女子におすすめのタープ10選｜女性でも簡単！初心者が一人で張れる自立式タープも

タープを上手に使っておしゃれにキャンプサイトを作れると、キャンプ上級者の感じがして素敵です。ですが、女性だけでタープを設営するのは大変そう…と思いませんか？せっかく買ったのに設営が難しいと困ってしまいます。

近年アウトドアブームとなり女性一人でもソロキャンプに出掛けて楽しむ方が増えています。そのためアウトドアメーカーから女性でも簡単に一人で張れるテントやタープが販売されていて、女性キャンパーに人気です。

ここでは女子におすすめのタープの種類や機能を解説します。タープごとの特性がわかると、自分に合ったタープを選べます。またおしゃれなデザインのタープを出しているメーカー・おすすめのタープもピックアップしたので参考にしてください。

タープは種類や素材によって特徴が異なります。そこで、タープを探し始める前にどんなシーンで使いたいか考えてみましょう。昼間メインで使うなら、遮光・遮熱・UVカット機能があると嬉しいです。夜まで使うなら、就寝時の天気の急変に備えて防水機能のあるものがおすすめです。

また、季節よっても求める機能が変わります。夏なら防虫、冬なら保温できる機能があるとと快適です。女子グループだけで使う場合や少人数で組み立てる場合は、重さや設置のしやすさも重要になります。いつ・どこで・誰と使うか考えながらタープを選ぶのがおすすめです。

ヘキサタープの「ヘキサ」とはヘキサゴン、すなわち六角形です。六角形の1枚布を2本のポールと6本のロープでで支えます。形も美しく、タープの中でもよく使われる種類なので、キャンプ場でよく見かけます。

設営も簡単で、慣れると1人でも設営できます。軽くて持ち運びしやすいのも嬉しいです。風向きや太陽の位置に合わせて高さや角度を変えるなど、さまざまな張り方ができる点も魅力的です。収納時にはコンパクトになるので、収納場所を取りません。

開放感もバツグンですが、その分寒さ対策や虫除けはできないデメリットも。また、ポールが少なく屋根が下がってくるので、有効面積が意外と狭く感じるかもしれません。

ワンタッチタープは、ワンタッチでできるくらい簡単に設営できるタープを指します。タープとフレームが一体になっていて、フレームを広げて上に持ち上げるだけで設営完了です。メーカーによっては自立式タープ・タープテント・インスタントシェードとも呼ばれ、初心者でも気軽に使える点が魅力です。

ロープを張る必要がないので設営に必要な面積が狭くて済む点も大きなメリットです。そのため海水浴や公園など、キャンプ以外のレジャーでも使えます。デメリットは幕が天井部分にしかないので風に弱い点です。

しっかりした構造ですがその分重くなるので持ち運びには不便です。風よけ・日よけになるサイドパネルがついたものもあるので用途に合わせて選びましょう。

スクリーンタープは、テントのような形をしているタープです。側面がメッシュ状になっているので、虫の侵入を防いでくれます。アウトドアは好きだけど虫は苦手な方におすすめです。側面をすべて幕で覆う「フルクローズ」対応のタープなら、保温効果があり寒い時期でも使えます。

他のタープより開放感はありませんが、その分プライベート空間が確保できます。デメリットとしては設営・撤去に時間がかる、重量が重い点が挙げられます。タープが大きい分収納サイズも大きいので、持ち運びは不便です。

また、雨・風や虫の侵入を防いでくれる代わりに通気性はあまり期待できません。真夏はタープ内に熱がこもり、暑く感じます。

自然の中でのんびり過ごすのは楽しいけど、日焼けが気になる方は多いです。UVカット加工がしてあるタープなら、紫外線を気にせずくつろげます。寒い季節でも、長時間屋外にいると意外と日焼けしてしまいます。UVカット加工のタープで手軽に紫外線を防げると嬉しいです。

UVカット率は商品によって異なりますが、中には99.9%としっかり防いでくれるものもあります。さらに遮光性のあるタープなら、強い日差しを遮ってくれるので真夏でも涼しく過ごせます。

焚き火やBBQはキャンプの醍醐味です。タープの下で火を使うなら、難燃性の素材でできたタープをおすすめします。難燃性とは「燃えにくい」を意味します。タープに使われる素材の中で難燃性があるのはコットン。コットンとポリエステルの混紡であるポリコットンにも難燃性があります。

