【完全版】おすすめの捕虫器10選｜確実に虫を捕る方法は？

季節によっては虫の活動が活発になり、家の中で虫を見かけることがあります。特に、蚊・ハエなどの飛び回る虫は厄介ですよね。寝ているときに耳元でブーンと羽音がしたり、外に出ていないのに蚊に刺されたりと、あらゆる場面でストレスを感じてしまいます。

そんな時は、効率的に殺虫できる捕虫器がおすすめです。今回は、失敗しない捕虫器の選び方について詳しくご説明します。また、電撃殺虫器との違い・捕虫器の評判・コバエ用捕虫器の自作方法についても解説します。

さらに、おすすめの捕虫器10選もご紹介するので、捕虫器が欲しいという方はぜひ参考にしてください。捕虫器って何？という方も、この記事を読んで捕虫器についてしっかりマスターしましょう。

捕虫器とは、虫を引き寄せる波長の光を発することで、カートリッジに設けられた粘着テープに虫を付着させる装置です。光の他に粘着テープに虫を引き寄せるフェロモンを塗布するなど、今ではさまざまな方法で虫をおびき寄せます。

このように、粘着テープを使って虫を退治する捕虫器ですが、虫を何匹か捕まえると粘着テープの効力が弱まるのが欠点です。そのため、強い粘着力を維持するには定期的に粘着テープを交換しなければいけません。もちろん、捕まえる虫が多いほど粘着テープを交換する頻度も増えます。

電撃殺虫器は、虫を引き寄せる光を放ち、寄ってきた虫を電撃で殺虫する装置です。2000V以上の電撃を発するので、虫を確実に退治できます。電気のみを撃退要素として使用しているため、捕虫器のように粘着テープのような消耗品を必要としません。

また、電撃殺虫器は薬剤を使用しないので空気を汚さないメリットがあります。このように、捕虫器は粘着テープで虫を退治するのに対し、電撃殺虫器は電撃で退治するのが特徴の違いです。

しかし、「虫を退治する」という用途は一緒なので、今回の記事では電撃殺虫器も捕虫器として扱います。

虫を効率良く退治できる捕虫器ですが、実際の使い心地はどうなのでしょうか。ここでは、捕虫器のレビューをいくつか見てみましょう。

今ではさまざまな捕虫器が販売されているので、その中から自分に合ったモデルを選ぶのは難しいですよね。ここからは、失敗しない捕虫器の選び方について見ていきましょう。

捕虫器には、大きく分けて吸引タイプ・シートタイプの2種類があります。それぞれどんな特徴を持つのか解説します。

吸引タイプの捕虫器は、ファンを利用して虫を吸い取る形で退治するのが特徴です。光を併用して虫をおびき寄せ、全角度から吸い取ることで高い捕獲率を実現しています。特に正確性を重視したい方におすすめです。

しかし、ファンの音が目立つのが欠点であり、夜に作動させると音が気になってストレスを感じる場合があります。今では静音設計のモデルもいくつか販売されているので、音を気にせず使いたい場合は忘れずに確認しましょう。

シートタイプの捕虫器は、虫を光りでおびき寄せて機器の中の粘着シートで捕獲するのが特徴です。吸引タイプのようにファンの動作音がせず、無音で使用できるのが魅力です。夜寝るときなど、静かな環境で使いたい方におすすめです。

しかし、シートが乾燥すると虫を捕まえられないので、屋外などの仕様には適していません。また、虫を捕獲するにつれてシートの粘着力が落ちるので、定期的なシートの交換が必要です。虫が付いたシートを捨てるだけで、お手入れが完了するのがメリットです。

捕虫器によって、どの範囲の虫まで捕まえられるかが異なります。寝室や玄関などの狭い空間であれば、20平方メートル程度の有効範囲を持つ捕虫器で十分です。リビングで使うなら、広めに30平方メートル以上あれば問題ありません。

また、業務用の場合はより有効範囲が広く、60～120平方メートルのモデルが基本になります。飲食店などで使う際は、お客さんを虫トラブルから守るために、なるべく広範囲に対応した捕虫器を選ぶのがベストです。

しかし、業務用は家庭用に比べ、サイズや重量が大きくなる傾向にあるので注意しましょう。

捕虫器は、給電方法としてACアダプター・USBの2種類があります。基本的には、主流であるACアダプター式を選んでも問題ありません。ただ、コンセントの位置によって捕虫器の設置場所を工夫しましょう。

捕虫器を置きたい場所の近くにコンセントが無い場合、USB式の捕虫器を選ぶといいです。USB式ならモバイルバッテリーなどから電力を供給できるので、設置場所を工夫する必要がありません。

コンセントが無い場合が多い屋外で使用するなら、充電して使うタイプの捕虫器もおすすめです。

家の中で過ごすことが多い方だと、捕虫器を1日中付けている場合がありますよね。そうなると電気代が高くなってしまうのでは…と不安になります。しかし、家庭用の捕虫器は5W程度の消費電力で使用できるので安心です。

また、5Wなら年中無休で付け続けていても、1ヶ月の電気代は100円程度にしかなりません。しかし、業務用だと消費電力20W以上のモデルが多くなり、1ヶ月の電気代が400円以上になる場合があるので、必要なければ家庭用を使用するのが無難です。

捕虫器はただ起動させてればいいというわけではなく、虫をある程度捕まえたらお手入れしなければいけません。吸引タイプの捕虫器の場合は、受け皿の取り外しが可能なモデルを選ぶと虫に触れずに捨てられます。

さらに、ファンが丸洗い可能だとお手入れが楽です。シートタイプの捕虫器は、シートを捨てて交換するだけなので掃除が簡単です。シートの交換頻度が少ないほどお手入れの手間が省けます。シート交換が手軽にできるかも確認しましょう。

Amazonなどのショッピングサイトでは残念ながら販売されていませんが、ニトリの捕虫器としてMMK02WH_NOとMMK02BK_NOの2種類があります。光で虫をおびき寄せてファンで吸い取るという簡単な仕組みで、薬品を使用しないので安全に使用可能です。

吸引した虫は取り外し可能な容器に溜まるため、楽に虫を処分できます。容器の丸洗いが可能なのもポイント。USB給電式なので、モバイルバッテリーがあればどこでも使用できます。値段は2,000円以下とコストが低いのも魅力ですね。

人によっては、虫を退治するだけために捕虫器を買うことに抵抗があるでしょう。そんなときは、「めんつゆトラップ」と呼ばれる捕虫器を作ってみるのがおすすめです。材料は、ペットボトル・水・めんつゆ・洗剤のみ。作り方は以下の通りです。

1. ペットボトルを3分の1の高さでカットし、ペットボトルの底が隠れるぐらいまで水を入れる
2. ペットボトルの底にめんつゆを加えて混ぜる
3. 洗剤を2～5滴入れる

作り終えたら、テーブルの上など気になるところにめんつゆトラップを設置するだけです。めんつゆがない場合は、納豆のタレやアルコールで代用しても問題ありません。

家の中で蚊やハエが飛び回るのはストレスですが、捕虫器を使えば、それらの虫を効率良く退治できます。電気代がそこまでかからないのも魅力ですね。捕虫器で虫のいない快適な生活を送りましょう。