【2024】おすすめの振動マシン10選｜自宅で楽々エクササイズ！

昨年からの外出自粛やテレワークで、自宅で過ごす時間が多くなりました。そんな中、自宅にいながら気分転換ができる「振動マシン」の人気が高まっています。振動マシンを使えば、室内でも気軽にエクササイズができますよ。

しかし、振動マシンの機種のタイプはさまざまで、どれを選べばいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。購入前に振動のタイプ、振動の回数や強さなどをチェックしておかないと「自分には合わなかった」と、後悔してしまいます。

今回は、振動マシンの種類や機能、後悔しない振動マシンの選び方を解説します。さらにおすすめの振動マシン10選もご紹介するので、購入を迷っている人はぜひ参考にしてください。

テレビショッピングやECサイトで振動マシンを見たことがある人は多いでしょう。振動マシンに乗るだけで運動効果があると言われていますが、本当に振動だけで効果があるのか疑問に感じてしまいますよね。そこにはなんと、振動と体の関係に答えがあるようです。

振動マシンで筋肉を振動させると、脳が筋肉が伸びたと勘違いをします。そして、反射的に「縮め！」と反対の動きを筋肉に指令を送るのです。この繰り返しが行われると、筋肉は運動をしている状態になります。

振動マシンで筋肉運動が起こると、どのような効果が期待できるのでしょうか。健康効果とトレーニング効果の2つに分けて解説します。

振動マシンを生活に取り入れることでリラックスでき、健康にもつながります。

振動マシンからの振動を受けると、自然に体は倒れないように安定性を保つようになります。体幹を鍛えると筋肉のバランスもよくなり、ふらふらして転倒することもなくなるのでケガの予防にも期待できます。

脱力した状態で振動マシンに乗ることによって筋肉が刺激され、運動不足の方も手軽にリラックス効果を得ることができます。ただ乗るだけなので、続けやすいのも嬉しいポイントです。

振動マシンを上手に使うことで、鍛えたいパーツのトレーニングの補助ができます。トレーニングジムに行かなくても、無理なく気軽にできるため毎日続けられることも振動マシンの魅力ですね。

振動マシンを上手に使えば、効果的な筋力アップの補助に繋がります。例えば、振動マシンの上でスクワットをすると、振動マシンの振動が相乗効果をもたらして少ない回数で、効率のいいトレーニングができます。

また、バランス感覚を養うこともでき、体の内部のインナーマッスルを鍛えられます。インナーマッスルを鍛えると関節の周辺の動きがスムーズになり、正しい姿勢の維持に効果的です。

インナーマッスルが鍛えられると、姿勢がよくなり見た目もスッキリします。筋肉量が低下してくると、同時に基礎代謝も下がってしまいますが、負荷のない自分の体力に合った振動マシンを使うことで、日々の運動の習慣づけに繋がります。

振動マシンのタイプは大きく分けて、上下に振動する「バイブレーター式」と上下左右に振動する「シェイカー式」があります。有酸素運動にはバイブレーター式、体幹を鍛える補助目的ならシェイカー式がおすすめです。

バイブレーター式の振動マシンは、上下の振動によって有酸素運動ができます。有酸素運動はカロリーを効率よく消費し、脂肪の燃焼を促して基礎代謝を上げることができるので、運動不足や健康維持に効果的です。

また、バイブレーター式は振動マシン全体を均一に上下振動することから、リラクゼーション効果も期待できます。3Dタイプのバイブレーター式は上下だけでなく、左右にも振動するのが特徴です。

2Dタイプのバイブレーター式は、初心者や体力に自信がない人にぴったりです。リラクゼーション効果もあるので、運動が苦手な人でも始めやすい振動マシンのタイプと言えます。上下振動だけのシンプルな仕組みで、バランスをとる必要もないので手軽に運動が続けられます。