多くのタープはポリエステル製です。ポリエステルは軽くて水に強いなどたくさんのメリットがありますが、火の粉が飛ぶと穴が空き、すぐに燃え広がってしまう危険も。難燃性なら危険は減りますが、燃えにくいだけで燃えないわけではありません。火の扱いには注意が必要です。

山の天気は変わりやすく、急に強い雨が降ってきます。多くのタープは防水加工がしてありますが、防水の程度は商品によってさまざまです。雨をしっかり防げるタープを求めるなら、耐水圧をチェックしてみましょう。

耐水圧とは、生地の中に水が染み込むのを防ぐ力を数字で表したもの。単位はmmで表します。耐水圧の数値が高いほど、防水効果も高くなります。一般的に

• 小雨程度：300〜500mm
• 通常の降水：1000〜2000mm
• 大雨：1500〜3000mm

ほどの耐水圧があれば浸水を防げると言われています。

ロゴスは「家族」をテーマにしたアウトドアの総合ブランドです。家族がアウトドアを楽しむためのものづくりにこだわっているので、使いやすさや安全性はに定評があります。かわいいデザインのグッズもたくさんあり、ネイティブアメリカンをイメージさせる「ナバホ」シリーズは特に人気です。

また、お手頃な価格帯も魅力的です。アウトドアグッズを一通り揃えるとなるとかなり高額になりますよね。初心者にとっては悩ましい問題です。ロゴスはかわいい上にリーズナブル、そして機能面も優れているので、初心者がグッズを揃えるのにぴったり。タープの種類も豊富です。

「ブービーバード」のマークがかわいいチャムスは、アメリカユタ州発のアウトドアブランドです。おしゃれなウェアやバッグが有名ですが、キャンプグッズも取り揃えています。ちなみにブービーバードはペンギンではなく、カツオドリの種類の鳥がモチーフになっています。

チャムスのキャンプグッズは、とにかくカラフルなのが特徴的。タープも赤や水色など、パッと目を引く鮮やかな色使いのものばかりです。タープやテントは落ち着いた色味のものが多いので、チャムスのタープはキャンプサイトでも目立ちます。カラフルで鮮やかなタープをお探しの方におすすめです。元気カラーでキャンプがさらに楽しくなります。

ノルディスクは1901年にデンマークで創業したアウトドア用品ブランドです。日本に上陸したのは2016年ですが、北欧らしいシンプルで美しいデザインとロゴがかわいいと注目を集め、瞬く間に人気ブランドになりました。海外ブランドならではのデザイン性とナチュラルな風合いが印象的ですが、最先端の機能素材を使用しているので機能面でも優れています。

ノルディスクのタープには、ポリコットン素材の「Kari」とポリエステル・ナイロン素材の「Voss」の2つのシリーズがあります。「Kari」は難燃性、「Voss」は耐水性と特性が違うので、目的に合わせて選べます。テントもノルディスクで揃えると、おしゃれで洗練されたキャンプサイトになります。

コールマンは、キャンプグッズに関して世界屈指の知名度を誇るメーカーです。テント・タープといった大物から食器などの小物まで、幅広いグッズを展開しています。タープもヘキサタープ・ワンタッチタープ・スクリーンタープなど多くの種類を販売しています。

コールマンの商品といえばグリーンとベージュのツートンカラーの印象が強いですが、蛍光色や「ナチュラルカモ」柄など、おしゃれなデザインのものもあります。タープの大きさやデザインなどのバリエーションも豊富です。世界中で愛されており機能面もお墨付き。タープ選びに迷ったらコールマンで探してみるのがおすすめです。

DODはユニークで遊び心のあるアウトドアグッズを製作・販売するブランドです。取扱店舗が少ない・広告を出さない代わりに、高機能な製品を求めやすい価格で販売しています。落ち着いた色味・シンプルでかっこいいデザインのグッズに、ちょこんと付いているウサギマークがかわいいです。

タープの種類も豊富に取り揃えています。「チーズタープ」や「オクラタープ」など独特のネーミングセンスも素敵です。よく見るようでどこにもない、おしゃれでちょっと個性的なタープが見つかります。公式サイトでは、商品別にタープの張り方をわかりやすく解説してくれています。

キャンプにおいて、タープはリビングの空間を作り出すものです。おしゃれで機能的なタープを使うと、キャンプがさらに楽しくなります。快適な空間づくりのためにタープにこだわってみてはいかがですか。