大型おすすめ撮影ボックス7選｜選び方・撮り方を解説！自作方法も

撮影ボックスのなかにはモデル撮影ができるようなかなり大きなサイズもあります。大型の撮影ボックスさえあれば、時間も気にせず手軽に撮影スタジオのような撮影ができるのが魅力です。撮影スタジオをレンタルしなくて済むのも嬉しいポイント。

しかし、大型であるが故に設置場所や収納場所などが心配な部分もありますよね。いざ購入して設置場所がないと後悔する可能性もあります。しっかり事前の確認をする必要があります。そんな大型の撮影ボックスは折りたたみ機能付属のものが多いのも特徴です。

設置場所さえ確保できれば、使いたいときにだけ出して後は片付けられますよ。ご自身の使用目的に合わせて後悔しない大型の撮影ボックスの選び方をしましょう。

インターネットショップ用に大きな家具を撮影する場合、撮影環境が整っていなけばプロ級の写真を撮るのはかなり困難です。部屋の蛍光灯の明りでは実物の色味と差が出るため、クレームの原因となる可能性もあります。

また、背景を切り抜きにくいので壁や床が映り込み商品の魅力を伝える妨げにも。しかし、撮影ボックスを使用すれば光が被写体全体にあたり本来の色味を出す効果を得られます。設置場所さえあれば、場所を選ばず撮影できるのも嬉しいポイントです。

大型の撮影ボックスの設置場所の確保さえできれば、自宅が撮影スタジオに早変わりします。撮影ボックス1つあれば、仮に部屋のなかが散らかっていたとしても安心です。商品やインテリアなどさまざまな被写体の撮影が可能です。また、高さ160cm以上あるような超大型サイズならお子様の記念写真を撮りたいときにも便利。

フォトスタジオだと緊張してしまうお子様も、いつも過ごしている自宅で親が撮ってくれればリラックスできる効果もありますよ。LEDライト付きなので撮影慣れしていない初心者の方でもスマホや家庭用カメラできれいな写真を撮ることもできます。

動画配信をYouTubeやインスタライブなどので行う際に気になるのはどこで配信をするかどうか。もし仮に自宅で配信をするとプライベートや個人情報がカメラに映り情報漏洩する可能性もありますよね。情報漏洩を防ぐためには専用のスペースを作る必要があり、時間・労力・お金などがかかります。

しかし、折りたたみ式の撮影ボックスがあれば自分の使いたいときにだけ組み立てて撮影ができます。ライトも付いているので明るさを気にせず撮影できる効果もあります。

撮影ボックスの選び方の1つとして大きな部分に被写体の大きさがあります。大は小を兼ねるという考え方で被写体より大きめのサイズを選ぶことも可能です。大型でも折りたたみ式のものは多く販売されています。ただし、設置場所の確認は必ずしておきましょう。

また、被写体に対しての撮影ボックスのサイズは＋20cm以上が望ましいとされています。これを目安に選ぶと失敗しにくいですよ。

ぬいぐるみやバッグなどの大きなサイズの雑貨だと70cm以上の撮影ボックスがおすすめです。小さい撮影ボックスの方がよりスペースを取らず扱いやすさはあるかもしれません。しかし、無理してギリギリのサイズを選んでは被写体が活かしきれないことも。

ボックスにゆとりをもたせたほうが被写体の配置も変えやすく、さまざまな演出もしやすくなりますよ。またソフトやアダプターなどの付属品が多数あるゲーム機などの撮影にも適しています。

モデル撮影なら160cm以上の撮影ボックスがおすすめです。プロフィール写真やアパレル写真などに最適。撮影頻度が多くスタジオ代がかかってお金に困ってしまう場合に、撮影ボックス1つ購入してしまえば度々お金がかかることが無くなります。

大型の撮影ボックスがあればご自身の好きなタイミングで撮影を行え、撮影場所に合わせて移動できるのが魅力です。限られた時間ではなく存分に撮影ができますよ。

大型撮影ボックスを自宅に置くには、収納場所や設置場所が重要なポイント。折りたたみ式が絶対条件として選びたいところですよね。狭い部屋でも場所をとらないコンパクトに折りたためるものがおすすめです。

また、誰にでも簡単に組み立てできる設計のものだと必要なときに素早く設置ができます。購入してから「使いにくい」と思うことがないように、事前の下調べが必要です。

LEDライト付きの大型撮影ボックスなら、初心者でも撮影がとても簡単に行えます。「カメラは持っているけど、照明機材は持っていない」という方にもおすすめ。撮影ボックス自体にライト機能が備わっているため追加で購入しなくていいのも嬉しいポイントです。