バイブレーター式の振動マシンの中でも、ラインナップが多い3Dタイプ。選べる機種も豊富です。2Dタイプとは違い上下左右に規則的に振動し、より激しい振動を感じられます。さまざまな使い方ができるのも3Dタイプの特徴です。

多彩な機能を持った4Dタイプの振動マシン。さまざまな振動パターンが搭載されています。強力な上下左右の振動に加えて、細かなバイブレーション運動やトルネード運動などが採用されています。

振動回数の設定も幅広く、最大7,200回の振動でトレーニングできるモデルも販売されています。また、1日5分間のトレーニングで20,000Calの消費もできる機種もあるようです。3Dよりもさらに体に刺激を与えて、運動効果をもたらします。

シェイカー式の振動マシンは、上下振動と左右振動が組み合わせされています。3Dタイプとは違い、上下振動と左右振動が交互に振動します。

調度、バランスボールに乗った時のようにバランスを崩さないように体が動き、体幹が鍛えられるメカニズムです。価格も比較的手ごろな商品が多いので、楽しみながら健康を維持したい初心者にも始めやすいタイプです。

振動マシンは誰でも気軽に使える機械ですが、胎児に影響を及ぼす恐れのある妊婦さんや、ペースメーカーを使用している人は使用を避けましょう。また、健康に問題や不安がある人は医師に相談をするのがおすすめです。

その他にも乗り物酔いをしやすい人や高齢者も注意が必要です。健康上問題がない人でも、食後すぐの使用や体調がすぐれない時や、途中でめまいや吐き気、体の痛みなどの異常が表れた時はすぐに使用をやめてください。

健康上問題がない人でも購入前には店頭で、低レベル・短時間で試してみるのもおすすめです。

振動マシンを選ぶ時、搭載されている機能も確認しておきましょう。メーカーや機種によって搭載されている機能は違います。特に、運動量を左右する振動回数と振動強度は要チェックです。

振動マシンの振動回数によって、運動量や運動強度が変わります。1分間の振動回数が記載されているので確認しておきましょう。振動回数が多ければ多いほど、筋肉への働きかけも多くなります。

振動回数は200～600回の幅がありますが、しっかりと筋肉を刺激したい場合は400～600回数程度を目安にして選ぶのがおすすめです。

メーカーや機種によって振動回数と強度のバランス設定が違うので、数値の確認も忘れずにしましょう。自分の体力がついていけないような強度選びはNGです。

自分の体力に合った振動マシンを選んでください。機種によって段階調節数は異なりますが、細かい段階が設定されていたり、オート機能つきの振動マシンもおすすめです。

振動マシンにも、豊富なモードが搭載されている機種があります。使い始めは基本的な操作でも飽きないのですが、体にも違う刺激を与えて変化をつけることによって、気分もリフレッシュできておすすめです。

主なモードには、振動のタイミングや振動の幅を変えられるプログラムモードがあります。その他にも、音楽を聴きながら軽快にトレーニングができるBluetooth搭載の機種や、座って使える振動マシンもあるので、購入前にはモードやその他の機能も確認しましょう。

振動マシンの関連グッズが付属している商品もあります。特に、振動マシンの音や床の傷を抑えてくれる防音マットや、トレーニング効果を上げるために使用するエクササイズバンドがセットされている製品は個別購入するよりもお得です。

エクササイズバンドは、初めて振動マシンを使う人がバランスをとるのに便利です。他にも足つぼマット・ゴムマット・保護カバーや収納ケース付きの商品もあります。付属品のチェックも忘れずにしておきましょう。

室内でトレーニングができる振動マシンは移動が楽な重さやサイズがポイントです。広いスペースが確保された部屋なら置きっぱなしにできますが、重すぎると出し入れが面倒になりがちです。

購入前に、自分で運べる重さかどうか確認するのがおすすめです。そして、収納場所に収まるサイズかどうかも調べておきましょう。収納を優先してしまうと選択肢が小型タイプに限られてしまいそうですが、移動が便利なキャスター付きの振動マシンもあります。

