アウトドアのときに大活躍するランタン。そのランタンを入れるためのケースが、ランタンケースです。ランタンケースがあれば、ランタンを衝撃から守ることができるので、持ち運びの際に入れておくと安心です。
しかし、ランタンケースは人気のコールマンやチャムスなど、数多くのメーカーから販売されています。また、素材や種類もさまざまで、どれを買っていいのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、ランタンケースの種類やランタンケースのメーカーについて詳しくまとめました。さらに、おすすめのランタンケースや、ランタンケースを自作する方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ランタンケースを選ぶときには、クッション性や使い勝手・落ち運びやすさなど、さまざまな項目をチェックしましょう。ここでは、ランタンケースを選ぶときの注目ポイントについて詳しく紹介します。
ランタンケースを選ぶときには、クッション性が高いものを選びましょう。ケースが丈夫だったとしても、中でランタンが暴れるとライトのガラスが割れる恐れがあります。クッション性があるものであれば、衝撃を吸収してくれるので、ガラスの破損の心配もありません。
ランタンケースを選ぶときには、ランタンとの相性やサイズ、フィット感も確認するのが重要です。ランタンケースがしっかりとフィットしないものを使ってしまうと、中に隙間が生まれ、ランタンがしっかりと守られません。
外から衝撃が加わった場合、中でランタンが壊れてしまうので、ランタンがしっかりフィットするランタンケースを買いましょう。ランタンのサイズを測ってから購入すると失敗が少ないですよ。
自立安定感があるかどうかは、ランタンの中でも、特にオイルランタンのケースを選ぶ場合に必ず確認してください。
オイルランタンの場合、オイル漏れが起きてしまうと他のものにオイルがかかってしまったり、最悪の場合は引火して火事になってしまうこともあります。
外で使う際には、アスファルトのように平らなところばかりではありません。オイルランタンを使用する際は、大きな事故を防止するためにも、自立安定感のあるランタンケースを選びましょう。
ランタンケースに持ち手がついていると、非常に便利に持ち運べます。さらに、衝撃吸収性のある素材が使われているものなら、さまざまな場所で使うことができるのでおすすめです。
また、ショルダーストラップが付いていてるランタンケースであれば、持ち運びもより楽になります。アウトドアは荷物が重くなりがちなので、軽量性も兼ね備えているとさらに嬉しいですね。
ランタンケースに小物が入れられる機能がついているものであれば、ランタンの替え芯などを入れておくことができます。さらに、アウトドアで必要な小物も入れられるので、あらかじめ入れておけば準備の時間も短縮できます。
また、オイルランタンであれば、オイルを交換するときに使う軍手を入れておくとオイル交換がよりスムーズに行えます。
ハードケースシフトケースなど、ランタンケースにはさまざまな種類のものがあります。ここでは、ランタンケースの種類について紹介します。
ハードケースのメリットは、ランタン自体の形を維持する形状のため、丈夫に作られているということです。内包物を傷めにくく、外から衝撃が加わってもそう簡単には中のものは壊れません。
ハードケースのデメリットは、ランタンを取り出してケースを使わないときでも、コンパクトに収納することができない点です。頑丈なケースであるがゆえに、その形を変えることができないので、収納には場所を取ります。
シフトケースのメリットは、ランタンを取り出した後、コンパクトに収納できるというところです。ハードケースはランタンの形に作られているのでコンパクトにたためないですが、ソフトケースなら使わないときはたたんで収納できます。
シフトケースのデメリットは、ハードケースに比べると保護力が劣るということです。シフトケースは、あくまでフォームの入った布なので、外部から強い力が加わるとランタンが損傷してしまう可能性があります。
ランタンケースには、木製のものや蚊トリフター付きのものなど、さまざまな素材でできているものがあります。ここでは、ランタンケースの素材やそのその素材でできているケースのメリットについて紹介します。

樹脂製のランタンケースは、上にハンドルがあり、立て向きでランタンを運ぶことができるので、ランタンを横向きにして壊してしまうことが少なくて済むでしょう。さらに、見た目よりも意外と丈夫で、しっかりとしています。
樹脂製のケースは、特にランタン購入の際に付属ケースとしてよく用いられているようです。樹脂製のケースは、ランタンを外の衝撃から守る点では、他の素材と比較しても優れているのでおすすめです。
雰囲気のあるアンティーク調の木製のランタンケースであれば、テントの中で使ってもおしゃれなので、グランピングの際に使うのもおすすめです。さらに、木製のランタンケースの中には、メンテナンス用品や替えのマントルを入れるのに便利な引き出し付きもあります。
ランタンが倒れないように押さえる、木板の設置位置を2段階に変更することが可能な製品もあります。木製のランタンケースはアウトドアに雰囲気を持たせることができるので、おしゃれなキャンプにしたい人におすすめです。

木製のランタンケースであれば、自分で作るもともできます。自作したものであれば愛着も湧きますし、好きなデザインで作ることができるのでおすすめです。木製のランタンケースを作るときの主な材料は、桐集成材・金具・ビス・ゴム脚・塗料などです。
作るときに必要なものは、電動ドリルドライバー・のこぎり・作業台です。アウトドアで使う場合が多いのならば、使う塗料はある程度耐水性があったほうがいいでしょう。また、ランタンケースをつくるときには、ランタン固定具を使うのを忘れないようにしましょう。
ランタン固定具とは、ランタンが動かないように固定してくれる部品です。ランタンの上部と底面の2カ所を輪っかでおさえることで、ランタンが動かないように固定してくれます。

