【2024最新】強力な扇風機おすすめ最強20選｜風速・風量が強いモデル【卓上用も】

扇風機は夏に欠かせないアイテムです。エアコンと組み合わせる用法も浸透し、扇風機の魅力が見直されるようになってきました。最近の商品は性能・機能が充実し、業務用さながらの強い風力・風速を実現している機種もあります。

またサーキュレーター・タワー型・ハンディタイプなど種類・サイズともに豊富なラインナップで価格も5,000円程度のリーズナブルなものが多く初心者にもおすすめです。しかし豊富なラインナップがあるためどれを選べばいいか悩んでしまいます。

本記事では強力な風を送る扇風機の特徴や選ぶポイントを徹底解説するほか、業務用・USB扇風機・ハンディ扇風機もピックアップします。記事後半ではデスクに置ける卓上扇風機やコンパクトな小型扇風機を含むおすすめの強力な扇風機20選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

扇風機は人に風を当て涼む目的で設計されています。一方でサーキュレーターは空気の循環を目的に設計されており、扇風機よりも風当たりが強めです。サーキュレーターとして発売されているものでも、扇風機としても使えるものもあります。

強力さを条件に選ぶ場合、サーキュレーターに目が行きがちですが、強い風に長時間当たると体温が低下したり脱水状態になったりするので気を付けましょう。涼みたいのであれば扇風機、換気目的やエアコンと併用したい場合はサーキュレーターがおすすめです。

リビングのように広い部屋で使用するのに適しており、基本的に家庭用として使用されるのがリビングファンです。羽の枚数が多いほど風当たりが柔らかく、少ないほど強力になります。ほとんどの商品は、左右に首振りができ、広範囲に風を送れるのもリビングファンの特徴です。

また、高さの調節が可能なモデルは、用途や使用するシーンに合わせて調節もできます。リビングファンは価格帯も幅広いので、予算に合わせて選べるのもポイントです。オフィスや公共施設などもっと広い場所には、家庭用ではなくさらに強力な業務用ファンも選択肢に上がります。

羽なし扇風機は、内部にファンとモーターが設置されています。羽がない分、運転中に本体に振れても怪我をするリスクが少ないため、小さい子供やペットがいる家庭におすすめ。手入れしやすいのも魅力の1つです。

また他の種類に比べて静音性が高く、会議室や寝室での使用にも適しています。リビングファンよりスリムかつコンパクトな設計なので、置き場所を取らないため狭い部屋でも邪魔になりません。メーカーによっては、扇風機・サーキュレーターを兼用できるものもあります。

羽なし扇風機よりもさらにスリムでスタイリッシュなデザインなのが、タワーファンです。スリムな分吹出口は狭くなりますが、高さがあるため上下の広い範囲に風を送ります。スリム＆コンパクトなため省スペースで設置可能です。

寝室・脱衣所・キッチンなどスペースが限られる場所にも設置できます。またデザイン性が高いため、インテリアに合わせて選びたい方・生活感を出したくない方におすすめです。

小型・車用は本体がコンパクトなのが特徴です。給電はUSB・乾電池・充電池のいずれかで行います。小型の扇風機は羽根が小さく風力は据え置き型より弱く、個人利用や狭い空間での使用にぴったりです。

また小型タイプはクリップで取り付けるように、設置場所を選ばない商品が多いのも魅力の1つ。小型タイプは卓上にも置けるため、勉強や仕事などデスクでの作業時間が長い方にぴったりです。ハンディタイプや首掛けタイプは持ち運びに適しているため外出先や移動中にも使用できます。

USB給電の場合、コンセント給電よりパワーが劣ります。特にモバイルバッテリーから給電するタイプはバッテリー残量が少なくなると風力が落ちるので気をつけましょう。また、USB扇風機はサイズも小さく、風速5.5m/sであれば相当ハイスペックです。ちなみに風速5ｍ/sの風は、木の葉が揺れ、顔に風が当たるのを感じられる程度の強さに該当します。

ハンディ扇風機はUSB扇風機よりさらに小型です。このタイプで強風を求めるのであれば、なるべく羽根が大きい商品を選びましょう。しかし、扇風機の効果は種類に関係なく周囲の温度や湿度の影響を受けます。屋外で使う場合が多いハンディ扇風機ですが外気温が体温より高いと、どれだけ強力な風を送っても涼しく感じられません。

業務用は屋外や高温の工場内での使用を想定して作られています。そのためサイズが大きく、風が遠くまで届くのが特徴です。業務用扇風機は高額なうえ、電圧の問題で一般の家庭用コンセントでは使えない場合もあるため、自宅で使う場合は家庭向けの扇風機を選びましょう。

DCモーターとは直流電流で回転するモーターを指します。電子回路がある分高額である一方、扇風機としては最新式で運転音が静かなのが特徴です。また省電力設計で電気代が安い点もおすすめ。その他に挙げられる特徴は以下のとおりです。

