【最新】ミニ盆栽のおすすめ12選｜初心者にもおすすめの盆栽は？

お部屋をおしゃれにするためのインテリアとして、近年人気を集めているのがミニ盆栽です。デスクの上や窓際などにさりげなく置くことで、お部屋の雰囲気を華やかにしたり癒しを与えてくれたりします。

しかし、初めて盆栽を育てるという方にとっては、「ミニ盆栽の育て方は？」「どの種類が育てやすいの？」と、悩むことが多いはずです。育てやすさやお手入れ方法は、事前にしっかりと把握しておきましょう。

今回は、ミニ盆栽の種類や育て方のポイント、おすすめのミニ盆栽12選をご紹介します。迷っている方もお気に入りのミニ盆栽をゲットして、おしゃれな空間づくりにチャレンジしてください。

ミニ盆栽には、たくさんの魅力があります。

• 省スペースで育てられるので室内でもOK
• ミニサイズで簡単に育てられる
• インテリアになる

小さなサイズ感がかわいいミニ盆栽は、場所をとらずに室内でも簡単に育てることができます。そのため初心者さんでも安心です。お部屋の雰囲気を一気に華やかにしてくれるので、ひとつあるだけでおしゃれな部屋ができあがります。

ミニ盆栽といっても、実はいくつか種類があることをご存知でしょうか。お部屋の雰囲気や自分の好みに合わせたり、育てやすさを考慮したりして選んでください。

「盆栽」と聞くとなんとなく思い浮かべる人が多いのは、松ではないでしょうか。松柏盆栽とはまさにその盆栽のことです。赤松や黒松、五葉松などを代表に、1番盆栽らしさを感じられる種類といえます。

枝や幹がしっかりと見えている状態の見た目が特徴的です。「松は育てるのが難しそう」「ちょっと敷居が高そうなイメージ」と思う方もいるかもしれませんが、五葉松や黒松は初心者でも育てやすい丈夫な松と言われているので、ぜひ挑戦してください。

葉物盆栽とは、楓やケヤキなどを使った盆栽です。花は咲きませんが、モミジなどは季節によって葉の色が変化する様子を楽しめます。シンプルながらも味があり、和の雰囲気を楽しみたい方におすすめの盆栽です。

松柏盆栽の落ち着いた雰囲気も素敵ですが、少し物足りないという方は色づきが楽しめる葉物盆栽を選びましょう。

松柏盆栽や葉物盆栽よりかわいらしい明るい雰囲気が好みの方は、花をつける花物盆栽がおすすめです。梅や桜など、馴染みのあるかわいい花を室内で楽しむことができます。

部屋に置けば一気に華やかな雰囲気になるので、和の雰囲気を残しつつもどんなお部屋にも合うのが嬉しいポイントです。花を咲かせるには丁寧に育てる必要がありますが、愛着が湧いてお世話も楽しくなります。

花物盆栽と同様に、かわいらしさを求める方には実物盆栽もおすすめです。小さなかわいい実をつける様子は、見ているだけでも癒されます。

メジャーなものには姫リンゴ・カリン・紅紫檀・ピラカンサなどがあります。花が咲いて実がなるので、一石二鳥で楽しむことができるのもうれしいです。

初心者の方は、すでに葉や花、実がついた状態の盆栽を購入することが多い傾向があります。しかし、初心者の方でも種や苗から育て、盆栽を作ることももちろん可能です。成長過程を楽しむことができるので、ぜひチャレンジしてください。

• 苗木
• はさみ
• ピンセット
• 盆栽鉢
• 用土
• 鉢底ネット
• 銅線・アルミ線

苗は園芸店やネットショップで好きなものを購入しましょう。はさみは、盆栽ばさみ、剪定ばさみなど、切る場所によって使い分けます。また、銅線やアルミ線は、樹に巻きつけて整えるために使用します。鉢底ネットは虫の侵入や用土の流出を防ぐためにも必須です。

