がかかります。また注ぎ口がシャワーや細くなっているため、葉に水がかかりにくく傷めにくいです。

じょうろを選ぶ時は、まずどんな場面で使うのかを決める必要があります。場面や用途によって使いやすいじょうろの特徴が変わるからです。ここではどんな場面に、どういったじょうろがおすすめなのかを紹介するので参考にしてください。

自宅の花壇・畑・菜園には広範囲に水やりができる大きめのじょうろが最適です。たとえば、プランター菜園の場合なら4～8L、畑や庭なら8～10L水が入るじょうろがおすすめです。水を汲みに行く手間を減らし、効率よく水やりができます。

ただし、重すぎると身体へ負担がかかり、腰や手首を痛める場合があるので軽めがおすすめです。また、素材によって重さが変わるため、自分の体力と用途に合うじょうろを選ぶ必要があります。

乾燥に弱い観葉植物や盆栽には小まめな水やりが必要です。そのため、室内の植物には根本までピンポイントに水が届く細口のじょうろをおすすめします。容量は、植物の数や大きさに合わせて選んでください。

また、ガーデニングや家庭菜園用で使う大きめのじょうろと違い、コンパクトなじょうろはデザインも豊富です。そのため、おしゃれなデザインのものや、部屋の雰囲気に合ったデザインのものを選べばインテリアとしても活用できます。

プラスチック製じょうろのメリットは、軽くて持ち運びがしやすいところです。そのため、大容量のじょうろが欲しい方はプラスチック製をおすすめします。また、大きさやカラーバリエーションも豊富で、子ども向けのデザインも多く販売されています。錆びや腐食にも強いですが、紫外線に弱いため、直射日光が当たらない場所に収納してください。

おしゃれでかわいいじょうろが欲しい方にはブリキ・トタン製がおすすめです。プラスチック製より頑丈で長く使えます。錆びやすいところがデメリットですが、逆に錆びを利用してレトロでアンティークな雰囲気を出すこともできます。

ただし、ブリキ・トタン製は重いため大容量で水やりをするには不向きです。容量で選ぶ際は身体に負担がかからないよう、6L以下のサイズを選んでください。

ステンレス製は錆に強く腐食しにくい特徴があり、じょうろを長く使いたい方に最適です。ただし、金属で重いため大容量の水やりには向きません。また、小さいサイズの方が多く販売されているため、室内用じょうろとしておすすめします。シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力で、どの部屋にもマッチします。

銅製のじょうろは、アンティークな色合いでインテリアとしても飾れるおしゃれさを持っています。銅は柔らかい金属のため、加工しやすくおしゃれな形状のじょうろが作りやすいのが特徴です。見た目だけでなく、性能としても耐蝕性が高くサビに強いため長く使えます。

ただし、銅は熱伝導性がいいため夏の暑い日に直射日光にさらしておくと高温になり危険です。暑い日は、日陰など日の当たらないところに保管しましょう。

スチール製は、強度が高いため頑丈にできていて長く使えます。スチール自体は空気や水によるサビに弱い素材なので室内で使うのがおすすめです。屋外用に購入するときは、メッキや塗装されている製品を選ぶと長持ちします。ただし、スチール製のじょうろは重いためたくさん水を入れると運ぶのが大変になる点がメリットです。

じょうろを購入する際は容量にも注目してください。300mlから10Lまで、じょうろの容量はさまざまです。そのため、育成している植物のサイズやプランターの数などに合わせて選ぶ必要があります。

たとえば、畑やプランター菜園している方には大容量サイズがおすすめです。大型サイズなら水を汲みに行く回数を減らせます。ただし、水を入れる分じょうろは重くなるため、腰や手首を痛めないよう気を付けてください。

ピンポイントに水やりをしたい場合や小さい鉢で水やりをできる範囲が限られている場合には、細口タイプが最適です。水圧が高いのでしっかり根本まで水が届きます。ただし、水圧がかかる分、土が固まりやすくなります。

そのため、根が張っていない状態で水やりをする時は、水の勢いが強くならないようにしてください。植物によって水圧の調整がしたい方には、じょうろの口が交換できる商品がおすすめです。