振動マシンにも、体重制限があります。機種によって100kg以内や150kgくらいまで制限の違いがあるので事前に確認してください。

振動マシンの上でエクササイズをしている時、瞬時に自分の体重以上の力がかかってしまうこともあります。余裕をもった体重制限の機種を選ぶのがおすすめです。

振動マシンを選ぶ時は、静音性もチェックしましょう。特にアパートやマンションなどの集合住宅で、大きすぎる振動音の機種を使用してしまうと、近隣の迷惑になりかねません。静音性の高い機種や静音モード付の機種がおすすめです。

しかし、静音性の高い機種は振動強度が弱い機種が多いので、この機種を選ぶ際には運動量も考慮して選択してください。また、防音マットを振動マシンの下に敷いておくことでも対処できます。

振動マシンを使ってみたら、音が気になってしまうことがあるかもしれません。そんな場合は、防振マットがおすすめです。防振だけでなく防音や、振動マシンのズレ防止にも役立ちます。ホームセンターやECサイトでは種類がたくさんあり、好みのマットを購入することができます。

その他に、厚めのリビングマットなどやヨガマットで代用できます。大きなサイズや振動強度の高い振動マシンは、振動音も大きい傾向にあるので購入前に確認しておきましょう。

悩んで手に入れた振動マシンを徹底的に使いこなしましょう。体全体や気になるパーツへ積極的にアプローチできるのが、振動マシンのいいところ。簡単なトレーニング方法の一例をご紹介していきます。自分にあった速度や強度で試してくださいね。

体全体を整えるなら、振動マシンの上に両足で倒れないようにバランスをとりながら乗るだけ。ただし、背筋を伸ばした正しい姿勢で乗りましょう。バランスがとれない人や初心者は、ゴムバンドを使って姿勢を維持するのもおすすめです。

また、この基本姿勢はお腹周りや太ももにも効果があるので、使い始めやウォーミングアップにもおすすめ。体がぐらつかないようにするのがポイントです。

ポッコリと出たお腹が気になっている人は、腕立て伏せの体勢がおすすめです。

1. 振動マシンの正面に座って、振動マシンの上部を手で持つ
2. そのまま振動マシンの上に両肘を乗せ、肩の真下に肘がくるようにする
3. そのまま上体を起こし、腕立て伏せのような体勢をつくる
4. 肩から踵まで真っすぐな状態を保つ

この状態で、体力や体調に合わせた速度や強度でエクササイズします。最初は短時間で数回を繰り返し、慣れてきたら時間を延ばしていくのがおすすめです。体幹も鍛えられるので見た目がスッキリしてきますよ。

二の腕を解消するには、上腕三頭筋を鍛えるのが効果的です。普段はあまり使わない筋肉なので、無理のないように低強度、低速度で始めましょう。

1. 手を振動マシンの縁に置いて座る
2. お尻を前にずらして浮かせながら足を伸ばしていく
3. 軽く膝が曲がるところで止めてつま先を上げ踵をつく
4. この時、足の幅は肩幅程度で、肘が開かないように注意

この時、上腕三頭筋に意識を集中します。また、肩がすくんでしまうと効果がないので気をつけてください。

より高い効果が欲しいからと言って、長時間の使用は体に負担を掛けてしまうことも。振動マシンを長時間使うことによって、乗り物酔いのような症状が出る場合もあります。振動マシンにはそれぞれ、1日に使用してもいい時間が決められています。

決められた使用時間を超えて使用しても、すぐに筋力が付くわけではありません。振動マシンは、強制的に体に振動を与えるものです。1日の使用可能な時間をきちんと確認して正しく使いましょう。

短時間で効率よく楽にトレーニングができる便利な振動マシン。機種のタイプも豊富で、簡単なエクササイズから、本格的なトレーニングまで室内でできてしまいます。自分に合った振動マシンを見つけて、お家時間を楽しく過ごしませんか。