ランタンケースの中には、軽量でありながら、ガラスグローブを衝撃から守る補強版が入っているものもあります。補強版が入っているものであれば、万が一ぶつけてしまった場合でも、中のランタンを守ることができます。
さらに、ソフトタイプで折りたたみ式のランタンケースであっても、補強版が入っているものであれば耐久性が増します。折りたためて補強版も入っているものであれば、持ち運びも簡単です。
ランタンの中には、蚊トリフタ―がついているものもあります。夏のアウトドアやキャンプは、どうしても蚊に刺されやすいです。そのため、蚊トリフタ―がついているものであれば、安心してキャンプを楽しめます。
SOTO(ソト)の虫を寄せ付けないランタンは、専用のランタンケースがついてくるセットもあるので、併せて購入するのもおすすめです。
ランタンケースは、メーカーによってさまざまな特徴を持っています。メーカーごとの特徴を知っておくと、購入の際に選びやすくなります。ここではランタンケースのおすすめのメーカーを紹介します。
チャムスのランタンケースは、外からの衝撃に強く、耐久性も高いEVA樹脂を使用しているものが多いです。そのため、中にランタンを入れて少しぶつけてしまっても、ランタンは壊れないでしょう。
さらに、チャムズのランタンケースには鳥のデザインが施されているものもあるので、非常におしゃれです。ランタンのほかにもキャンプで使うものを入れられるスペースもあり、使い勝手の良さが魅力です。
コールマンのランタンケースは、持ち運びに便利な折り畳み式のケースが人気です。フルオープンファスナーのケースは、取り出しやすく使い勝手もいいです。
コールマンのランタンは、バッテリーガードシリーズや、光源がLEDとなっているものがあります。電池で動くランタンも多いので、オイルを入れたりすることなく、簡単に使うことができます。
SOTO(ソト)は、虫の寄りにくいランタンが人気です。これは、アウトドアでありがちな、ライトをつけていると虫が寄ってきてしまうという問題を防いでくれます。さらに、レギュラーランタンやプラチナランタンのようにボンベを使うランタンもあります。
ソトの虫を寄せ付けないランタン専用のケースは、小物をいれるポケットがついていて、持ち運びに便利です。
EPIは、ガスランタンが特に人気なメーカーです。EPIのガスランタンは、大光量となっているので、広範囲を照らす際にとても役立ちます。EPIのランタンケースはハードケースで、中のランタンをしっかり守ってくれます。
Booby Multi Hard Case M
衝撃に強く耐久性の高いEVA樹脂
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
チャムズのランタンケースは、衝撃に強く、耐久性の高いEVA樹脂を使用しているので、アウトドアに最適なランタンケースです。さらに、側面部分はクッション性もあり、衝撃から中身のランタンを守ってくれる心強いアイテムとなります。そして、底面には足跡をデザインしたチャムスらしいかわいらしいデザインが施されているので、気分も上がります。ミディアムサイズはランタンケースとしてや一眼レフカメラの収納としても使えます。
- メーカー
- チャムス(CHUMS)
- 商品名
- Booby Multi Hard Case M
- サイズ
- H 15 X W 29 X D 14cm
- 素材
- -
- 重量
- -
ソフトガードランタンケースL
ポリエステルを材料に作られている収納ケース
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- ロゴス(LOGOS)
- 商品名
- ソフトガードランタンケースL
- サイズ
- 幅25×奥行17×高さ35cm
- 素材
- ポリエステル
- 重量
- 950g
ジュートキャリーオールバッグ
リネン生地のランタンケース
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
リネン生地を材料に使用して作られたランタンケースなので、柔らかな風合いで通気性に優れています。さらに、大型サイズのランタンを収納して持ち運びするのにも向いています。また、手提げストラップに変えても使うことが可能なので、アウトドアの際にも持つ運びがしやすいでしょう。ケースの内側部分にはPPラミネート加工が施されているため、耐久性や防水性にも優れているケースです。
- メーカー
- Oregonian Camper
- 商品名
- ジュートキャリーオールバッグ
- サイズ
- 幅20、高さ45、マチ20、ハンドル11、ストラップ33(cm)
- 素材
- JUTE(麻)
- 重量
- -
ランタンケース
オリーブとキャメルのおしゃれな2色展開
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
このランタンケースは、アソビトというブランドの綿帆布を素材にして作られたソフトタイプのランタン収納ケースです。そして、色はオリーブとキャメルのおしゃれな2色展開となっているので、お好みの色を選んで使えます。さらに、シンプルな構造となっているので、自作ランタンケースを作りたい方に参考にしてもらいたいケースです。
- メーカー
- asobito
- 商品名
- ランタンケース
- サイズ
- 20×42×20(cm)
- 素材
- 綿帆布パラフィン加工
- 重量
- 600g
ランタンケース 八号帆布
ホヤ位置と底にはクッション材
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
帆布の産地である倉敷の帆布を使って作られているので、落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。さらに、ホヤ位置と底にはクッション材を入れているので、大事なランタンを衝撃から守ってくれます。 また、このケースは、ランタンケース以外にもギアケースとしても使うことができます。自分のリュクサックなどにカラビナで吊り下げることもできます。
- メーカー
- ランタン會
- 商品名
- ランタンケース 八号帆布
- サイズ
- )底14.5cm 高37cm 間口21cm
- 素材
- 8号帆布 綿100%
- 重量
- 147g

ランタンケースは100均のアイテムでも代用できます。使う材料は、木板45cm×15㎝ 4枚と好みの取っ手、パラコードやヒモなどです。これらは全て100均で買いそろえることができるので、安価で作ることができます。
ランタンケースは100均のアイテムでも代用できますが、どうしても売っているものよりも強度が下がるので、取扱には十分注意しましょう。
今回は、おすすめのランタンケースやランタンケースのおすすめメーカーについて紹介しました。ランタンケースでもハードケースとソフトケースがあったり、素材もさまざまです。好みのものを選んで、安全にランタンを運びましょう。
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