ツーバーナースタンドおすすめ5選｜代用・自作できる？【コールマン・SOTOも】

料理はアウトドアの楽しみのひとつ。ソロキャンプや少人数のアウトドアでは、主にソロバーナーが使われますが、大人数の場合はツーバーナーを使う人が多いです。ツーバーナーがあれば、いろいろな料理を同時に作ったり、人数分の料理を一気に作ったり、効率よく調理ができるのがメリットです。

ツーバーナーを使うときに気になるのが、ツーバーナースタンドが必要か不要かです。ツーバーナーを購入し、クッカーやガス缶なども揃えると結構な金額になります。そのため、「スタンドは不要なら買わずに済ませたい」「必要でも自作や代用などで済ませたい」という人も多いはず。

本記事では、ツーバーナースタンドの要否・選び方・自作や代用は可能かについてまとめました。おすすめ5選も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ツーバーナースタンドとは、ツーバーナーを置く台のこと。ツーバーナーを安定させ、なおかつ高さを出せるので、作業が楽になるのがメリットです。また、まな板や調味料などを置けるキッチンスタンドが付属しているものもあります。キッチンスタンドが1つあるだけでキャンプが快適になるので、持っていても損はありません。

ツーバーナースタンドのデメリットは荷物が増えることです。車でなければ持っていくのは難しく、スタンドによっては組み立てが大変なモデルもあります。

アウトドアグッズを揃えるには非常にお金がかかるため、最低限で済ませたい人も多いですし、必ずしもスタンドがないといけないわけではありません。しかし、ツーバーナーを使うなら、スタンドがあった方が利便性が格段に向上します。

ツーバーナースタンドのサイズと耐荷重は、必ずチェックするべきポイント。キッチンスタンドのような作業スペースが確保できるスタンドであれば、さらに作業が楽になります。

サイズと耐荷重は、使うクッカーやツーバーナーの大きさや重さを考えて選ぶ必要があります。ただし、ツーバーナースタンドは重いものを乗せる前提で作られているため、耐荷重を明記していないモデルも多いので気を付けましょう。

ツーバーナーとスタンドを同じメーカーにすれば、大きさと重さが対応するように計算されて作られているので安心です。悩んだら、メーカーで決めるのもおすすめですよ。

ツーバーナースタンドの素材は主に、アルミニウム・ステレンス・スチールです。アルミニウムは重量が軽く、持ちはびしやすい点が特徴ですが、ほかの素材より価格が高くなります。ただ、組み立てが比較的簡単なため初心者キャンパーの方におすすめです。耐久性に劣るため、アルミニウムにほかの金属を混合したアルミニウム合金にすれば強度がアップできます。

ステレンスは錆びにくく、耐久性・耐熱性が高い点がメリットです。メンテナンスがしやすく、長く愛用できます。スチールは値段が安く、手入れやすい点がメリットです。錆びにくく雨の日でもOKですが、重量があるため荷物の負担になる点がデメリットです。

ツーバーナースタンドには、ハイタイプとロータイプの2種類があります。ハイタイプは立って使える高さのスタンドで、ロータイプは座ったままのロースタイルで料理できるスタンドです。

ハイタイプは立って作業ができるため、自宅のキッチンに近い環境で料理ができます。高さがあるので、子供や赤ちゃんが調理器具や熱源に触る心配がないのがメリットです。

ロータイプは、座ったまま作業ができるのがメリット。座って調理をすれば疲れにくく、体力に自信のない人や、高齢の方でもアクティビティを楽しめます。ロータイプは、料理以外の作業テーブルとしても使えるのもポイントです。

ツーバーナースタンドに、調理用のスペースがついたモデルもあります。キッチンテーブルと呼ばれ、アウトドアでも普段のキッチンと変わらない快適さで調理が可能なのが魅力的。アウトドアでの料理を、より楽しみたい人におすすめです。テーブルは食卓としても使えるため、大人数でのアウトドアで活躍します。

デメリットは、大きいので荷物が増えることです。人数やシーンを想定し、キッチンスタンドの設備が必要かよく考えましょう。

SOTOは、新富士バーナーのアウトドアブランド。バーナーの会社のブランドなだけあり、炎に関連する商品が有名です。バーナーも販売していて、とくにシングルバーナーのST-310はキャンパーの定番商品になっています。

SOTOのツーバーナー ST-525は火力の強さが特徴で、安定した調理ができます。コンパクトに収納できるスタンドも取り扱いがあり、材料にもこだわった高品質な商品が魅力のブランドです。

コールマンは、ファミリーキャンプ向けの道具の取り扱いが多く、日本でのブランドの知名度は非常に高いです。コスパに優れていて、キャンプ初心者向けの商品も充実しています。

ツーバーナースタンドもラインナップが多く、おしゃれなモデルもあります。コールマンのツーバーナー 413Hは、ツーバーナーの定番とも言える商品。ホワイトガソリンを燃料に使うタイプで、長年使い続けられる耐久性の高さが魅力です。

ユニフレームは、メーカー名にあるように炎に関する商品が充実しており、焚き火台やバーナーが特に人気です。ツーバーナーは、軽量でありながらハイパワー、シンプルでメンテナンスもしやすいツインバーナー US-1900が高く評価されています。

ツーバーナースタンドもシンプルで使いやすく、メンテナンス性も高いです。炎に関する道具を探しているなら、ユニフレームの製品で揃えるのもおすすめですよ。

キャプテンスタッグは、パール金属株式会社のアウトドアブランド。コスパの高い製品が多く、安価にキャンプ道具を揃えられるので、初心者にもおすすめのメーカーです。

キャプテンスタッグのUF-17は、ハイパワーなツーバーナータイプのガスコンロです。脚がついているので、スタンドがなくても使いやすいですが、専用スタンドを併用することで更に利便性が上がります。

ツーバーナースタンドは自作・代用可能です。100均にあるテーブルスタンドに天板をつければ、形は完成します。

しかし、ツーバーナーが落ちない・クッカーや材料の重さに耐えられるなど、事故が起こらないように作成する必要があります。火を扱うので、金属を使って作らなければ火災になる可能性もあり、DIYに慣れていない人にはおすすめできません。

ツーバーナースタンドがあれば、料理だけでなく食事や作業などにも使え、アウトドアが快適になります。アウトドアで本格的な調理を楽しみたい人は、お使いのツーバーナーに合ったスタンドを導入しましょう。