シャンパンのおすすめ14選｜モエシャンパンはドンキでも買える？値段は？

パーティや女子会、クリスマスなど特別な日に食事を華やかにしてくれるシャンパン。プレゼントとしても選ばれることも多く、高級ワインとしても人気があります。その種類は豊富で、スーパーなどで購入できる安いのに飲みやすいものから、モエなどの高級品までさまざまです。

シャンパンは、成城石井やカルディをはじめ、ドンキでも取り扱いがあり、リーズナブルなものも手軽に購入できますが、その種類は豊富でどれを選んだらいいのか迷ってしまうことも。辛口や甘口だけでなく、ブドウ品種の種類や特徴も複雑で、違いが分からないという方も多いはずです。

そこで今回は、シャンパン選びに失敗しないために、種類や特徴、選び方をわかりやすく解説します。記事の後半では、シャンパンのおすすめ商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

シャンパンはスパークリングワインの一種ですが、スパークリングワインと比べてブドウの品種や製法が細かく定められています。産地はフランスのシャンパーニュ地方のみで、原料とされるブドウは7種類のみです。

製法は、瓶内で2度目の発酵をし炭酸を発生させてガスを閉じ込める「シャンパン製法」で作られています。またアルコール度数も11%以上でないとシャンパンと呼ぶこともできません。いくつかの厳しい基準をクリアしたものだけが、シャンパンとして販売されています。

ノン・ヴィンテージは一般的なシャンパンのグレードになります。複数の畑でとれたブドウをブレンドして作られているのが特徴です。ブレンドをすることによって、バランスの取れた味わいになります。価格帯もほかのグレードと比べてリーズナブルナノで、手軽なパーティーなどにもおすすめです。

ヴィンテージは当たり年の良質なブドウのみで作られたシャンパンになります。一般的なシャンパンはさまざまなブドウをブレンドして作られますが、ヴィンテージはその年に収穫されたブドウだけで作られています。ノン・ヴィンテージに比べて高級ラインになりますが、特別な日やお祝いにも最適です。

プレステージは当たり年のブドウの中でも良質なものだけを厳選して作られたシャンパンになります。最高級品として位置しており数十万円が相場になります。最上級の高級品になるので、限られた場面でしか飲むことはないかとおもいますが、気になる方はチェックしてみるのもおすすめです。

シャンパンには正規輸入品と並行輸入品があります。正規輸入品は国内の直営店や正規の代理店が輸入・販売をしているので安心です。並行輸入品は第三者が正規ルートでないところから買い付けし販売をしているので、販売元が個人の場合もあります。保障や管理の面で安心して購入できる、正規輸入品を選ぶのがおすすめです。

シャルドネは最も生産量が多く、世界中で栽培されているブドウ品種になります。フランスのブルゴーニュ地方が原産ですが、日本でも生産されており、シャンパンだけでなく白ワインにも使用されています。酸味が強く、華やかな柑橘系の香りが特徴。軽めのスパークリングワインからコクのあるシャンパンまで、幅広く使用されています。

ピノ・ノワールは黒ブドウの品種で、熟成に向いており時間をかけることで芳醇な香りに変化します。フランスのブルゴーニュ地方原産で、果皮が薄いので外気の影響を受けやすい品種ですが、最近では日本での生産も増えてきています。軽い飲み口ながら酸味が強く果実味を感じやすいタイプになります。

ムニエは黒ブドウの品種として有名で、フランスのシャンパーニュ地方が原産になります。収穫量が多く、やわらかくフルーティな味わいで、酸味が強いのが特徴です。シャンパンに使用されることの多い品種なので、ぜひ覚えておきましょう。

シャンパンの度数はワインと同じ、11〜12度になります。シャンパンの場合、アルコール度数が11％以上でないとシャンパンと呼ぶことができません。微発泡ワインで11％未満のものは、スパークリングワインに分類されます。日本酒やウイスキーよりはアルコール度数は低いですが、ビールや酎ハイよりも高くなるのが特徴です。

シャンパンを選びには味わいが重要になります。シャンパンの味は甘口と辛口で分けられていますが、実はさらに細かく分けられているのも特徴です。

辛口はエクストラ・ブリュット（極々辛口）・ブリュット（極辛口）・エクストラ・セック（辛口）の3種類があります。甘口にはセック（中辛口）・ドゥミ・セック（中甘口）・ドゥ（甘口）の3種類があります。

基本的には辛口～中辛口がさっぱりとしていて飲みやすいので、初めてシャンパンを選ぶ方は辛口あたりがおすすめです。ある程度ワインに慣れている方やお酒に強い方は極辛口、甘めが好きな方は甘口など好みで選ぶようにしましょう。

シャンパンには白とロゼの2種類があります。ロゼは製造の段階で白ブドウと赤ブドウを混ぜたり、ブドウの果皮を漬け込んだりすることで、薄いピンク色になります。ロゼシャンパンは白に比べて生産量が少ないので、価格も高価になるのが特徴。好みに合わせて白かロゼかを選ぶのがおすすめです。

シャンパンは味わいだけでなく、香りを楽しめるのも魅力になります。基本的には熟成期間の短いブドウはフルーティな香りになり、熟成が進むほど樽香を感じやすく香ばしい香りになります。ブドウの香りだけでなく、ベリー系や花の香り、胡椒のようなスパイシーな香りなど、銘柄によって特徴も大きく変わるので、ぜひチェックしてみましょう。

シャンパンは4〜8度が適温になります。甘口と辛口でも適温は変わり、甘口の場合は4度前後、辛口は6〜8度が美味しい温度とされています。冷蔵庫などでしっかり冷やすことで、炭酸の美味しさも引き立ちます。

また、シャンパンを飲む際にはフルートグラスがおすすめです。フルートグラスは、空気に触れるシャンパンの面積が小さくなるよう作られているので、炭酸が抜けにくいのが特徴です。香りや風味を損なうことなく、シャンパンを楽しむことができます。

シャンパンの定番ともいえるモエ・エ・シャンドンは、世界中から高い人気を集めています。実際どの程度の値段か、どこで購入できるのかなどの情報について、ご紹介していきます。

モエ・エ・シャンドンにはいくつかの種類があり、それぞれ値段は異なります。シリーズごとの値段について表にまとめましたので、参考にしてください。

世界で最も高い売り上げを誇るモエ・エ・シャンドは、その流通量も非常に多くなっています。特別なヴィンテージシャンパン以外のものであれば、入手しやすいのも特徴です。大型の酒販店で取り扱われているのはもちろん、ドンキホーテ(ドンキ)などの量販店でも購入できます。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった通販サイトでも取り扱われています。ただし、刺激に弱いモエ・エ・シャンドの特性をきちんと理解している業者でなければ、品質を保てていない場合があります。購入の際は、信頼できる業者かチェックしましょう。

パーティーや女子会、クリスマスなど特別な日の食卓を彩ってくれるシャンパン。シャンパンには白やロゼ、辛口や甘口などさまざまな種類があり、食事や好みに合わせて選びやすいのも魅力です。おすすめ商品を参考にしながらお気に入りの1本を見つけて、おうち時間を充実させましょう。