スマホ接続対応ブルーレイレコーダーおすすめ11選｜録画をスマホで見るには？

Blu-rayレコーダーはiPhoneやAndroidなどのスマホと連携すると、より快適に利用できます。外出先から録画予約をしたり、録画した番組を再生したりと、スマホをテレビのように使えます。機種によってはスマホの動画をブルーレイレコーダーに取り込み可能です。スマホとの連携によりブルーレイレコーダーの楽しみ方は大きく広がります。

しかし、スマホとの連携機能が定番化してきたとはいえ、ブルーレイレコーダーの選び方が分からなかったり、録画したテレビをスマホで見るならどれがいいか分からない方もいますよね。

そこで本記事では、ブルーレイレコーダーとスマホを接続すると何ができるのか、そして取り入れる際の環境整備・接続する方法などを詳しく解説します。おすすめ商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ブルーレイレコーダーとスマホを接続すると何ができるのか、まだご存知ない方も多いと思います。ブルーレイレコーダーの機種により違いはありますが、主な機能を下記にまとめました。

• 外出先からの録画予約が可能
• 外出先でも放送中の番組・ダウンロードした録画番組の視聴できる
• 外出先でもレコーダーに取り込んだCDの音楽を聴ける
• スマホで撮影した写真・動画をレコーダーに保存できる
• スマホをリモコンとして使える

ブルーレイレコーダーのメーカーのWebサイトに情報が紹介されているので、事前にチェックして自分が欲しい機能を搭載したレコーダーを選びましょう。

すでにブルーレイレコーダーをお持ちの方は、スマホ連携に対応しているかを確認してください。年式が古いレコーダーは対応していないかもしれません。最近の機種であっても、メーカー・機種によってスマホ連携で利用できる機能には違いがあります。取扱説明書やメーカー公式Webサイトで確認しましょう。

Webサイトによっては、スマホ連携機能の詳細・対応している機種などの情報がまとめられている場合があります。また、スマホアプリのアップデートのような理由により取扱説明書よりも情報が新しい傾向があるので、情報収集の際にはWebサイトを利用するのがおすすめです。

ブルーレイレコーダーとスマホの連携にはネットワーク接続が必要です。まず、ご自宅でブルーレイレコーダーが有線(LANケーブル)あるいは無線LANルーターに接続できる環境になっているかを確認しましょう。なお、スマホは無線でしかネットワークに接続できないので、無線LANは必須です。

ブルーレイレコーダーがネットワークに未接続の場合は、レコーダーの設定メニュ－から接続設定をしてください。また、外出先からの録画予約・番組視聴のためには無線LANルーターが外部の機器と接続できる設定になっている必要があります。

スマホをブルーレイレコーダーに接続するには、スマホにアプリをインストールする必要があります。アプリによっては古いバージョンのスマホに対応していない場合があるので気を付けましょう。ブルーレイレコーダーの公式Webサイトに対応しているバージョンの情報があるので確認してください。必要であれば、スマホのOSをアップデートしましょう。

ブルーレイレコーダーとスマホを連携して使用するには専用のアプリが必要です。アプリはApple・Googleなどのアプリ配信サイトからダウンロードできます。具体的にどのようなアプリがあるか紹介するのでぜひ参考にしてください。

DiXiM Digital TVはメーカーを気にせずに使用できるアプリです。最新機器が好きでレコーダーを頻繁に買い替える方や、複数台のプレイヤーを所持している方におすすめです。

DiXiM Digital TVを使うと、家中でレコーダーに録画した番組や現在放送中の番組をスマホやタブレットで視聴できます。アプリ内課金をすれば、録画番組や放送中の番組を宅外で視聴したり、録画した番組をダウンロードして持ち出したりできます。

ただし、アプリ内課金で使える機能には対応していないレコーダー機器もあるため、対応機種についてはホームページを参考にしてください。

大手メーカーの場合は各メーカーが独自に専用アプリを用意しています。どのアプリも無料で使用できますが、宅外での接続に問題があるため、使用感についてはレビューも参考にするのがおすすめです。各社どのアプリも、放送中や録画済みの番組をスマホやタブレットで視聴したり、録画番組を宅外に持ち出したりできます。

