【3ｍｍってどのくらい？】おすすめバリカン7選｜おすすめの長さも

美容室などでツーブロックスタイルにしてもらい、バリカンのセルフカットで刈り上げ部分をメンテナンスすれば、お気に入りのヘアースタイルを簡単にキープすることができます。ご自宅でお子さんのカットをするときも、とても便利ですよね。

しかしカットする長さよって、刈り上げの仕上がりの印象は全然変わってしまいます。「3ｍｍって一体どのくらい・・？」と、目指しているヘアースタイルに適した長さがわからず困ってしまう方も多いのではないでしょうか？

バリカンの中には0.5mm単位や1mm単位で長さを調節できる機種があるので、自分に合った長さを簡単に調整できます。今回はそれぞれの長さにカットしたときの印象や、ツーブロックの刈り上げに適したおすすめのバリカンを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

3mmの長さはほとんどのバリカンが対応している長さです。バリカンの3ｍｍでのカットは、地肌が見える短さになります。刈り上げスタイルでは、もみあげや襟足などの限られた部分を3mmでカットすることが多いです。

グラデーションスタイルの短い部分でも3ｍｍの長さは利用されます。広い範囲を3ｍｍでカットすると、かなりスッキリとした印象になることは間違いありません。いきなり広範囲を3ｍｍでカットする前に、もみあげや襟足の部分で3ｍｍの長さのカットを試してみることをおすすめします。

2ｍｍの長さのカットだと、地肌が見えてスッキリとした印象になります。爽やかな印象なので、特に春夏にはいいのではないでしょうか。3ｍｍ同様、グラデーションスタイルの1番短い部分にも使用できます。

ただし、2ｍｍだと刈り上げの印象がかなり強くなるので、最初はバリカンの設定を2mmより長めにしてカットし、徐々に短くして印象を確かめることをおすすめします。

ツーブロックの刈り上げ部分の長さは、短すぎず長すぎない6ｍｍくらいにすると失敗が少ないです。6ｍｍの刈り上げはスッキリとした印象になりますが、短すぎるというほどではありません。ただし、同じ6ｍｍでカットしても、髪の質・量には個人差があるので刈り上げの見え方にも個人差があります。

バリカンの中には0.5ｍｍ単位や1ｍｍ単位でカットする長さを調節できる機種もあるので、自分に合った刈り上げの長さを簡単に選ぶことができます。5ｍｍや7ｍｍも手軽に試せるのがバリカンのいいところです。

9ｍｍの刈り上げは、「刈り上げ感」が少なく自然な感じに仕上がります。夏の暑い時期には短めに、冬は長めにカットする人も多いです。夏に3～6mmでカットしているところを、秋冬に9mm前後に設定してカットすれば季節に合ったスタイリングができます。

9ｍｍは、地肌が隠れるくらいの長さなので秋冬におすすめです。自分の髪質・量に応じて8ｍｍにしたり、10ｍｍにしたりといった微調整をしてみましょう。長めの刈り上げでも、定期的にバリカンでカットすればスタイルを簡単にキープすることができます。

ソフトモヒカンスタイルは、後ろと横を短く刈り上げて頭頂部の髪を少し長めにカットするヘアスタイルです。頭頂部の長めの髪をワックスなどで立たせたり、あるいは自然に流したりといったスタイルのアレンジを楽しむことができます。後ろと横は短く刈り上げるので、すっきりとした印象です。

ソフトモヒカンのカットの長さは、頭頂部は30ｍｍくらいまでにして、後ろや横を9ｍｍから12mmくらいで刈り上げるといいでしょう。頭頂部に近いところは12mmくらいにして自然につなげて、もみあげや襟足の部分は6ｍｍ以下ですっきりさせるといいでしょう。

バリカンのセルフカットは慣れてしまえば意外と簡単ですが、初めてのセルフカットだと自分が思ったようにカットできないこともあります。しかし以下のポイントを気を付けていれば、初めてのセルフカットでも失敗しにくいです。

最初から短くカットしてしまうと後戻りはできません。「最初は長めにカットして、様子を見ながら徐々に短くする」というのがセルフカットのコツです。このカットの方法を守れば失敗を確実に減らすことができます。

なお、グラデーションをつけるために複数の長さでカットする場合は、最も長い設定でのカットから始めます。たとえば、12mmと9ｍｍの2種類の長さで刈り上げる場合は、まず12ｍｍで全体をカットして、その後で12ｍｍの部分以外を9ｍｍでカットするようにします。

バリカンのセルフカットでは、ブロッキングが非常に重要です。カットする部分としない部分をコームではっきりと分け、カットしない部分をヘアークリップなどでしっかりと止めます。ヘアークリップの代わりにヘアバンドやカチューシャを利用するのもおすすめです。

バリカンのカット自体は簡単なので、ブロッキングがしっかりとできていれば好みのヘアースタイルに仕上げることは難しくありません。バリカンのアタッチメントで髪をとらえて、下から上にカットしていきます。ブロックしている境目ではバリカンを浮かすように動かします。

※音が出ます

オランダのメーカー、PHILIPS（フィリップス）の電動バリカンは海外の電圧との互換性を備えています。機能・デザイン性もユニバーサルで、世界中のユーザーから好評。とくに自動研磨システム機能搭載モデルは使用後も刃の切れ味を保ちやすく、手入れの手間を省ける優れものです。

BRAUN（ブラウン）は電気シェーバー・電動歯ブラシなど、主に顔周りのケアアイテムで有名なメーカーです。バリカンでは高い機能性に定評があり、とくに長さを3～35mmの間で細かく調節できる点が好評。新作では2023年発売のHC5330がヒット中です。

Panasonic（パナソニック）はメンズ用・ファミリー向け・プロ向けと、大きく分けて3つのラインナップを展開するメーカーです。製品の大半が防水設計であり、風呂場で使用できるほか、手入れ時に本体を丸洗いできるメリットがあります。

モデルによっては相性のいい髪型も公開されているので、ぜひ仕様情報をチェックしましょう。

入浴中にバリカンを利用したい場合は、防水設計のタイプを選びましょう。防水タイプはバリカン全体が防水仕様のものと、刃先部分のみ防水仕様のものに分かれます。浴室で使用するなら、全体が防水仕様のものがおすすめ。防水性能を表す規格「IPX」を目安にしましょう。

髪の毛は1カ月で約1cm伸びます。3ｍｍで刈り上げても1カ月もしないうちに印象は変わってきます。伸びた部分をバリカンで刈り上げれば、カットした直後の印象を維持することができます。ツーブロックスタイルなどの刈り上げ部分のカットにバリカンは役立ちます。バリカンを活用して好みのヘアースタイルをキープしましょう。