【危険性は？】充電式カイロおすすめ9選｜メリット・デメリットや安全性についても！

寒い冬、使い捨てカイロは末端やお腹を温めてくれます。特に冷え性の方には欠かせないアイテムですが、毎日使うと結構お金がかかります。そこでおすすめなのが、充電して使える充電式カイロ（電気カイロ）です。充電して繰り返し使えるので使い捨てよりコストを抑えられます。

「使い捨てカイロの方が暖かそう」と思うかもしれませんが、充電式カイロの方が温まるのが速く、温度が一定に保たれやすいです。暖かさに波がある使い捨てカイロよりも、安定した暖を取れます。ただ、海外製の充電式カイロには危ないものや効果のないものもあります。

そこで今回は、信頼できる充電式カイロの選び方、おすすめ商品をご紹介します。生産終了したエネループについてや、充電式カイロのメリット・デメリット、危険性についても解説するので最後までご覧ください。

充電式カイロは、熱を発する発熱素子、温度を調節するサーモスタット、蓄電池で構成されています。充電して蓄電された電力を発熱素子に送り発熱するメカニズムです。サーモスタットで温度調節すれば好みの温度をキープできます。

カイロには使い捨てやオイル式などの種類もありますが、ランニングコストを考えた場合は充電式カイロが経済的でおすすめです。

充電式カイロのメリットは、スイッチを入れるとすぐに温まる点です。表面温度はメーカーや機種によって異なるものの35℃～60℃までとなっており、さらに温度調節ができます。直接肌に付けて使うのではなく、直接ポケットに入れるか手に持って使うので安全です。

低温だと人肌くらいですが、高温にならないので低温やけどの危険性が低いのもメリットです。接続時間は、低温で4時間～8時間、高温では2時間～4時間と設定温度でも違ってきます。使わないときはスイッチを切っておけばバッテリーを消費せずに済みます。

使い棄てカイロのようにゴミも出ませんし、オイル式のようにオイルを購入するコストもかからないので、コスパもいいです。

デメリットは、保温性が低い点です。接続時間は機種によって異なりますが、最大でも6時間前後のものが多いので長時間の使用には向いていません。モバイルバッテリー機能を搭載したものなら、外出先でも充電できます。

充電式カイロは、使い捨てカイロより重いのもデメリットです。バッテリーなどの内蔵品があるので、その分の重量が重くなります。特にモバイルバッテリー式は重いものが多く、200g以上のものもあります。軽いものがいいなら、単機能の充電式カイロがおすすめです。

充電式カイロは繰り返し使えますが、半永久的ではありません。使う頻度や使い方によっても違うものの、寿命は約3年前後です。買い換えを考えても、使い捨てカイロよりは経済的です。

充電式カイロが登場する前は、使い捨てカイロが主流でした。未だに使い捨てカイロを愛用している人もいますが、果たしてどちらが人気なのでしょうか？使い捨てカイロ派と充電式カイロ派の口コミをチェックします。

使い捨てカイロは、手に持ったりポケットに入れたりするタイプと、服の上から貼るタイプの2種類です。1度きりしか使えないものの、長時間暖かさが持続するのはメリットと言っていいでしょう。貼るタイプなら腰や足など温めたい場所を選べるのもポイント。

温度調節はできませんが、仕事中や外出先で長時間使いたいときには向いています。アウトドアやキャンプなど電源がない場所には使い捨てカイロが役立ちます。

充電式カイロは持続時間はやや短めながら、使わないときはスイッチを切っておけばバッテリーの無駄遣いを防げます。温度調節もできて低温モードなら目を温めたり、モバイルバッテリーとしての試用も可能。充電すれば繰り返し使えるので、日常的に使い方には充電式カイロがおすすめです。

冬にはプレゼントとしても喜ばれるので、寒がりさんや外で過ごす時間が多い家族や友達にプレゼントしてもいいかもしれませんね。エコを意識して商品を選びたい方にもおすすめです。

カイロを使う上で、忘れてはいけないのが低温やけどです。45℃～50℃前後の熱くてさわれない温度ではないものの、カイロのように数時間使用する商品は低温火傷の可能性があります。やけどは皮膚の表面だけですが、低温やけどは皮下組織まで達するので重症化しやすく皮膚が壊死する場合もあります。

結論から言うと、充電式カイロは低温で皮膚に直接付けて使用しないため、正しく使用すれば低温やけど危険性はほとんどありません。心配な場合は、設定温度を低くして使用すれば、さらに低温やけどのリスクは低くなります。