• パナソニック：どこでもディーガ
• シャープ：Video & TV SideView
• 東芝：すまほdeレグザ

パナソニックのアプリについては有料の機能がある点に気をつけましょう。パナソニックが運営しているディモーラのプレミアム会員になれば録画モードの変換・一括削除・HDD容量減少のお知らせなどの機能も使用できます。

家の中で視聴する場合は、基本的にブルーレイレコーダーの設置場所とは違う部屋でも番組を視聴できます。スマホが「どこでもテレビ」になります。接続手順は以下です。

1. ご自宅のネットワークにブルーレイレコーダー・スマホを接続
2. スマホアプリにブルーレイレコーダーを登録

レコーダーの機種によっては、録画などの処理をしている最中にスマホでの視聴ができない場合があります。レコーダーの取扱説明書で同時に何ができるのかも確認しましょう。

外出先で番組を視聴する手順は以下です。

1. スマホを無線LANルーターに接続
2. スマホのアプリにブルーレイレコーダーを登録(ペアリング)する

無線LANルーターは外部からのアクセスに対応しているものを使用しないと、外出先で視聴はできません。また、スマホとブルーレイレコーダーを自宅内で接続しない状態が90日以上続くと外出先での視聴ができなくなるので、ご自宅での使用頻度が低い方は気をつけましょう。

録画番組をスマホにダウンロードしておけば電波の届かない場所でも視聴可能です。録画予約時にダウンロード用ファイルを作成する設定にしておくと、すぐにダウンロードができる機種もあります。録画番組をダウンロードする際の注意点は以下です。

• コピー可能回数

著作権保護の目的でコピーを制御する「ダビング10」でガードされた番組は、スマホにダウンロードするとコピー可能回数が1回減ります。

• 「コピーワンス番組」

1回だけ録画可能のコピー制御信号が加わった「コピーワンス番組」をダビングすると、録画番組はスマホ・タブレットに移動しレコーダーから消去されます。

スマホの内蔵メモリーの空き容量が少ない場合は、番組をSeeQVault対応のSDカードにダビングしてスマホで視聴する方法もあります。

外出先でもスマホを使って録画予約ができます。アプリに表示された番組表の中から録画したい番組を選択するだけで、簡単に予約ができます。楽しみにしていた番組を見逃す心配がありません。

ただし、自宅の無線LANルーターが外部との接続を受け付けない設定になっていると、自宅外からの録画予約ができません。自宅内でスマホから録画予約できるのに外出先からはできない場合は、無線LANルーターのセキュリティー設定を確認しましょう。

スマホで視聴できるのは、ブルーレイレコーダーのHDD(ハードディスク)に録画した番組と放送中の番組に限られます。ブルーレイディスク・DVD・CDはスマホで視聴できません。

ただ、機種によってはブルーレイレコーダーのHDDに取り込みしたCDの楽曲をスマホで聴ける場合があります。また、スマホ・タブレットで視聴できるDVDドライブもあります。ブルーレイディスクは視聴できませんが、スマホでDVDを見たい方はそのような製品を利用しましょう。

• ソニーの場合

ソニーのレコーダーのネットワーク接続とホームサーバーを設定します。スマホではVideo & TV SideViewをインストールします。アプリはiOS版とAndroid版があるので、どちらのスマホでも連携可能です。

• パナソニックの場合

パナソニック製は、スマホアプリのプラスサイクルをインストールし、どこでもディーガと連携します。無料でインストールできて、簡単です。写真の保存や録画した番組の持ち出しはBluetoothでできます。

• シャープの場合

シャープはAQUOS写真＆動画転送をインストールします。Wi-Fiを使って転送できるのでこちらも簡単です。有料のアプリをインストールすると、録画した番組も見られるようになります。以下のサイトでそれぞれ詳しく載っているので、チェックしてみてください。

ブルーレイレコーダーとスマホを連携すると、ご自宅でも外出先でも録画した番組を視聴できます。さらに、遠方から録画予約ができたり、放送中の番組を見たりもできます。どこにいてもテレビ番組を楽しめるので、スマホ連携機能が充実したブルーレイレコーダーを取り入れましょう。