ハスの実に似ていることからハス口と呼ばれています。水圧が低いので広範囲に柔らかく、雨のように水やりが可能です。くぼみを作ったり、土を固めたりするのを防ぐため、種まき後の水やりにおすすめです。

また、ハス口は穴の大きさや向きなどで水圧が変わります。広範囲へ素早く水やりをする場合は大きいハス口、小さい鉢に水やりをする場合は小さいハス口にするなど、植物に合わせてハス口の形状を選んでください。

ハス口の先に付けるパーツなので、「ハスの実」と呼ばれることもあります。細口タイプのじょうろに取り付け、ハス口として使用可能です。使う場面に合わせて手軽に付け替えできるところがメリットです。多用途でじょうろを使いたい方には、ハス口ヘッドの活用も検討しましょう。

じょうろの素材によって重さは違いますが、大切なのは水を入れた時の重さです。たとえば、プラスチック製が素材の中で一番軽いですが、6Lの容量になると片手で持つには困難です。身体に負担がかかり、腰や手首を痛めてしまうかもしれません。

可能であれば、購入前に実際にじょうろへ水を入れて重さを確認してください。ネット通販の場合は、重さの記載や口コミを忘れずチェックしましょう。

比較的安い価格のものが揃うニトリでも、じょうろを取り扱っています。じょうろは2タイプで、1つはスチール製のおしゃれなじょうろです。スチール製は耐久性が高く、紫外線の当たる場所に置いても劣化がしにくく長く使えます。

もう1つはスタンダードなポリエチレンのじょうろです。4L・6Lの2サイズから選べ、じょうろの目が詰まった際に取り換えられるハスの実も取り扱っています。ハスの部分はステンレス製で、錆びにくく柔らかい散水が可能です。

無印良品で取り扱うじょうろは1種類です。商品名は「立てられるジョウロ」です。その名のとおり立てて置けます。容量は約4Ｌで一般的な家庭菜園に使いやすいサイズです。

ベランダなど狭いスペースでも立てて置けるので、コンパクトに収納できます。ハス口はシャワー状で植物に優しく水が与えられます。

ホームセンターのカインズのじょうろは、豊富なラインナップです。材質・形状・サイズなど用途に合わせたじょうろが選べます。室内で使いやすいじょうろやスライドカバー付きで水がこぼれにくいじょうろなど、いくつかのじょうろを使い分けるのもOKです。

初めてガーデニングや家庭菜園をされる方であれば、じょうろだけでなくプランター・肥料・除草剤などまとめて買えるため便利です。

じょうろは、ハス口の使い方で水の与え方が変わります。花や草木の種類によっても水のあげかたは異なるため、じょうろをうまく使って植物に合った与え方をしましょう。

【使い方】

• 注ぎ口に手を当てると、勢いが弱まるため優しくあげられる
• ハス口を上に向けると、広範囲にふんわりと水をあげられる
• ハス口を下に向けると、狭い範囲に集中して水をあげられる
• ハス口を外すと、植物の根元に直接水をあげられる

ダイソーなどの100均にはペットボトルの先にノズルやシャワーを取り付けて、じょうろのようにできるアイテムが売っています。こちらのアイテムは使い勝手がよく、小さいプランターやちょっとした鉢植えを育てているくらいであれば十分です。

使い終わったペットボトルの先につけるだけの簡単アイテムで、シャワーだけのものもあればシャワーとノズル両方がついているタイプなどもあります。またシャワーにふたがついているタイプもあるので、使ったあとの水垂れの心配もありません。

耐久性もあり水の勢いもちょうどいいので、大量の水やりをする場合でなければコスパもよくおすすめです。じょうろの部分が自立するので転がらず、収納しやすいのも特徴です。

除草剤散布に使う方には、専用のじょうろがおすすめです。じょうろに目盛りが付いており、除草剤の希釈に使えます。また、本体が透明なので除草剤の残量が分かりやすいところもメリットです。

さらに、ハス口の穴が中央にあるため、狙った場所にピンポイントで除草剤を散布できて便利です。中にはノズルが目詰まりしないよう、こし網が付いた商品もあります。

花壇や家庭菜園などの水やりにじょうろは欠かせません。身体に負担がかかならいよう、使う場面や用途に合わせてじょうろを選ぶ必要があります。おしゃれなじょうろを使って楽しくガーデニングしましょう。