ミニ盆栽作りには、鉢選びもとても重要です。まず、盆栽鉢は底に穴があるものを選びましょう。これは、底に水がたまってしまい根腐れすることを防ぐためにも大切です。

そして、育てる植物に合わせた形や深さを選んでください。高さのある植物に浅い器ではバランスが悪く、倒れてしまうこともあります。安定して育てられるものかどうかを考えましょう。もしおしゃれな見た目を重視するのであれば、苔玉もおすすめです。

ミニ盆栽を自分で作るときは、以下のような手順で作っていきます。

1. 盆栽鉢に鉢底ネットを敷きます。

   ※針金でネットと鉢を固定するとずれにくくなります。

2. 育てた苗を盆栽鉢のサイズに合わせてカットします。

3. 用土を入れます。

   ※割りばしなどを使いながら隙間なく入れていきましょう。

4. 好みで苔を貼り付ければ完成です。

苗をカットするときは、盆栽鉢とのバランスを見ながら少しずつ調整していきます。短すぎても長すぎてもだめなので難しいところですが、大切なポイントです。また、盆栽ならではの曲がった枝を作りたいときは、銅線やアルミ線を使って曲げていきましょう。

自分で苗から作ったときも、すでにできあがっているものを購入したときも、育て方のポイントは同じです。元気で美しいミニ盆栽を育てるためにも、最低限覚えておきたいポイントを紹介します。

ミニ盆栽を室内で育てるとき、置き場所はとても重要なポイントです。間違った場所に置くとせっかくの盆栽が枯れてしまうこともあります。

まず、ミニ盆栽が育つためには日光が必要不可欠です。室内で育てるときも、必ず日当たりのいい窓際などに置くようにしましょう。また、風通しが悪いと害虫の発生などの原因にもなります。その他にも湿気で根腐れしてしまうなど、ミニ盆栽が育たなくなるので注意が必要です。

とはいえ、強すぎる日差しや風はよくありません。夏場は日除けや風除けを設置したり置き場所を工夫するなどして、季節や天候に合わせた環境を用意しましょう。

ミニ盆栽は、季節によって適した水やりの回数が異なります。基本的には土が乾燥する前に行います。だいたい夏場は1日2回、冬場は1～2日に1回、春秋は1日1回程度と言われています。しかしあくまでこれは目安です。毎日ミニ盆栽の様子をチェックして、土が乾いていないかどうかを確認してください。

日々状態をチェックして、完全に乾ききる前に水やりをします。また、水やりをするときは、盆栽鉢の底穴から水が出るくらいまでしっかりとあげましょう。

樹の成長を助けるための肥料も忘れずにあげましょう。ネットショップでミニ盆栽を購入すると、肥料がついてくることもあります。ミニ盆栽は通常の盆栽よりも水やりの回数が多く、栄養が流れて行ってしまいがちです。その分、肥料を与えて補っていきます。

しかし、肥料も与えすぎはマイナスなので注意してください。肥料を購入するときには、窒素・リン酸・カリウムが入ったものがおすすめです。

育てていると気になるのが寿命です。育てているうちに愛着も湧いてくるので、できれば長く楽しみたいですよね。普通サイズの盆栽は数十年持つこともあり、驚きの寿命ですが、ミニ盆栽はそこまで長くはありません。

実際のところ、ミニ盆栽の寿命は盆栽の種類によって異なります。しかし、初心者の方だとうまく世話ができずに数ヵ月で枯れてしまうことも。

そのため、寿命は盆栽の種類だけでなく、育て方にもよります。水やりの仕方や置き場所などをしっかりと理解して育てれば寿命を延ばすことができるので、長く楽しめるように丁寧に育てていきましょう。

ミニ盆栽は室内でも簡単に育てられるだけでなく、インテリアとしてもおしゃれなので、あるだけでお部屋の雰囲気が大きく変わります。和のイメージが強い盆栽ですが、種類や鉢によっては洋のお部屋にもぴったりです。ぜひお気に入りのミニ盆栽を見つけてください。