また、明るさや色味の調節ができるLEDライトが設置されている撮影ボックスもあります。被写体が大きくなると、どうしても影になりやすいです。しかし、被写体に合わせた細かい微調整もでき、撮影シーンによって使い分けられるので便利です。

撮影ボックスは、正面から撮影するタイプが一般的です。正面の一方向からのみだと撮影できる角度が限られてしまいます。しかし、撮影ボックスにはさまざまな角度からマルチアングル撮影が可能なものも数多く存在します。被写体を動かさずに真上や小窓からなど一番いい角度を選んで撮ることが可能。

角度を変えることで陰影のつけ方を変えられ被写体の魅力を伝えやすくなります。撮影写真の幅が広がりますよ。

撮影ボックスにはディフューザー付きものもの販売されています。撮影ボックスに設置された照明では光が強すぎる場合に使うと効果的です。また、被写体をふんわりとやわらかい雰囲気に仕上げたい場合にもディフューザーが役立ちます。ディフューザーとは、照明の前に取りつけて光を和らげるやわらかい布のことです。

取り付け可能なものが多く、必要なときにだけ取り付けて使うことも可能。簡単に取り外せるのも魅力です。光を拡散させて被写体に届く光の量を調節する効果があるため、雰囲気を変えたいときに重宝しますよ。

撮影ボックスの背景は白色が一般的です。白は被写体本来の素材を生かした撮影ができます。しかし、背景スクリーンのカラーパターンが豊富にあるものを選ぶと、撮影シーンに合わせて雰囲気を変化させることができます。

バリエーションが欲しい方は、黒・緑・青・赤などさまざまな色の背景シートが予め付属しているタイプがおすすめです。背景色が変わることによって違った表情も楽しめるので、幅広い撮影を楽しむことができますよ。

多くの撮影ボックスが販売される中で、撮影ボックスは自作をすることもできるのでしょうか。自作する際に購入するものや作り方について紹介します。

100均の商品を使用して撮影ボックスを作成することも可能です。必要なものはすべてダイソーで揃えることができますよ。既製品よりは安く済みますが、安定性の観点から見ると大型サイズの撮影ボックスを作るのは難しいといえます。

今回は自作でも手軽に安定性が保てるサイズのものを紹介します。

もう少し大きいサイズで作りたいときには、フリーマルチパネル355mmと連結ジョイント4個入を買い足す必要があります。またライトとして使用する12SMD&1LEDランタンも買い足すといいでしょう。その際、乾電池も必要となります。

自作の撮影ボックスはとても簡単に作ることができます。手順に沿って作ってみましょう。

1. マルチパネルをジョイントで接続して箱型に固定
2. パネルに合わせて切った模造紙を背景用にして貼り付ける
3. ランタンは上部のパネル上と前方2個所に配置

ダイソーで揃えると非常にコストパフォーマンスがよく、費用が安く済みます。しかし、その分デメリットがあることも忘れないようにしましょう。既製品の撮影ボックスの場合は、ライト付きや背景スクリーンが付属のものが多いです。

専用に作られているので、取り付けも便利で効果的な撮影ができます。自作の場合だと専用品ではないため、イメージとしては簡易的なものになります。また、安価な既製品の撮影ボックスもあるため、じっくり見極めたうえで選ぶ必要があります。

撮影ボックスは写真を撮るアングルや背景スクリーンの選択もとても重要です。背景スクリーンを替えれば商品にあった雰囲気づくりをすることが可能。商品の印象を大きく変えることができます。

背景色は白が一般的ですが、黒の背景色は被写体に高級感を与えメリハリのある写真が撮れます。与えたいイメージで使い分けると、より魅力的な写真を取ることができますよ。また、取り外しのできるライトが付属しているものもあります。

さまざまな角度からあてて最適な位置を見付けてみてください。商品の性質やターゲットの客層によって、意識的に変えてみるとプロ級の写真を撮ることができますよ。そのためにはご自身がイメージしている写真を撮れる機能が備わっているかどうかを、しっかり見極めなければいけません。

撮影ボックスには、モデル撮影ができるような大きな撮影ボックスもあります。その大きさ故に収納場所や設置場所など不安要素もありますよね。しかし、大きな撮影ボックスも折りたたみ式のものも多数あるため必要なときだけ使うことも可能です。大型の撮影ボックスで、自宅で手軽に撮影を楽しみましょう！