自動切替HDMIセレクターおすすめ7選｜Fire TV Stickにも【切替器】

今やテレビの使い方も多様になっている時代です。テレビ視聴やブルーレイレコーダーで録画するだけでなく、Fire TV Stickといった外部のデバイスで動画鑑賞したり、PS4やPS5・ニンテンドーSwitchなどのゲーム機で遊んだり、さまざまな用途で楽しめます。

そこで持っていると便利なのが「HDMIセレクター（HDMI切替器）」です。セレクターを介したHDMIケーブルでテレビと機器繋ぐと、複数のデバイスやゲーム機を同時に接続可能です。また、自動で切り替えできる「自動HDMIセレクター」もあります。

ここでは、そんなHDMIセレクターの中でも、自動切り替えができる便利なモデルおすすめ7選を紹介します。さらには自動切替HDMIセレクターの魅力や選び方、そして切り替えができない・勝手に切り替わる原因も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

テレビやモニターに接続できるHDMIケーブルは、数に限りがあります。しかし、使うたびにHDMIケーブルを抜き差しするのは非常に面倒です。そんな繋ぎたい機器が多くて足りない時は、HDMIセレクターを活用しましょう。

HDMIセレクターは、複数のHDMIケーブルを繋いで、繋いだデバイスごとに画面を切り替えて使用できます。PS4・PS5やニンデンドーSwitchなどの家庭用ゲーム機や、Fire TV Stickといったの動画デバイスの接続時におすすめです。

HDMIセレクターのほかにもHDMI分配器といったものも存在しています。では、HDMIセレクターとHDMI分配器は何が違うのか気になるはずです。単純にモニターに出力できる数が違うところが大きな違いになります。

たとえば、HDMIセレクターは、PS4やニンデンドーSwitchなど複数のHDMI機器から1台のモニターに出力できます。しかしHDMI分配器に関しては、1個のHDMI機器を複数のモニターに出力が可能です。なお、HDMIセレクターにも分配機能が搭載されている製品もあるので、気になる方はチェックしてみてください。

HDMIセレクターの切り替え方法は、「自動」と「手動」があります。自動切替は、デバイスを起動したときの信号を自動的にセレクターが感知して切り替えるシステムです。切り替える手間がなく便利に使えます。手動は使いたいタイミングで、自身でボタンを押して切り替えます。

とても便利な自動切替ですが、自動録画のタイマー機能や、スリープ機能などの信号を感知して、予期しないタイミングで切り替わる場合もあるので注意が必要です。現在は自動のみのタイプは少なく、自動・手動どちらも搭載したタイプが多くなっています。

HDMIセレクターで気になるのは「遅延があるかどうか？」といった点です。安価な海外製などのHDMIセレクターは、わずかながらも遅延が起きてしまうモデルもあります。

テレビや動画の視聴では気にならないと思われますが、オンラインゲーム等では少しのタイムラグも起こしたくないものです。気になる方は、外部電源タイプの高性能HDMIセレクターを選び、HDMIケーブルも高品質製品を使いましょう。

入力ポートとは、ブルーレイレコーダーやPS4などのゲーム機、FireTVスティックなどをHDMIケーブルで接続するポートです。入力ポート数が多いほど、多くのデバイスを1度に接続・切り替えできます。何台のデバイスと繋ぎたいか、事前に確認しておきましょう。

出力ポートは、テレビやモニターに接続するポートです。基本的に出力ポートは1つのモデルが多いですが、複数の画面に映したいときはその数だけ出力ポートが必要になります。

接続するテレビやモニターが4K対応なら、HDMIセレクターも4Kタイプにするのがおすすめです。フルHDよりも高画質な映像が楽しめます。4Kテレビに4K非対応のHDMIセレクターを繋いだり、4K非対応テレビに4KのHDMIセレクターを繋いだりすると、出力がうまくいかない場合があるので注意してください。

ARC対応であれば、より質のいい音でテレビの視聴できて快適です。最近では、最新の音声フォーマットだとARCで対応できない場合があります。最新タイプでも高音質で楽しみたい方は、ARCの拡張版であるeARC対応のものを選びましょう。

HDMIセレクターは、ACアダプターやUSBケーブルなどで、外部電源を使って給電するタイプと、電源が不要なタイプがあります。外部電源タイプは電力が安定しやすいのがメリットです。

一方電源不要タイプはお手軽ですが、PS4などのゲーム機は消費出力が多く、電力不足で上手く映像が出力されない場合があります。消費電力が多い機器を繋ぐときは、外部電源タイプがおすすめです。

自動切替HDMIセレクターは、ほとんどのモデルが自動・手動と両用で切り替え可能です。リモコン付きなら、離れた位置から切り替えができて非常に便利です。リモコンには切り替えだけでなく、音声ミュートボタンや画面比率変更ボタンなどが付いたモデルもあります。

HDMIセレクターの切り替えができないときは、まずは入力・出力ともにHDMIケーブルがしっかり挿入されているか確認しましょう。1度ケーブルを抜いて差しなおし、デバイスを再起動させてください。また、入力ポートを入れ替えてみるのも有効です。

それでも切り替えできないときは、初期不良の可能性があります。多くのメーカーは購入から1年間は保証が付いているので、購入先かメーカーに問い合わせるのがおすすめです。

自動HDMIセレクターは、自動で勝手に切り替わってしまう不具合もあります。特にPS4といったゲーム機との連携は「途中で接続が切れてしまう…」といった口コミも。実際にSwitchは、セレクターとの連携が無効になる不具合で、アップデートで対応した前例があります。

一概にHDMIセレクターと接続機器と、どちらが原因とは言い切れないのが現状です。自動切替が不便に感じる方は、手動タイプを選びましょう。

自動切替HDMIケーブルは、手動との両用タイプなら自動切替を使わず、手動切替のみで使用できます。しかし、自動切替のみのモデルは、自動切替を無効にできません。両用タイプでも自動切替が優先で適応されてしまい、無効にできないモデルもあります。

ユーザーの中には、基盤を改造して自動切替を無効にする方もいますが、壊したり修理を受け付けて貰えない可能性があるので、改造は自己責任で行いましょう。

自動切替セレクターは、ゲーム機やレコーダーなど複数の機器をテレビに繋いで、自動で切り替えて使えるので便利な製品です。使うたびにHDMIケーブルを抜き差しする必要がなく重宝します。自動切替セレクターを使って快適にゲームや映像を楽しみましょう！