ただしバッテリーを搭載しているので、落下させたり乱暴に扱ったりすれば発火する危険性は否めません。夏は、モバイルバッテリーとして使用する方もいます。炎天下の車中・直射日光が当たる場所・高温の場所などで、保管しないようにしましょう。

充電式カイロの充電方法は主に、ACアダプターとUSBケーブルの2種類です。ACアダプター式は、コンセントがある場所なら充電できます。USBケーブル式はパソコンで手軽に充電できますが、パソコンを使わない方には不向きです。

USB充電でも、ACアダプターを取り付けられるタイプなら、パソコンがなくてもコンセントから充電できます。充電方法によって使い勝手が変わってきますので、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

充電式カイロの表面温度は、使い捨てカイロに比べると低めです。最低温度と最高温度は機種によって違うので、購入時にチェックしましょう。充電式カイロは、気温が低い日は温まりにくいと感じがちです。雪が降るような寒い地域では、表面温度が50℃～60℃前後のものがおすすめです。

日常使いなら35℃～40℃前後でも、十分暖かいと感じられます。温度調節機能を搭載しているものなら、最高温度が高めのものを選ぶと気温や環境に合わせて使い分けられます。

充電式カイロは接続時間が決まっているので、使うシーンに合わせて選ぶようにしましょう。温度設定によってもバッテリーの消費量は変わりますので、長持ちさせたいなら低温で使うなど工夫も必要です。

接続時間をチェックする際は、充電にかかる時間もチェックしましょう。毎日のように使う場合は、家に帰ってから充電が多くなります。充電に時間がかかると帰宅時間が遅くなったり、充電し忘れたりすると使えない可能性があります。毎日使うなら、充電時間が短いタイプがおすすめです。

充電式カイロの重量も機種によって違いはあるものの、ほとんどが200g以内とコンパクトで軽量です。荷物が多い場合でも、充電式カイロを持っていて邪魔になる重さではありません。ポケットに入れて持ち歩きたい場合は、130g前後のスリムタイプを選ぶと型くずれしにくくスマートに持てます。

安全に使いたいなら、PSEマーク付きの充電式カイロを選びましょう。PSEは日本の電気用品安全法の略称で、PSEの基準を満たした製品に付けられるがPSEマークです。充電式カイロは海外性も多く、安全制の低いものもあります。

2014年にはリチウムイオン電池の不良による事故も起きています。PSEマーク付きなら、過充電防止・過熱保護・ショート保護・過電圧保護・過電流保護・過放電保護などの機能があるので安全性が高いです。

充電式カイロの中には、モバイルバッテリー機能付きのものもあります。モバイルバッテリーとして使うと、バッテリーを消費するのでカイロとしては使えなくなる場合もあります。どうしてもスマホなどを充電したいときにも使えます。

カイロを使う季節は限られますが、モバイルバッテリーとしては季節に関係なく使えます。モバイルバッテリー以外に、LEDライトを搭載したモデルなら、寒い季節以外にも暗い場所や災害時に活躍してくれます。付随機能もチェックして、自分に合った充電式カイロを見つけてください。

サンヨーのエネループカイロは、すでに生産終了になっています。エネループカイロは、マイコン内蔵で温度の上がりすぎを防いでくれる充電式カイロです。生産終了した理由は明らかにされていません。 新規生産はありませんが、2022年12月現在はAmazonなどの通販サイトで在庫を購入できます。

在庫限りなので、興味のある方はお早めにご検討ください。

充電式カイロは無印良品やロフトのような、家具家電やドンキなど生活雑貨を扱っているお店で購入できます。ただし季節商品なので、時期によっては扱いがなかったり、合っても品数が少なかったりする可能性はあります。充電式カイロを実際に見てみたい方は、無印良品やロフトに行ってみてください。

充電式カイロは家電扱いなので、ビッグカメラやヨドバシカメラ、ヤマダ電機といった家電量販店でも扱っています。ただし季節商品の場合は家電量販店でも季節外れに行くと扱いがなかったり、数が少なかったりする可能性はあります。

家電量販店のオンラインショップでも、充電式カイロを扱っている場合があります。オンラインショップでどんな商品があるかをチェックしておき、気になる商品が見つかったら店頭で確認するのもいいかもしれません。

冬の間は日中でも冷え込む日が多く、晩秋や初春も朝晩の冷え込みが厳しいときはカイロがあると心強いですよね。充電式なので繰り返し使えますし、バッテリーが切れても電源がある場所なら充電してまた使えます。バッグやポケットに入れて持ち歩けますので、寒い時期もポカポカで過ごせますよ。