• デザイン性が高い
• 超低速回転が可能
• きめ細かく風量調節ができる

DCモーター搭載の扇風機の中には、電気代をACモーター式の10分の1程度まで安く抑えられる商品もあります。

ACモーターは交流電流で回転するモーターで、扇風機には古くから採用されています。ACモーターは電子回路がなく構造がシンプルなので、扇風機の本体価格を安く抑えられるのがメリットです。特徴は以下のとおりです。

• 空気を切り裂くような強い風を送り出せる
• 風量の微調整はできない

強力な風を送り出すメリットがありますが、その分運転音と消費電力が大きいのがデメリットです。

夜寝る前に扇風機を使いたいときや、運転音が気になる場合は静音性をチェックしましょう。運転音は単位「dB（デジベル）」を指標に確認できます。dB値ごとのおおよその騒音をまとめましたので、下表をご参照ください。

なおDCモーターはACモーターよりも静かなので、静音性重視で選ぶのであればDCモーター搭載モデルがおすすめです。

より広範囲に強力な風を送りたいのであれば、首振り範囲にも注目しましょう。左右の自動首振りはほとんどの扇風機に搭載されていますが、上下は手動のものがほとんどです。メーカーによっては、上下左右に自動で首振りできる機能を搭載したものもあります。

また、リモコン付きのモデルは首振りもリモコンで操作できると便利です。購入時にはリモコンで首振り操作が可能かどうか、首振り範囲・方向もチェックしてください。

扇風機の本体サイズは設置場所の広さと用途に合わせて選びましょう。広い部屋で使うのであれば、それなりにサイズの大きいものが必要です。またサイズと一緒に重さも要チェック。扇風機を頻繁に移動させる場合は、なるべく軽い商品がおすすめです。

扇風機はさまざまな便利機能を備えています。欲しい機能を備えた商品を選びましょう。おすすめの便利機能は以下のようなものです。

• リモコン
• タイマー機能
• 逆回転モード
• クリップで取り付けられる（小型・車用）
• 折りたたみ機能（ハンディ型）
• キャスター付き（据え置き型）

業務用扇風機を選ぶ場合は重量があるので、キャスター付きがおすすめです。

扇風機の特徴は、使用場所に適したものがおすすめです。日常生活の主な場所と相性のいい扇風機のタイプを表にまとめましたので、参考にお役立てください。

電化製品は価格幅があり、値段が高いものは性能・機能などに差があります。扇風機は仕組みが単純なので価格によって何が違うか気になります。扇風機の価格差による大きな違いは風の心地よさです。

高い価格の扇風機は、自然の柔らかい風が吹いているようで身体に当たる時の気持ちよさが違います。そのため、長時間風に当たっていても身体がだるくなりにくく、冷えすぎません。

羽なし扇風機でおなじみのダイソンは、扇風機・空気清浄機・ヒーターの1台3役のpure coolシリーズが人気です。スタイリッシュなデザインはインテリアにも馴染みやすく、羽がないので小さい子供やペットがいる家庭でも安心して使用できます。価格は高めですが、安全性・機能性を求める方におすすめです。

国内メーカーのバルミューダは、他にはないユニークな発想の2重構造の羽を採用した扇風機が人気です。2重構造により、優しく自然な心地いい風を実現しています。さらに、一般的な扇風機よりも広範囲に風が広がるのもポイントです。全体的にハイエンドモデルですが、デザイン性・機能性を求めるのであれば満足度は高いです。

シャープの扇風機はプラズマクラスターを搭載したモデルが人気です。強力な風を送るだけでなく、プラズマクラスターで室内の空気を清浄化します。プラズマクラスターには除菌・消臭効果が期待できるので、清潔な空間で過ごしたい方におすすめ。また、風量調節が細く設定できるため、好みやシーンによって風の使い分けもできます。

アイリスオーヤマの扇風機は、手が届きやすい価格の商品でも機能性を兼ね備えているのがポイントです。ラインナップも豊富なため、用途や予算に合わせて選びたい方に適しています。デザインがシンプルなため、雰囲気を選ばず使用できる点でもおすすめです。

パナソニックの扇風機は、機能面が充実しています。メーカー独自のナノイーを搭載したモデルは、室内の除菌や消臭効果が期待できるのもポイントです。上下左右に首振りが可能な立体首振り機能はパナソニックならでは。高原の風のように優しい、1/fゆらぎ機能を搭載したモデルも大変人気があります。

山善の扇風機はコスパのよさも魅力ですが、ラインナップが充実しているので選択肢が豊富です。たくさんの商品を比較し、好みに合った1台を選べます。中でも人気なのが16枚羽で優しい風を体験できるモデル。メーカー独自の工夫やアイデアが盛り込まれた使い勝手のいい扇風機がたくさんあります。